ヤマハ XJ6の特徴と買う・売る時のポイント
ヤマハ XJ6のエンジンの特性は、日本仕様のホンダNC750シリーズと比較した場合、排気量が少ないにも関わらずパワーはXJ6の方が大きく高回転型で扱いにくさもあります。ただしベースになったFJ6のエンジンに比べれば中低速を重視したマイルドな設定になっています。
車体が軽いので初心者でも扱い切れますが、オススメしたいのは中級車以上のライダーです。コーナーを攻めなくてもエンジンは高回転までスムーズに回るので街中を気持ち良く走る事ができます。
最近の国内仕様はマイルドすぎるエンジン設定のバイクが多く、海外モデルの逆輸入車はフルパワーの豪快なエンジンが多いです。XJ6のエンジンは排ガス規制前の国内向け大型スポーツバイクのようなバランスの良さを持っているバイクで、様々なシーンで加速をする楽しさが大きい特徴を持っています。
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
ヤマハ XJ6の特徴
車種名 | XJ6(ディバージョン) |
---|---|
メーカー | ヤマハ (YAMAHA) |
排気量 | 600cc |
エンジン形式 | 水冷4ストローク並列4気筒 / DOHC4バルブ |
燃費 | – |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段リターン式 |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
車両重量 | 211kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 57kW(78PS)/10,000rpm |
最大トルク | 59.7Nm(6.1kgm)/8,500rpm |
新車価格 | 810,000円〜 |
中古車相場 | 45万円~80万円 |
想定売却価格 | 22万円~55万円 |
ヤマハ XJ6の評価
近所の街乗り ★★★☆☆
通勤・通学 ★★☆☆☆
ツーリング ★★★★☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性 ★★★☆☆
扱いやすさ ★★★☆☆
タンデム ★★★☆☆
カスタム性 ★★★☆☆
XJ6はディバージョンシリーズの最新作。ディバージョンシリーズは国内では1991年に発売されたディバージョン400(型式名XJ400S)げ認知度が高く、当時の空冷エンジンは後にXJR400に引き継がれた経緯があります。XJ6は2009年に欧州仕様向けに輸出が開始されて従来の空冷エンジンを撤廃。FZ6の水冷エンジンをベースにチューニングした水冷エンジンを搭載しました。
XJ6はノンカウルのネイキッドモデルでSN6Nと表すケースもあります。XJ6ディバージョンはハーフカウル。2010年モデルからはフルカウルのXJ6ディバージョンFの3シリーズがラインナップされるようになりました。日本では販売店のYSPが並行輸入販売をしています。
現在国内でも人気が高いストリートファイター仕様やハーフカウル仕様で注目度が高いバイクです。国内向けに開発されたライバル車種とは違い、欧州向けに開発されているので水冷4気筒の高回転型エンジンを搭載しているので戦闘力が高いです。
エンジンは600ccでスチール製のダイヤモンドフレームを採用しているので車体は軽くて剛性が強いです。軽くてトルクもあり、ブレーキの初動がマイルドに仕上げられていて、スペックで見るよりは扱いやすく、日本の道路にフィットする設定になっています。
ヤマハ XJ6の新車値引き・カスタム
ヤマハ XJ6は、逆輸入モデルなので新車値引きはほとんど期待できません。値引き販売をしている業者よりもYSPなどの信頼できる正規店での購入をオススメします。新車値引きの目安は0円〜3万円程度で交渉の余地はほとんどありません。
カスタムに関してはアフターパーツ自体が少なく、マフラーなどの定番カスタムか汎用品を利用したカスタムが中心になります。中級者以上のライダーから選ばれるバイクで、何かしらのカスタムをして乗るオーナーが多い傾向があります。
ヤマハ XJ6の中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数 ★☆☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
シリーズの中ではディバージョンかディバージョンFが比較的タマは多いですが、逆輸入モデルの為、中古はほとんど流通していません。中古相場は高年式は新車に比べて割安感が高いです。現時点では年式による価格帯の変動が少なくなっています。
中古を探している人は高年式程割安感が高くなります。
売却を検討している人は当面は買取価格の下げ止まりが期待できるので、なるべく粘って長く乗ってから売る事もオススメできます。流通量が少ない車種ですので、査定をする場合は一部の業者ではデータが少ない事を理由に安く査定提示してくるケースもあります。なるべく複数社競合させて査定をすると良いでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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