ヤマハ V-MAXの特徴と買う・売る時のポイント
初代V-MAXの特徴であったVブーストがありました。Vブーストとは二つのキャブから一つのシリンダーに混合気を送って爆発的なパワーと加速を手にする機能です。このVブーストは2008年のフルモデルチェンジでインジェクション化した事で廃止されました。
この従来のV-MAXの目玉であった機能を補う為に電子デバイス、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)とYCC-I(ヤマハ電子制御インテーク)などの先進装備搭載。これに排気量の大型化を合わせた事で全域フルブースト並のハイパワーと爆発的な加速を確保しています。
公道における実用的な速度域での加速やそのスピードを実感できる乗り味は国産バイクトップクラスです。
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
ヤマハ V-MAXの特徴
車種名 | V-MAX |
---|---|
メーカー | ヤマハ(YAMAHA) |
排気量 | 1,679cc |
エンジン形式 | 水冷4ストロークV型4気筒/DOHC4バルブ |
燃費 | 舗装平坦路燃費(60km/h)16km |
トランスミッション形式 | 常時噛合式5段リターン式 |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
車両重量 | 311kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 111kW(151PS)/7,500rpm |
最大トルク | 148Nm(15.1kgm)/6,000rpm |
新車価格 | 2,376,000円 |
中古車相場 | 8万円〜150万円 |
想定売却価格 | 1万円~40万円 |
V-MAXの相場情報・中古販売価格の推移
2008年のフルモデルチェンジ以降が高いです。国内仕様が用意されている年式は逆車と国内で相場が異なります。一部でカスタムバイクが平均を押し上げています。
2017年の生産終了後に中古相場は上昇しています。型落ちモデルも逆車を条件に価値が高まってきています。
ヤマハ V-MAXの評価
近所の街乗り ★☆☆☆☆
通勤・通学 ★★☆☆☆
ツーリング ★★★★★
峠・サーキット ★★☆☆☆
足着き性 ★★★★☆
扱いやすさ ★☆☆☆☆
タンデム ★★★☆☆
カスタム性 ★★★☆☆
V-MAXは1985年に発売されて30周年を迎えたヤマハのロングセラーバイク。未だに20年以上古い初期モデルも根強い人気を誇ります。名前でわかる通り、V型エンジンを搭載しています。ネイキッドともアメリカンとも取れないスタイリングた特徴でドラッグレースに使用される事も多い車種です。
初代モデルの時点で当時の量産市販車世界最強の馬力。現行モデルも国内仕様の馬力規制撤廃後最大馬力を誇るバイクになっています。
V-MAXという名前負けをしない、ハイパワーを持つモンスターマシンです。
現行モデルは2008年にデビュー23年目にして初のフルモデルチェンジが行われました。完全新設計でR1の技術を応用。エンジンを1,200ccから1,700ccに大幅に排気量を増大させて輸出モデルは200馬力を誇ります。
国内モデルは2009年に19年ぶりに販売をして、規制により馬力は落ちるものの151馬力を確保して、最高速度180kmのリミッターが取り付けられています。
初代の問題点だったボディー剛性も見直されてオールアルミフレームを採用。この他52mmのフロントフォークやABSを搭載。しっかりとしたボディー剛性を確保する為に車両重量も300kmを超えて、そのハイスペックの反動として価格も大幅に値上げされました。
新車値引き・カスタムに関して
国内での新車販売はメーカーの研修を受けた者(VMAXアドバイザーと呼ばれる)が在籍し、なおかつ諸々の条件をクリアした信頼のおける店舗のみの取り扱いになっています。
実質的にはほぼ正規販売店のYSPのみに限られていて、新車を扱える店舗が少ないのが特徴です。これは、充実したアフターフォローでオーナーの満足度を上げる事を目的にしている他、販売店の判断で極端な値引きをして車種のブランドイメージの低下を防ぐ目的があります。
車で例えるとレクサスブランドのような販売方針で、値引きはほとんどありません。基本は値引きなしを覚悟しておきましょう。
カスタムに関しては現行モデルは完成度が高くてほとんどのオーナーがノーマルで乗っています。スタイリングやフォルムに魅力があるバイクでキャリアボックスを付ける人もほとんどいません。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★★☆
タマ数 ★★★☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
現行モデルは販売して9年経過しましたが、車両が高額になっている事でタマ数は少ないです。新車販売が取扱店が少なく値引きがない為、ブランド力も高く中古市場では脅威的な高値が付いています。流行に左右されない王道のバイクなので、今後も中古相場が大幅に下がる可能性は低いでしょう。
中古で手軽に狙うのであれば型落ちモデルがオススメです。先代も根強い人気を維持していますが、15年以上経過したモデルを狙えば割安感も大きいです。大事にメンテナンスして乗られている事が多い車種で、20年以上経過していても程度が良い中古がたくさんあるのが特徴です。
買い取り価格は高値で安定していて、メーカーの取り組みもあり、現行モデルは今後も非常に高い買取相場を維持する事が考えられます。型落ちモデルも買取相場は底打ち状態で安定してるので、売却時期は特に急ぐ必要はないでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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