ヤマハ FJR1300の特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ FJR1300は、国内ではマイナーな車種の位置づけですが、世界的に大ヒットしたヤマハを代表するオートバイです。

2001年に発売をして、同年の年間販売台数はヨーロッパだけで6,400台以上の販売を記録しました。欧州市場全体のバイクの新車販売台数が8万台程度ですので、歴史的な大ヒット車種になりました。

現在でもヨーロッパを中心に海外では人気が高い車種で、国内でも一部で白バイに採用されるなど多方面から高い評価を得ています。

FJR1300
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

ヤマハ FJR1300の特徴

種名 FJR1300A/AS
メーカー ヤマハ (YAMAHA)
排気量 1,297cc
エンジン形式 水冷4ストローク直列4気筒 / DOHC4バルブ
燃費 舗装平坦路燃費(60km/h)24.6km
トランスミッション形式 常時噛合式5段リターン式
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 フューエルインジェクション
フレーム形式 ダイヤモンド
車両重量 296kg
乗車定員 2名
最高出力 108kW(147PS)/8,000rpm
最大トルク 138Nm(14.1kgm)/7,000rpm
新車価格 1,512,000円(FJR1300A)/1,836,000円(FJR1300AS)
中古車相場 40万円〜145万円
想定売却価格 5万円~120万円

FJR1300(A/AS)相場情報・中古販売価格の推移

ブルさん
年式別のFJR1300の中古車販売相場を当サイト独自で調べました(2018年10月調べ)。FJR1300は年式によって値段が大きく変わりそうですが、中古車を買う場合には、40-150万円くらいになりそうです。高年式のものはイイ値段がしますね。

ブルさん
続いて中古車買取相場です。こちらも年式によって値段が大きく変わりそうですが、中古車を売る場合には、20-120万円くらいになりそうです。2010年以降の高年式のものは高い査定が期待できます。

ヤマハ FJR1300の評価

近所の街乗り  ★☆☆☆☆
通勤・通学   ★★☆☆☆
ツーリング   ★★★★★
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性    ★★☆☆☆
扱いやすさ   ★★★☆☆
タンデム    ★★★★★
カスタム性   ★★★☆☆

ヤマハ FJR1300は、2001年に発売したヤマハのフラッグシップツアラーバイクです。ほぼ毎年のようにランニングチェンジを行い、現行モデルは熟練されて完成度が高いです。日本では並行輸入のみが流通していましたが2013年に騒音対策が欧州と共通化された事を受けて、同年12月に日本仕様も発売されました。

先代のFJ伝統の空冷エンジンとは決別して、R1の技術を多数導入した水冷エンジンを搭載。148馬力を誇るモンスターマシンながら、扱いやすいマイルドな設定になっています。上級グレードのASではクラッチレバーが撤去されてアクセルの開閉に合わせて自動的にシフトチェンジを行うYCC-S(ヤマハ電子制御シフト)を搭載。

その他にも電動調整サスペンション機能をASのみ装備。全グレード共通してクルーズコントロールや電動可変式スクリーン、LEDのデュアルヘッドライトなど先進装備を惜しみなく投入されています。

国内ではホンダのゴールドウィングと比較される事が多いですが、GLシリーズのメガクルーザーとは違い、FJRは車名に「R」が付いているようにスポーツツアラータイプの最上級版の位置づけになっています。

ヤマハ FJR1300の新車値引き・カスタム

新車値引きの目安は15〜20万円程。車両本体価格を考えれば値引き枠は少ないですが、その分コストを惜しまず投入された豪華装備が多数ついてくるので、コストパフォーマンスが高いバイクだと評価できます。

格安販売業者では25万円を超える値引きをしているケースもあります。ヤマハの先進装備が詰まったフラッグシップモデルですので、メーカーや大型販売店主催で試乗会をやっているケースもあるので活用する事をオススメします。

カスタムに関しては、現行モデルは完成度が高くほとんど必要ありません。変にバランスを崩すようなカスタムはしない事をオススメします。初代では標準装備で現在はオプション設定になっているサイドボックスなどロングツアラー仕様にする純正オプションが人気です。

ヤマハ FJR1300の中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★☆
タマ数    ★★☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆

安い中古は日本仕様が発売される前のモデルです。2013年以降の日本仕様では、安い中古でも乗り出し価格で100万円ほどします。国産では数少ないスーパースポーツバイクの技術を応用した本格ツアラーバイクで、中古市場でも高く評価されています。短期売却の需要が少ないので、今後も中古のタマが増えることは考えづらいです。

中古バイク市場ではスポーツ性能が高く評価される傾向があり、スポーツ性ではFJR1300はクラストップレベルです。しかし2016年にマイナーチェンジして、先代は5速ミッションなどスペックに古さも感じます。現行の6速ミッション車に乗っている方を除いて売却時期は早めがオススメです。

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