ヤマハ BW’S125の特徴と買う・売る時のポイント

BW’S125(ビーウィズ125)はオフロードテイストの外観を特徴にしたヤマハの原付2種スクーターです。BW’Sシリーズは50cc、100cc、125ccの排気量がありましたが、50ccが2017年に日本向けモデルの生産終了になったため、現行ラインナップでは125ccモデルのみ残っています。

先代のBW’S100は人気の高い車種で、グランドアクシスの2ストエンジンを流用したパワフルな走りで人気を集めていました。BW’S125は2008年にシグナスXをベースに台湾向けに生産され、日本モデルは2016年に発売されました。

日本向けモデル以降はエンジンのほかフレームもシグナスXと全く同じです。BW’S100のトレードマークになっていた丸目2灯ライトは廃止され、フロントカウルに埋め込まれた2灯ライトにデザインを一新しています。

現行モデルの原付2種スクーターの中では稀少なスポーティーでスタイリッシュなデザインを持つモデルで、ライバルのいない個性派スクーターです。

シグナスXとの違い

BW’S125はベースモデルのシグナスXと以下の違いがあります。

・外装
・ハンドル
・ブラッシュガード
・専用メーター
・リアキャリア
・灯火類のデザイン
・専用パターンのタイヤ

オフロード向けのコンセプトを持ち、専用タイヤを装着しています。シグナスXに比べると僅かに未舗装道路や雨天時の悪路走行に強いですが、差は僅かです。スペック面では、車両重量は全く同じ119kg、シート高はシグナスXの775mmに対してBW’Sは780mmですが、足着き性に実感できる違いはありません。

購入者の大半はオフロード性能よりもスタイリングに惚れ込んで、市街地をオシャレに乗れるストリートスクーターとしての魅力に付加価値を感じています。2019年モデルの価格はBW’S125とシグナスXは同じ329,400円です。シート下収納も同じ29Lのスペースなので実用性にも大きな違いはありません。

オフロード色を強めたクロスオーバーの派生モデルは割高になることが多い中で、シグナスXと同じ価格設定にまとめた点を高く評価できます。

シグナスXと同じパワフルなスポーツ性能が魅力

BW’S125は先代のBW’S100と比べてオリジナル性が少なくなり、シグナスXのバーハンドル仕様や外装変更バージョンと称されています。エンジン、フレーム、足回りはシグナスXと全く同じです。BW’S125の国内仕様が発売したのは2016年ですが、車種の歴史以上に実績と信頼性が高い車種だと評価できます。

シグナスXはクラストップレベルのスポーツ性能を高く評価されています。トルク重視のセッティングに変更された2015年マイナーチェンジの後期モデルをベースにしていて、リアのディスクブレーキなど細部の完成度が非常に高いです。

シグナスXの旧モデルは排ガス規制の緩かった時代の恩恵もあり、歴代の125ccスクーターの中で最速と評されていて、スクーターレースで人気を集めています。BW’S100はオフロード重視のタイヤパターンと後期モデルのトルクを重視したエンジンなので、スクーターレースで使う人は少ないですが、現行モデルトップクラスのスポーツ性は健在です。

BW’S125の購入を検討している方は、シグナスXの特徴も知っておくと便利です。

ヤマハ シグナスX SRの特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ BW’S125のスペック

車種名 BW’S125 (ビーウィズ125)
メーカー YAMAHA (ヤマハ)
排気量 124cc
販売時期 2016年2月10日
エンジン形式 空冷4ストローク単気筒/SOHC4バルブ
タイプ スクーター
シート高 780mm
軸距 1,305mm
燃料タンク容量 6.5L
燃費 40.4km/L
トランスミッション形式 乾式, 遠心, シュー
クラッチ形式 Vベルト式無段変速/オートマチック
燃料供給方式 インジェクション
フレーム形式 アンダーボーン
車両重量 119kg
乗車定員 2名
最高出力 7.2kw(9.8PS) / 7,500rpm
最大トルク 9.9N・m (1.0kg・m) / 6,000rpm
新車価格 329,400円〜
中古車相場 18-25万円(2015年式)

BW’S125相場情報・中古販売価格の推移

新車販売台数が少なく、タマ数が少ないです。新車でも格安販売店なら車両価格25万円前後で買えるので、現時点で中古購入はあまりおすすめできません。

タマ数が少ない車種なので買取業者によって評価が変わりやすいです。売却する時は複数社の査定を取ることをおすすめします。

年式 中古車販売価格(万円) 想定買取相場(万円)
最安 最高 平均 最安 最高 平均
2016 13.8 25.9 19.9 2.0 13.0 7.5
2017 21.9 28.3 25.1 5.0 15.0 10.0
2018 21.9 30.5 26.2 5.0 15.0 10.0
2019 24.8 29.1 27.0 10.0 15.0 12.5

*当社独自調査(2019年7月実施)による数値です。

ヤマハ BW’S125の評価

近所の街乗り  ★★★★★
通勤・通学   ★★★★★
ツーリング   ★★☆☆☆
峠・サーキット ★★★☆☆
足着き性    ★★★★☆
扱いやすさ   ★★★★★
タンデム    ★★★☆☆
カスタム性   ★★★☆☆

バーハンドルなどカスタムテイストのスタイリングを持ちながら、シグナスXと同じ価格似設定にしている点を高く評価できます。標準装備のリアキャリアにはタンデムグリップも付いていて、シグナスXと同じ29Lのシート下収納があるので利便性の高いスクーターです。

昨今はNMAXシリーズやホンダのPCXなど、一回り大きくてラグジュアリー感のある上位モデルのスクーターが人気ですが、軽量で取り回しの良いBW’SにはNMAXとは違う魅力があります。ただし、軽量な2スト時代のBW’S100に比べて、現行の4ストインジェクションエンジンを搭載したBW’Sは重たくなったので、コンセプトであるオフロード走行の性能はイマイチです。

クロスオーバータイプのスクーターですが、ブロックタイヤを履いたミッションバイクに比べて未舗装道路での安定感はなく、シグナスXなど他のスクーターと走るのと大差はありません。つまり、性能よりもスタイリングに惚れ込めるかがBW’S125を選ぶポイントです。

BW’S100やBW’S50に比べて、2016年に発売したBW’S125は人気が伸び悩んでいます。ただ、個性的なスタイリングが特徴の車種なので、街中で走っている所をあまり見かけないことに魅力を感じます。バーハンドルのスタイリングに惚れ込んだ方はもちろん、他の人と同じようなスクーターじゃつまらないと思っている方にもオススメです。

シグナスXに比べて評価が下がるポイントは、コンパクトなメーターとバーハンドルの影響で若干ですが空気抵抗を感じやすくなることと、シンプルな構造のメーターを採用していることです。また、オフロード重視によるベルトの設定が若干違うため、カタログ燃費もシグナスXより若干劣りますが、実燃費ではほとんど差は出ません。

BW’S125の店頭在庫を持っている販売店は少ないですが、シグナスXとどちらにするか迷っている方は、両方の店頭在庫を置いている販売店に足を運ぶとよいでしょう。

ヤマハ BW’S125の新車値引き・カスタムに関して

ディーラーでの値引き相場は1〜3万円。格安販売店では5〜8万円ほどの値引きが行われています。値引き枠は姉妹車種のシグナスXとほぼ同じです。値引き枠は現在の水準で安定しているので、購入する時期によって条件の変わる要素は少ないです。

カスタムの良く似合う外観ですが、今の所はマフラーなどスポーティーなカスタムをする需要が低いです。リアキャリアが標準装備のため、リアボックスの装着率が高く、通勤など実用性を重視して購入する方が多いようです。マフラーはシグナスX用を流用できるのでアフターパーツは充実しています。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数    ★★☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆

タマ数が少なく、現時点では格安販売店の新車価格と中古価格に大きな差はありません。購入時は新車とも比較検討しましょう。20万円を切る価格で消耗品の状態が良好な中古や、リアボックス、マフラーなどのカスタム済みモデルが狙い目です。

売却価格はシグナスXとほぼ同じ水準ですが、タマ数の少ない分だけ業者によって評価の変わる要素が大きいです。少しでも高く売るためには複数社の査定をしっかり比較するようにしましょう。

スタイリングが魅力の車種なので、シグナスXやその他のスクーターに比べて外装の減点を大きく取られる可能性があります。カスタムへのプラス評価は今の所少ないですが、社外マフラー装着車は若干のプラス査定を期待できるでしょう。

おわりに

他のメーカーにはないコンセプトのスクーターなので、スタイリングに魅力を感じたら迷わずに購入してください。現行モデルはシグナスXから外装とハンドルを変えただけの簡易的な派生モデルですが、今後もこうしたスタイリングだけに差を付けた派生モデルは各メーカーでどんどん作っていってもらいたいです。

PCXやNMAXのブームによってBW’S125の注目度は低く、メディアで特集を組まれる機会も非常に少ないです。走行性能の評価はシグナスXと全く同じで、快適性や実用性もほぼ同じなので、メディアの特集で使いづらい一面もありますが、国産スクーターでは珍しいバーハンドルに別体式のフロントウィンカーの装備を安く提供しているのは凄いことです。

国内での販売台数は伸び悩んでいますが、スクーター大国の台湾では人気の高い車種です。生産国でもある台湾で人気がある限り、生産終了になる可能性は低いでしょう。(日本の排ガス規制が厳しくなった場合を除く)。

著者の中ではオススメ度の高いスクーターです。中古のタマ数が少ないのがネックですが、近くの販売店で割安な中古を見つけた時は積極的に検討してみてください。

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