TRIUMPH Tiger 800の特徴と買う・売る時のポイント

初代タイガー800は新車価格が144万9千円〜でした。現行のタイガー800XRxLOWは、電子制御装備が充実して、日本人には嬉しいローダウンシートが標準装備で147万8千円です。若干の値上げはありますが、先代よりもお得感が大幅にアップしました。

タイガー800XCxは専用コンピューターやエンジンプロテクションバー、アルミサンプガード、ラジエターガードなどを装備して、タイガー800XRよりも高次元の走りと転倒時の保護能力を持っています。タイガー800XcXの価格は167万3千円です。

それぞれのモデルに共通して19Lの大容量タンクに12Vソケット、さらにスマホやカーナビ等外部への電源供給も安定する大型ジェネレーターが付いてきます。ほかにも調整可能のシートや実用性重視の豊富な純正オプションが用意されていて、遊び心ある乗り味と実用性・快適性を兼ね備えています。

TRIUMPH タイガー800の特徴

車種名 タイガー800XRxLOW(Tiger 800XRxLOW)
メーカー トライアンフ(TRIUMPH)
発売時期 2011年〜現在
排気量 800cc
エンジン形式 水冷並列3気筒/DOHC12バルブ
燃費 32.9km(90km/h平地走行)
トランスミッション形式 6速
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射
フレーム形式 スチール製鋼管フレーム
車両重量 198kg
乗車定員 2名
最高出力 70kW(95PS)/9,250rpm
最大トルク 79Nm/7,850rpm
新車価格   1,478,000円〜
中古車相場 80万円〜120万円
想定売却価格 50万円〜90万円

TRIUMPH タイガー800の評価

タイガー800は、2011年に発売されたトライアンフ待望のアドベンチャータイプです。オンロードとオフロードを両方楽しめるマルチな走行性能が特徴です。初期モデルはオンロードに特化した「タイガー800」と、オフロードを得意にする「タイガー800XC」の2車種がありました。2015年にモデルチェンジを行い、タイガー800は「タイガー800XR」に車名変更しました。

タイガー800XR、タイガー800XCともに、上位グレードにトラクションコントロール、ABS、ライディングモード切り替え、高性能トリップコンピューター、ハンドガードを搭載した「タイガー800XRx」と「800XCx」を用意されました。2017年モデルの国内正規販売では、「タイガー800XRxLOW」(ローダウンモデルの上位グレード)と「タイガー800XCx」の2車種のラインナップになっています。姉妹車種としては1200ccエンジンを搭載したタイガーエクスプローラーも用意されています。

タイガー800シリーズは、ミドルレンジのアドベンチャータイプとしてはトップクラスの95PSのパワーがあり、トライアンフ得意の3気筒エンジンで、ライバルにはないフィーリングと低速から高速まで全域で太いトルクを持っています。車体も軽く街乗りでも扱いやすく、電子制御が充実しているので安全性が高いです。燃費性能も高く、19Lの大型タンクを装備したことで、連続航続距離は400km以上です。

悪路走破性能が高いだけではなく、街乗り、高速走行、峠のワインディングまで、なんでも楽しめる万能性があり、乗りごたえがあるバイクです。

TRIUMPH タイガー800の新車値引き・カスタムに関して

タイガー800シリーズは、人気のミドルレンジアドベンチャーバイクで新車値引きは原則ありません。しかし、オプション値引きなど5万円相当のサービスを受けられる可能性があります。

カスタムに関しては、パニアケースやスクリーンなど実用性を重視した純正オプションが人気です。社外パーツでは3気筒エンジンのサウンドを活かすためにマフラー交換の人気が高いです。アドベンチャーバイクで完成度も高いパッケージングなので、見た目や走りをパワーアップさせるカスタムの需要は低いです。

TRIUMPH タイガー800の中古バイク・買取情報

タイガー800は、ライバルの外国メーカーのアドベンチャーバイクよりも新車販売台数が少なく、中古のタマも非常に少ないです。アドベンチャーバイクのカテゴリーでは、ニッチな車種になるので、強いこだわりを持って長く乗ろうとするオーナーが多いです。

タマ数が少なく人気のカテゴリーなので中古バイク相場は高値を維持していますが、一部では割安な初期型の中古も出てきました。現行モデルの方が電子制御のパッケージングなどお得感もあるので、装備の違いや新車との差額も考慮して中古バイク選びをしましょう。

売却を検討している方は、ミドルレンジのアドベンチャーバイクの人気が高まっている今が売り時です。特にモデルチェンジ前の型は、少しずつ相場落ちが目立ってきているので、早めの売却がオススメです。

おわりに

タイガー800シリーズは、トライアンフらしいデザイン性を出しながら、おとなしくまとまったデザインに魅力を感じます。ミドルレンジで車体が軽いバイクですが、大きさ以上に迫力もあり大型バイクらしさもあります。

シリーズ車種でオンロード向けとオフロード向けの2車種を出しているのも面白く、私個人的にはオンロード向けのXRxに興味が強いです。純正マフラーはせっかくアップマフラーのスポーティーな印象なのに、サイレンサーが純正っぽさが強いデザインになっている点が残念です。スリップオンでもいいので、私が乗るならマフラーは社外品に交換したいと思います。

価格帯を考慮すると、外観の高級感が足りない印象もありますが、無駄がないストイックな感じを好む方に選ばれているバイクです。

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