SUZUKI スカイウェイブ250の特徴と買う・売る時のポイント
スカイウェイブ250は、スズキの250ccクラスビッグスクーターです。ライバルはヤマハ・マジェスティ、ホンダ・フォルツァなど、ラグジュアリー系のフルサイズビッグスクーターです。この中でスカイウェイブ250は、実用性とコストパフォーマンスを重視して選ぶ方が多いです。
落ち着いたデザインでノーマルのまま乗る方の比率が高く、学生の通学用より社会人の通勤用の人気が高いです。1998年に初代モデルが発売され、2006年にフルモデルチェンジしました。2017年9月に排ガス規制の影響で生産終了を行い、スカイウェイブ400のみバーグマン400へ車名を変えて販売しています。
マジェスティ、フォルツァ(先代)も同様に生産終了になり、ヤマハからはX-MAX、ホンダはフォルツァSiの後継車種にあたる新型フォルツァを2018年に発売しました。ライバルメーカーは、小型・軽量化によりスポーツ性能を高めたビッグスクーターに改良して、新たなビッグスクーターブームの始まる予感を感じさせています。
2018年7月現在、新型スカイウェイブ250の発売する予定はなく、当面は250ccクラスはバーグマン200のみのラインナップになる見込みです。
出典:http://www1.suzuki.co.jp/motor/
スカイウェイブ250のモデル一覧
2017年モデルは以下のグレードをラインナップしています。
タイプS
価格:658,800円
スカイウェイブ250のスタンダートモデル
タイプM
価格:734,400円
加速重視のパワーモードや7速マニュアルモード、自動的にシフトアップを行なうMTアシストモードを搭載
キーレスエントリー、リヤスポイラー&グラブバー、スライド式バッグレスなどの装備した250ccクラスの最上位グレード
タイプSS
価格:702,000円
エアロマスク、クリアテールランプ、メッキミラー、サイドスタンド、カラードメーターカバーなどカスタムスクータースタイルのスポーティーモデル
リミテッド
価格:691,200円
グリップヒーター、ナックルバイザー、大型バックレスト、ロングスクリーンを装備した快適性を重視したモデル
スズキ スカイウェイブ250のスペック
車種名 | SKYWAVE250 LIMITED (スカイウェイブ250リミテッド) |
---|---|
メーカー | SUZUKI(スズキ) |
排気量 | 249cc |
発売時期 | – |
エンジン形式 | 水冷4ストローク単気筒 / DOHC4バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値 39.0km |
トランスミッション形式 | Vベルト無段変速 |
クラッチ形式 | 自動遠心式 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | パイプアンダーボーン |
車両重量 | 218kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 19kW(26 PS) / 7,500rpm |
最大トルク | 25N・m〈2.5kgf・m〉/6,000rpm |
新車価格 | 691,200円 |
中古車相場 | 28〜35万円(2008年) |
スズキ スカイウェイブの評価
近所の街乗り ★★★★☆
通勤・通学 ★★★★★
ツーリング ★★★★☆
峠・サーキット ★★☆☆☆
足着き性 ★★★★☆
扱いやすさ ★★★★☆
タンデム ★★★★★
カスタム性 ★★★☆☆
オプションでつけるような装備も積極的にパッケージングに取り入れた、4種類の異なるグレードを用意されていたので、好みにあった仕様を選べるメリットがあります。販売台数ではライバル車種に劣りますが、オーナーレビューの評価はホンダ、ヤマハのビッグスクーターに負けていません。
耐久性やシート下収納など実用性はクラストップです。近年は軽量化して旋回性を高めたビッグスクーターがトレンドになっていますが、スカイウェイブ250はゆったりとしたシートをはじめ高い居住性を確保しています。重量は乗っていけば慣れますし、値引きを含めればライバル車種よりも割安に変えるのも大きな魅力です。
今後、400ccクラスのようにバーグマンとして復活する予定は出ていません。当面は200ccのバーグマン200がスズキのミドルクラススクーターを牽引していくでしょう。貴重な250ccクラスでモデル末期にも関わらず、最後まで4つのグレードを販売した点にスズキの信念を感じられました。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★☆☆☆
タマ数 ★★★★☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
中古市場では2006年以前の初代モデルは、ほとんど値段がつかなくなっています。フルモデルチェンジ以降のモデルは底堅い人気を維持しています。高年式のビッグスクーターのタマが少なくなっていることや、スズキの耐久性の良さがモデルチェンジ以降の中古価格で現れています。
グレードによって特性やスタイリングが変わるので、自分の気に入ったモデルを中古で探しましょう。カスタムの需要もありますが、中古で買うなら最初からカスタム済みの中古を買った方が割安です。
当面は250ccクラスのビッグスクーターを投入する予定は出ていないので、買取価格は高年式を条件に底堅く推移しそうです。排ガス規制をクリアした新型が発売されれば、2代目のスカイウェイブ250は価値の下がる可能性があります。売却を検討している方は、新型情報も併せてチェックしておくと最適な売り時を逃しません。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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