イントルーダークラシック400の特徴と買う・売る時のポイント
イントルーダーシリーズは第5世代に区分されていますが、最新にあたる第5世代はブルーバード(日本仕様1,500cc、国外仕様1,800cc)になっています。
400ccクラスはインフェクション化以外は、ほとんどデビューから変更がなく、イントルーダーシリーズで見れば比較的新しい車種にあたります。
流行に左右されないスタンダートなアメリカンバイクなので今後も大きな変更もなく新車販売が継続されていく事が予想されます。イントルーダークラシック400の最大の魅力はクラス最大の大きさと重厚感になります。
しかしそのため、免許を取ったばかりの初心者の人や、小柄な人や女性にはあまりオススメできない、400ccクラスの中でもハードルの高い車種とも言えます。
スズキ イントルーダークラシック400の特徴
車種名 | イントルーダークラシック400 |
---|---|
メーカー | スズキ(SUZUKI) |
排気量 | 399cc |
エンジン形式 | 空冷4ストロークV型2気筒 / SOHC4バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値33.0km |
トランスミッション形式 | 常噛5段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
車両重量 | 275kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 24kW(33PS)/8,000rpm |
最大トルク | 33Nm(3.4kgm)/6,000rpm |
新車価格 | 853,200円〜 |
中古車相場 | 10万円〜60万円 |
想定売却価格 | 3万円~40万円 |
イントルーダークラシック400の評価

イントルーダーはスズキのアメリカンシリーズ。1980年代からの歴史がある車種で第1世代〜第5世代に区分されています。イントルーダークラシック400は2001年に発売された第4世代にあたるバイクです。シリーズ初の400ccのアメリカンです。
クラシックはグレードではなく400ccクラスの名称になっていて、標準とキャストホイール仕様(約3万円割高)の2グレードが用意されています。
バイク乗りの間では、「インクラ」と略して呼ぶ動きがあり、キャストホイール仕様は「インクラキャスト」と呼びます。中免で乗れるアメリカンの中でも最も大きいモデルで、ライバルのドラッグスター400よりも車両重量が重いです。
免許の都合で、400cc以下で少しでも大きく迫力があるアメリカンを求めている人にオススメです。
フレームは2006年に生産終了になったイントルーダー800と共通になっていて、見た目は750ccクラス同等の車格を持っています。2008年11月にインジェクション化によってマイナーチェンジがされましたが、外観の変更はエアクリーナーカバーの形状変更のみです。
2016年モデルをもって、イントルーダーシリーズをはじめ、スズキのアメリカンバイクは全て生産終了になりました。一部の在庫をもって新車購入はできなくなります。
新車値引き・カスタムに関して
400ccクラスの中でも定価が高い車種です。型も古く新車値引きも大きかった車種です。値引き相場は15万円~20万円でした。現在は生産終了になり、在庫も全国で残りわずかとなっております。新車購入を希望の場合は、値引き額よりも早めに在庫を押さえることを優先させましょう。
カスタムでも人気が高い車種です。スカチューンやロングフロントフォークなどの大掛かりなカスタムをする人は比較的少ないですが、アフターパーツも充実していて、カスタマイズ性が高いバイクです。イントルーダー伝統のV型2気筒エンジンを搭載しているので、マフラーの交換がオススメです。
中古バイク・買取情報

車格が大きいバイクで魅力が高いので人気はありますが、重たく扱いにくいバイクなのでリタイヤして代替えや手放す人も多いバイクです。こうした玄人向けのスペックになっている事から中古相場は定価と比較してみると若干安めです。
ただ、クラシックスタイルでデビューから大きな変更もしていない車種なので、中古相場は安定していて、今後も値崩れを起こすリスクが少ないです。
年式よりも、走行距離を中心にしたバイクの程度やカスタムなどが中古価格にダイレクトに反映されている傾向があります。
売却を検討している人は、仮に屋外放置をしているならすぐに売る事が必要です。綺麗な状態をキープできるのであれば、売却時期を遅らせても買取価格はほとんど変わりません。
中古購入を検討している人は、バイクの状態を見極める事が必要な車種で、安い価格で店頭に並んでいるバイクは警戒する事も必要です。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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