スズキ GSX650Fの特徴と買う・売る時のポイント
GSX-Fシリーズはスズキのフルカウルツアラーバイクです。1988年に登場して、国内でも250cc、400cc、600cc、750cc、1100ccを発売されていました。国内モデルは基本的にGSX-Rシリーズをベースにエンジンをマイルドな設定にしてバーハンドルを組み合わせた派生モデルです。
250cc、400ccは90年代に生産終了になり、600cc、1100ccも2000年代より海外生産に移行されて、その後生産終了しました。GSX650Fは2008年に海外向けに発売したモデルで、従来のGSX-Fシリーズとは異なり、バンディット650をベースにしたツアラーモデルです。
バンディットにGSXシリーズらしいカウリングを組み合わせているので、GSX-Rシリーズをベースにした従来のモデルよりも扱いやすいです。GSX650Fは2008年に海外モデルとして発売し、2008年モデルと2009年モデルの2種類を用意。2009年モデルは2011年まで継続販売され、現在は生産中止の廃盤モデルになっています。
ここでは、スズキ(SUZUKI)GSX650Fの特徴や買取相場を紹介します。
GSX650Fの特徴まとめと買取相場
車種名 | GSX650F |
---|---|
メーカー | SUZUKI (スズキ) |
排気量 | 656cc |
販売時期 | 2008年-2011年 |
エンジン形式 | 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ |
燃費 | – |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | スチール製ダブルクレードル |
車両重量 | 241kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 84PS/10,500rpm |
最大トルク | – |
新車価格 | – |
中古車相場 | – |
GSX650Fの特徴
GSX650Fはスズキのオールラウンドなスポーツツーリング車です。また北米やオーストラリア、ニュージーランドなどで販売されており、日本では逆輸入という形で入手することになります。
GSX650Fはバンディット650をベースに、GSX-Rタイプのフルカウルを装備しています。スーパースポーツ風の外見ですが、アップライトなポジションや790mmの低いシート高など、街乗りや長距離ツーリングも快適です。
スズキ GSX650Fの評価
近所の街乗り ★★☆☆☆
通勤・通学 ★★★☆☆
ツーリング ★★★★★
峠・サーキット ★★★☆☆
足着き性 ★★★☆☆
扱いやすさ ★★★★☆
タンデム ★★★★☆
カスタム性 ★★★☆☆
650ccクラスは海外で人気のカテゴリーで、国産メーカーではカワサキのZ650、ホンダのCB650Fなどが国内モデルの販売しています。GSX650Fはストリートファイター仕様に開発したライバル車種とは違い、エンジンや足回りはバンディット650をそのまま流用。カウルはGSXシリーズのデザインを強く意識した内容です。
ネイキッドをスポーツバイク仕様にした流用カスタムのようなスタイリングが魅力です。国内販売はしていないので流通量は少ないですが、コアなスズキファンから高く評価されています。2008年に発売し、ベース車両は2004年発売のバンディット650です。
構造の古いため、国内正規販売しているライバル車種に比べると車体の重さがネックになります。どっしりした車体でゆったりツーリングをしたい方で、スポーツバイクのようなカウリングの好きな方にオススメです。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数 ☆☆☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
国内の流通量は少ない車種で2018年7月現在、Goo-Bike、BikeBrossなど、主要な中古バイク情報サービスに登録はありませんでした。ベースになったバンディット650は国内販売されていたにも関わらず、中古のタマはほとんどありません。
国内では650ccの中途半端な排気量から、コアなファンしか購入しなかった車種です。生産期間中の販売台数が少なかったことに加えて、マイナーな車種を好んで乗っているオーナーが多いので手放すケースが少ないです。今から購入するのは非常に難しい車種です。
売却する際は相場情報が少ないので業者によって評価が大きく変わってきます。既存オーナーは大事に乗っている車種ですが、中古で探している人は少ないので大型のミドルクラスツアラーバイクとほぼ同等の価格帯の評価になるでしょう。
他の人と同じ車種になるのは嫌など、こだわりがなければ現行モデルのZ650やCB650Fなど国内モデルのある車種をオススメします。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
どのバイク買取業者に売るかお悩みの方へ
- 厳選の1社に買取依頼するなら「バイク王」がおすすめ
- バイクをなるべく高く、でもできるだけ手間をかけずに売却するには、面倒な手続きを代行してくれる「バイク買取業者」を利用するのがポイントです。バイク王は当サイト人気No.1。
『バイク王』の公式ホームページはこちら - 一括査定でじっくり売り先を探す
- 手間と時間をかけても一円でも高く売りたい方は、複数社の査定を受けるのもいいですよ。
『バイク比較.com』で一括無料査定はこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ
- SUZUKIのバイクの特徴や買取相場
- SUZUKIのバイクの特徴や買取相場を、車種別に多数紹介しています。
SUZUKIのバイクの特徴や買取相場 - バイクの最新ニュース
- バイクの試乗会参加レポート、新型モデル情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの新型情報ニュース - バイクを売るコツ
- バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら - どの買取業者に売るかお悩みの方へ
- どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。
みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介