スズキ 隼(GSX1300R)の特徴や買う・売る時のポイント

スズキ 隼(GSX1300R)の197馬力は決して素人が公道で扱いきれるパワーではありません。それでもパワーを使い切る事は関係なく、男ならハイパワー、最高速の肩書、大衆車最速などの称号はロマンが詰まっています。

また、GSX-1000Rをはじめとしたリッタークラスのスーパースポーツに比べれば扱いやすく、アクセルをゆっくり開ければスペックからは想像がつかないくらい扱いやすいです。もちろんアクセルをしっかり開ければ、他の車種では味わえない驚愕の加速を体感できます。

ピュアスポーツではないので、サーキットでタイムを出す事は得意ではありませんが、ツーリングから、峠のワインディング、一般道の大通り中心の街乗りなど、どのような使い方をしても、それなりに扱い切れる万能性が魅力です。

hayabusa
出典:http://www1.suzuki.co.jp/motor/

スズキ 隼(GSX1300R)の特徴

車種名 隼(HAYABUSA, GSX1300R)
メーカー スズキ(SUZUKI)
排気量 1,339cc
エンジン形式 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ
燃費 国土交通省届出値28.0km
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
燃料供給方式 フューエルインジェクション
フレーム形式 ダイヤモンド
車両重量 266kg
乗車定員 2名
最高出力 145kW(197PS)/9,500rpm
最大トルク 155Nm(15.8kgm)/7,200rpm
新車価格   1,609,200円
中古車相場 45万円〜120万円
想定売却価格 20万円~90万円

隼の相場情報・中古販売価格の推移

一部の年式でロンスイ仕様のカスタムバイクが平均値を押し上げています。高額なカスタムバイクのタマ数が半年前から減少しました。

全体的にノーマル車両の中古相場が下落している印象を受けます。新型開発の噂もあるので、型式を問わず売却時期は早めがおすすめです。高額なカスタムバイクは将来的にも高額売却を期待できるでしょう。

■年式別の隼の相場情報・中古販売価格の推移

年式 調査年月 販売件数(件) 販売価格(万円) 想定買取相場
~49.9万円 50万円~ 60万円~ 70万円~ 80万円~ 100万円~ 最安 最高
1999年式 19年09月 0 1 2       52.8 158.0 15~40万円
2000年式 19年09月 5 5 4       35.0 450.0 15~40万円
2001年式 19年09月 5 3 4       39.8 77.7 15~43万円
2002年式 19年09月 5 3 5       42.8 168.0 18~45万円
2003年式 19年09月 3 2 2       42.4 72.8 18~50万円
2004年式 19年09月   6 1 0 0   39.8 63.7 18~50万円
2005年式 19年09月   5 2 2 0   47.0 72.0 20~55万円
2006年式 19年09月 6 4 5 0   52.0 79.9 20~55万円
2007年式 19年09月   0 2 1 3   61.9 108.0 30~60万円
2008年式 19年09月 0 4 11 3 72.8 145.0 45~85万円
2009年式 19年09月 1 3 3 4 69.8 135.0 45~85万円
2010年式 19年09月 0 3 5 3 76.8 113.2 50~85万円
2011年式 19年09月 0 0 6 6 89.6 169.9 55~85万円
2012年式 19年09月 0 0 3 8 89.8 129.7 55~90万円
2013年式 19年09月 0 1 2 11 79.8 135.8 55~85万円
2014年式 19年09月 0 0 1 20 99.8 142.9 55~100万円
2015年式 19年09月 0 1 11 89.8 127.9 55~100万円
2016年式 19年09月 0 0 14 112.0 132.8 70~105万円
2017年式 19年09月 0 6 109.0 144.9 75~105万円
2018年式 19年09月 0 8 131.7 158.0 100~130万円
2019年式 19年09月 0 1 129.6 129.6 100~130万円

■年式別の隼のピックアップ中古車情報

年式 調査年月 ピックアップ中古情報1 ピックアップ中古情報2
1999年式 19年09月 距離不明、軽カスタム、52.8万円 距離1.6万km、軽カスタム、52.8万円
2000年式 19年09月 距離不明、社外マフラー、35.0万円 距離3.3万km、ノーマル、59.0万円
2001年式 19年09月 距離1.5万km、社外マフラー、44.0万円 距離7.0万km、ロンスイ仕様、77.7万円
2002年式 19年09月 距離3.9万km、ノーマル、42.8万円 距離3.3万km、社外マフラー、63.8万円
2003年式 19年09月 距離4.5万km、社外マフラー、45.8万円 距離1.7万km、軽カスタム、72.8万円
2004年式 19年09月 距離5.9万km、軽カスタム、39.8万円 距離2.1万km、社外マフラー、59.8万円
2005年式 19年09月 距離1.9万km、社外マフラー、47.0万円 距離1.7万km、ノーマル、64.9万円
2006年式 19年09月 距離3.1万km、社外マフラー、61.9万円 距離2.9万km、社外マフラー、79.9万円
2007年式 19年09月 距離3.5万km、軽カスタム、69.8万円 距離1.3万km、社外マフラー、80.7万円
2008年式 19年09月 距離4.9万km、社外マフラー、72.8万円 距離0.6万km、軽カスタム、103.8万円
2009年式 19年09月 距離2.4万km、社外マフラー、84.9万円 距離1.3万km、ノーマル、96.8万円
2010年式 19年09月 距離2.5万km、ノーマル、76.8万円 距離1.8万km、ノーマル、109万円
2011年式 19年09月 距離2.9万km、社外マフラー、89.6万円 距離0.9万km、ノーマル、107.9万円
2012年式 19年09月 距離1.9万km、ノーマル、91.8万円 距離2.6万km、社外マフラー、108.0万円
2013年式 19年09月 距離4.2万km、社外マフラー、79.8万円 距離0.6万km、ノーマル、117.9万円
2014年式 19年09月 距離1.1万km、ノーマル、109.0万円 距離1.0万km、社外マフラー、135.9万円
2015年式 19年09月 距離3.6万km、ノーマル、89.8万円 距離1.0万km、社外マフラー、118.0万円
2016年式 19年09月 距離1.8万km、ノーマル、112.0万円 距離0.6万km、社外マフラー、132.8万円
2017年式 19年09月 距離0.6万km、ノーマル、109.8万円 距離0.4万km、社外マフラー、124.8万円
2018年式 19年09月 距離0.3万km、軽カスタム、131.7万円 距離100km、ノーマル、158.0万円
2019年式 19年09月 距離247km、ノーマル、129.6万円  

スズキ 隼(GSX1300R)の評価

近所の街乗り  ★☆☆☆☆
通勤・通学   ★★☆☆☆
ツーリング   ★★★★★
峠・サーキット ★★★☆☆
足着き性    ★★★☆☆
扱いやすさ   ★★☆☆☆
タンデム    ★★★☆☆
カスタム性   ★★★☆☆

スズキ 隼(GSX1300R)は、メガスポーツを代表するモデル。初代は1999年に発売。楽に時速300kmオーバーできるハイパワーで大きな注目を集めました。当初はGSX1300R HAYABUSAの名称でしたが、現在は日本仕様や隼の名称がついています。

現在も初代モデルの名残でテールカウルにはGSX1300Rのロゴが入っています。

特徴は直線での加速と最高速。2007年にフルモデルチェンジをして排気量を1,339ccに拡大しパワーを脅威の197PS。ギア1速でも時速120km以上が可能。最高速はメーカー発表で333.95kmです。

当初は騒音規制の問題で国内の正規仕様が発売できませんでしたが平成26年より騒音規制が欧州と同等になった事から2014年モデルより正規販売が可能になりました。

スペックは2013年の欧州モデルと同じ。日本仕様の車名は「隼」に変更されました。なお現行車より日本向け仕様モデルにETCが国内二輪車としては初めて標準で搭載されました。

新車値引き・カスタムに関して

2013年モデルまでの逆車専用から国内正規仕様が発売された事で新車値引きの枠も広がりました。お店によっては人気車種という事で値引きを引き締めるケースもありますが、最低限の値引き目安で10万円。目標値引きは15万円に設定しましょう。

今後イヤーモデルの型落ちモデルが出てくると新車値引きでも20万円を超える値引きがされる可能性があります。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数    ★★★★☆
カスタム比率 ★★★☆☆

隼は初代から長年中古市場で絶大な人気を維持してきた車種です。しかし、ここ数年で低年式を中心に中古市場での値崩れが目立ちます。その要因はスーパースポーツの性能向上で、リッタークラスSSでも200馬力オーバーの車種が出てきたことです。

最近では、スーパースポーツへの代替も多く、中古のタマ数が増加傾向です。初代でも最高時速300kmオーバーのハイパワーは健在なので、サーキットや峠のワインディングではなく、ゆとりあるパワーで高速走行したい方は中古が狙い目です。

売却を検討している方は、少しでも早めに行動した方が査定が有利です。

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