スズキ バンディット1250S ABSの特徴と買う・売る時のポイント
スズキ バンディット1250は、油冷エンジンから水冷エンジンに変更になり、車名も「バンディット1200」からバンディット「1250」に変更になりました。これだけを見ると排気量が50cc拡大したように感じますが、先代の排気量は1,156ccだったので実質98cc排気量が増えています。
油冷エンジンの特性は、乗り味に個性が強い他、マフラーやキャブセッティングをイジると簡単にパワーアップに繋がる事です。ノーマルでロングツーリングや適度なワインディングを楽しみたい人は、故障リスクも少ない水冷エンジンの現行モデルがオススメです。
出典:http://www1.suzuki.co.jp/motor/
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スズキ バンディット1250S ABSの特徴
車種名 | バンディット1250S ABS |
---|---|
メーカー | スズキ(SUZUKI) |
排気量 | 1,254cc |
エンジン形式 | 水冷4ストローク直列4気筒 / DOHC4バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値27.0km |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
車両重量 | 252kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 74kW(100PS)/7,500rpm |
最大トルク | 107Nm(10.9kgm)/3,500rpm |
新車価格 | 1,112,400円 |
中古車相場 | 30万円〜80万円 |
想定売却価格 | 8万円~50万円 |
スズキ バンディット1250S ABSの評価
近所の街乗り ★★☆☆☆
通勤・通学 ★★☆☆☆
ツーリング ★★★★☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性 ★★★☆☆
扱いやすさ ★★☆☆☆
タンデム ★★★☆☆
カスタム性 ★★★☆☆
バンディットはスズキを代表するシリーズ化されていたバイク。かつては400ccや250ccでシリーズ化されていました。2007年まではスズキ伝統の油冷エンジンを搭載したバンディット1200/Sが販売されていましたが、2007年に排ガス規制の影響もあり、外観をそのままに水冷エンジンを搭載したバンディット1250Sが発売されました。
2010年からはGSXーRシリーズの外観を取り入れたフルカウルのバンディット1250Fが登場しました。1250シリーズは共通してABSが標準装備されています。コアなススキファンからは評価が高い車種でしたが、2016年にバンディット1250シリーズ全てが生産終了になりました。
最大の特徴は、まるでアメリカンバイクのような低い回転数で最大トルクを発生させるエンジン設定。パワーも100馬力あるので、中低速と高速域で違った乗り味を味わえます。スズキの大型バイクはジャジャ馬というイメージもありますが、水冷エンジン搭載後のバンディット1250はトルクが太いにも関わらず発進時はスムーズに加速していくので扱いやすいです。
それでもホンダやヤマハの優等生のライバルなどと比較すれば、個性が強い乗り味で歴代のスズキファンも満足できる仕上がりです。現在はノンカウルのネイキッド仕様はありませんが、CB1300SFやXJR1300、ZRX1200などと比較される事が多いバイクです。エンジン特性の違いだけではなく、リアサスペンションがモノサスを搭載しているのも特徴でスポーツ性能も高いです。
スズキ バンディット1250S ABSの新車値引き・カスタム
スズキの中でも値引きね積極的なバイクでした。生産終了になった現在も新車在庫は残っていて、20万円前後の値引きが相場になっています。
以前の油冷モデルのバンディットは給排気系のカスタムが人気でしたが、水冷エンジンになってからはマフラーを変える程度のカスタムに抑えている人が多いです。
一部のユーザーはバックステップにハイグリップタイヤを履いて、峠仕様にして楽しんでいる人もいます。
スズキ バンディット1250S ABSの中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★☆☆☆
タマ数 ★★★☆☆
カスタム比率 ★★★☆☆
バンディットシリーズは昔から、中古市場では不人気車として有名なバイクでした。好き嫌いが分かれる個性が強いフィーリングで初心者に敬遠されている事が要因です。バンディットを新車で購入している人はリセールバリューを期待している人はほとんどいないでしょう。現行モデルは故障リスクが少なく、乗り味もマイルドになっています。中古で割安感が高いリッターバイクをお探しの方には狙い目になる車種です。カスタムや油冷エンジンにこだわりがなければ1250ccモデルの現行を選ぶようにしましょう。
売却を検討している人は、既に相場は底打ち状態ですので、時期は気にせずに考えて問題ありません。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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