KYMCO Racing S125の特徴や買う・売る時のポイント

Racing S125はキムコの売れ筋原付2種スクーターです。昔から人気のあるモデルで、2016年のフルモデルチェンジでフレームと足回りを一刷して大幅にパワーアップしました。国産バイクと同等のパワー、コーナリング性能を誇り、故障リスクも少ないです。

ライバルはヤマハのシグナスX SRです。同等の評価を得る高い走行性能で、台湾メーカーならではのリーズナブルな価格帯に抑えています。(シグナスX SRメーカー小売価格:318,600円、Racing S125メーカー小売価格:277,560円)。

デュアルヘッドライトのスポーティーなスタイリングで、細部の質感も国産バイクと大差はありません。ボディ剛性や重心の最適化に力を入れて改良したので、街乗りや通勤・通学で乗るときも思い通りに扱えて快適に走れます。

ブレーキはハイパフォーマンスタイプに変更していて、国産のエントリーモデルのスクーターと同等の価格で、本格スポーティーモデルを購入できる割安なパッケージングです。


出典:http://www.kymcojp.com/index.html

KYMCO Racing S125のスペック

車種名 Racing S125
メーカー KYMCO(キムコ)
排気量 124.8cc
発売時期
エンジン形式 空冷4ストローク単気筒 / OHC4バルブ
燃費
トランスミッション形式 CVT
クラッチ形式
燃料供給方式 フューエルインジェクション(KEIHIN製)
フレーム形式 アンダーボーン(ハイドロフォーミングフレーム)
車両重量 131kg
乗車定員 2名
最高出力 7.9kw(11PS)/7,500rpm
最大トルク 10.4Nm(1.04kgf-m)/7,500rpm
新車価格 277,560円
中古車相場 20万円〜23万円(2018年式)

KYMCO Racing S125の評価

近所の街乗り  ★★★★★
通勤・通学   ★★★★★
ツーリング   ★☆☆☆☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性    ★★★★☆
扱いやすさ   ★★★★★
タンデム    ★★★☆☆
カスタム性   ★★★★☆

Racing125シリーズはスクーター大国の台湾のスクーターレースでは定番車種です。日本でいうシグナスX SRのような存在で、日本のスクーターレースでも一部でRacingS125で参戦している人がいます。まるち杯(国内の有名なスクーターレース)のリザルトを見ても、シグナスX SRと同等のタイムを出しています。

国産を凌ぐ超高剛性フレームを採用しているので、振動が少なく走りに安定感があってバンク角を出せるので、スポーツ走行しない場合でも軽快に走れるメリットがあります。

スタイリングは高級感があり、シート下スペースはXLのフルフェイスを入れて小物収納スペースを大きく残せます。USB電源ソケット、フルデジタルLEDメーターなど快適装備も充実していて実用性の高いスクーターです。オーナーレビューを見ても現行モデルはほとんど故障リスクはないようです。

国産より安い理由で購入する方だけではなく、価格を差し置いてバイク自体に国産以上の魅力を感じて購入する方もいます。シグナスX SRをはじめ、リード125、新発売したスズキのSWISHを購入検討している方も是非候補に入れて比較してみてください。

KYMCO Racing S125の新車値引き・カスタムに関して

通常値引きの目安は2〜3万円です。長期在庫や販売店のキャンペーンによっては3万円以上の値引きの出た事例もあります。店頭在庫を用意している販売店も多数あるので、まずは現車確認できる業者を探すとよいでしょう。

レース需要のあるモデルでカスタム需要の高い車種です。国内でもアフターパーツは充実しています。2016年のモデルチェンジ以降、国内での販売台数は増えているので今後もパーツは充実していくでしょう。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★☆
タマ数    ★☆☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆

2016年のモデルチェンジ以降のモデルは発売から2年ほどなのでタマ数は少ないです。もう1〜2年待てば中古のタマ数は増えています。型落ちのRacing125Fiなら安く買えますが、性能の進化を考えると現行モデルを狙いたい車種です。

現在は新古車中心なのでカスタム比率は低いですが、タマ数の増加とともにカスタム済の中古も増えていくでしょう。

おわりに

走りや機能性、ランニングコストの全てで国産バイクと同等以上の評価を得ています。価格も安くて新車値引きもあるのでお得なパッケージングです。故障リスクも少なく、スクーターの中では当サイトでもっともオススメできる海外メーカーのバイクです。

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