KTM 690DUKEの特徴と買う・売る時のポイント
最近はヤマハのMT-07のヒットなど、軽量ボディーで街乗りでも扱いやすい大型バイクが人気です。そんな中、KTM 690DUKEはライバルを圧倒する軽量ボディーが特徴で走行性能も高いです。足回りには前後WP製サスペンションを採用するなど、パッケージングも豪華で、スポーティーな外観を高く評価できます。
外車は高いといった昔ながらのイメージや、単気筒は遅いといった国産バイクの傾向を悪く捉えて、軽量の大型バイクを購入する人でも、690DUKEを候補に入れない人が多いことを残念に思います。「オレンジキャラバン」というメーカー主催の試乗会を全国で開催しているので、これから軽量の大型バイクを購入予定の方は一度690DUKEに試乗してみてください。
現行モデルのDUKEは故障も少なく、パーツ代も安いため、国産バイクと維持費がそれほど変わりません。購入予算の問題さえクリアできれば気軽に保有できます。
KTM 690DUKEの特徴
車種名 | 690DUKE |
---|---|
メーカー | KTM |
発売時期 | 2008年~現在 |
排気量 | 690cc |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
燃費 | – |
トランスミッション形式 | 6速 |
クラッチ形式 | 湿式多板(APTCスリッパークラッチ油圧操作式) |
燃料供給方式 | インジェクションKEIHIN EFI(THROTTLE BODY 50 ㎜) |
フレーム形式 | クロームモリブデン鋼トレリスフレーム(パウダーコート) |
車両重量 | 148.5kg(乾燥重量) |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 54kW(73PS)/8,000rpm |
最大トルク | 74Nm/6,500rpm |
新車価格 | 960,000円~ |
中古車相場 | 55万円~90万円 |
想定売却価格 | 30万円~58万円 |
KTM 690DUKEの評価
DUKEシリーズはKTMの売れ筋車種に成長しましたが、もともとKTMはオフロードバイク専門メーカーでした。DUKEの歴史は古く、1994年発売の620DUKEから始まっています。2011年モデルまでのDUKEは、ネイキッドバイクではなくモタードバイクの位置付けでした。2012年のフルモデルチェンジから現在のロードスポーツ型に全面改良され、日本国内でのKTM人気の火付け役になりました。
690DUKEとしては2008年からの歴史がありますが、2012年フルモデルチェンジ以前のモデルは現行とは全く別のモタードバイクです。2016年にはマイナーチェンジを行い、エンジンを改良しさらに万能性が高いバイクになりました。
690DUKEは690cc単気筒エンジンと軽量ボディーを組み合わせたスポーツ性能が高いバイクです。国産のビッグシングルではヤマハのSR400が有名ですが、690DUKEはエンジンレスポンスが高く、SRとは全く違う性格です。スムーズに回るシングルエンジンは車体を軽くできるメリットもあり、KTMの代名詞でもある軽量トレスフレームを併せることで軽快な走りを実現しています。
排気量に余裕があるので高速走行の適正も高く、街乗りから高速ツーリング、サーキットのスポーツ走行まで楽しめる万能性が特徴です。上位モデルでは、足回りに豪華装備を多数投入した690DUKE Rがあります。
KTM 690DUKEの新車値引き・カスタムに関して
690DUKEの値引きは販売店によって対応が異なります。5万円前後の値引きをしてくれるところもあれば、2016年にモデルチェンジしたことを理由に、一切値引きに応じてもらえないケースもあります。毎年イヤーモデルの変わり際に在庫のセール販売をしている傾向があります。型落ちになるタイミングでは、10万円前後の値引きや、マフラーなどの高価オプションのプレゼントが期待できます。車両値引きがなくても、新車購入と同時でオプション取り付け工賃の割引サービスを行っています。
カスタムはスポーティーな単気筒エンジンの魅力を出すためにマフラー交換の需要が高いです。そのほか、ヘッドライトまわりやハンドルまわりのカスタムが人気です。
KTM 690DUKEの中古バイク・買取情報
人気のDUKEシリーズで単気筒エンジン最大排気量バイクなので、中古バイク市場でも高値で流通しています。2016年のモデルチェンジを受けて、それ以前のモデルは中古相場が下がっていく可能性があります。売却を検討している方は、タマ数も比較的少ないうちが売り時です。
2016年のモデルチェンジでは外観やスペックに大きな違いはないですが、ボア・ストローク比の変更でさらに乗りやすくなりました。高年式・低走行の中古を狙うのであれば、新車購入も比較検討するとよいでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
どのバイク買取業者に売るかお悩みの方へ
- 厳選の1社に買取依頼するなら「バイク王」がおすすめ
- バイクをなるべく高く、でもできるだけ手間をかけずに売却するには、面倒な手続きを代行してくれる「バイク買取業者」を利用するのがポイントです。バイク王は当サイト人気No.1。
『バイク王』の公式ホームページはこちら - 一括査定でじっくり売り先を探す
- 手間と時間をかけても一円でも高く売りたい方は、複数社の査定を受けるのもいいですよ。
『バイク比較.com』で一括無料査定はこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ
- KTMのバイクの特徴や買取相場
- KTMのバイクの特徴や買取相場を、車種別に多数紹介しています。
KTMのバイクの特徴や買取相場 - バイクの最新ニュース
- バイクの試乗会参加レポート、新型モデル情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの新型情報ニュース - バイクを売るコツ
- バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら - どの買取業者に売るかお悩みの方へ
- どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。
みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介