KTM 125DUKEの特徴と買う・売る時のポイント
125ccのネイキッドバイクといえば、ホンダのグロムやカワサキのZ125、KSRシリーズなどが定番です。125cc以下のバイクは、12インチタイヤを装着して取り回しの良さを求めているバイクが多いですが、125DUKEは17インチワイドラジアルタイヤを装着し、ホイールベースを長くとっています。
DUKE125はスポーティーな性格でコーナリング性能も高いですが、取り回しやヘアピンコーナーなど、低速域の旋回性は国産の12インチモデルに劣ります。距離が長めの通勤や、ちょっとしたツーリング用の適正が高いです。ただし、125ccクラスのため、高速道路に乗れないので注意しましょう。
用途によっては200DUKEなどの上級モデルも比較検討するとよいでしょう。125DUKEはエンジンが高回転型で、どこでもアクセルを全開にして、高い回転数を維持して走れるので乗りごたえがあるバイクです。
KTM 125DUKEの特徴
車種名 | 125DUKE |
---|---|
メーカー | KTM |
発売時期 | 2011年〜現在 |
排気量 | 124.7cc |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
燃費 | – |
トランスミッション形式 | 6速 |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | BOSCH製電子制御フューエルインジェクション |
フレーム形式 | トレリスフレーム(パウダーコート) |
車両重量 | 135kg(乾燥重量) |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 11kW(15PS)/9,500rpm |
最大トルク | 11.8Nm/8,000rpm |
新車価格 | 510,000円 |
中古車相場 | 26万円〜45万円 |
想定売却価格 | 10万円〜33万円 |
KTM 125DUKEの評価
125DUKEは2011年発売された、DUKEシリーズの末弟バイクです。原付2種のカテゴリーながら、17インチタイヤを装着したフルサイズで、トリスフレームやWP倒立フォークなど豪華装備を惜しみなく投入されています。エンジンは欧州規制ギリギリの15馬力を1万回転未満でクリアし、パワーはクラストップレベルです。細部にまでこだわって造りこんでいて、125ccクラスでは質感の面でもライバルを大きくリードしています。
発売当時はDUKEシリーズは690DUKEのみでしたが、125DUKEは専用シャーシ、専用エンジンを投入し、メーカーの本気度が伝わってくる仕上がりでした。125ccのバイクで自動二輪のような性能や質感を求めている方に最適なバイクです。現在国内で購入できる原付2種では最強スペックだと評価しています。
KTM 125DUKEの新車値引き・カスタムに関して
125DUKEは定価51万円で、125ccクラスでは高価なバイクです。しかし、価格に見合うだけの装備を搭載していることや、値引きが少ない原付2種のカテゴリーになるため、新車値引きは少ないです。125DUKEの新車値引きの相場は通常時で下4桁の切り捨て。イヤーモデルの型落ちでも3万円程度の値引きがいいところです。
カスタムはマフラー、ヘッドライト、ハンドル交換が定番です。実用性を重視してキャリアボックスを取り付ける方もいます。完成度が高いバイクなので、エンジンや足回りの性能アップよりも、スタイリングを重視したカスタムが人気です。
KTM 125DUKEの中古バイク・買取情報
125DUKEは高額な車両価格がネックになり、新車販売台数はそれほど多くありません。また、興味はあるけど新車を買う予算がなく、中古を探す方が多いです。中古はタマ数が少なく、需要と供給のバランスが合っていません。2011年の発売当初のモデルも、程度が良い中古は販売価格40万円以上で流通しています。
売却を検討している方は、今なら高額査定が期待できるでしょう。今後も中古のタマ数が増えたり、相場が崩れる可能性は低いので中古バイクを探している方は長期戦を覚悟しましょう。
まとめ
125ccクラスのバイクは維持費が安いのが魅力です。長く乗れる遊び心あるミッションバイクを探している方は、多少高額でも購入する価値があるバイクです。KTMは維持費が安く、国内でのパーツ流通量が多いメリットがあります。
ただ、私の価値観ではミニバイクは17インチのフルサイズよりも、12インチの方が面白いバイクだと思っています。コーナーを楽しみたいのであれば、国産の12インチモデルのバイクがオススメです。
125DUKEは250ccクラスのような安定感を求めていて、維持費や保管場所の都合で125ccでないと保有できない方に向いているバイクです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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