KAWASAKI ゼファーXの特徴や買う・売る時のポイント


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

ゼファーXは1996年に発売したゼファーを、4バルブのマルチバブル化したネイキッドバイクです。ゼファーの46PSから大幅アップで、当時の規制上限にあたる53PSのハイパワー化を行っています。

ライバルのホンダ・CB400SFをはじめ水冷エンジンに比べるとパフォーマンスは劣りますが、ゼファーの弱点だったパワー不足を補って大ヒットしたモデルです。旧車のようなスタイリッシュなスタイリングと高い走行性能で、中古市場ではプレミアム価格で流通しています。

カワサキからは1994年発売の水冷エンジンを搭載したZRX400シリーズもあったことで、空冷エンジンのゼファーと当時のトレンドを取り入れたZRXでブランドの差別化を行っていました。往年の名車であるZシリーズのスタイリングを受け継いだことで、コアなカワサキファンから強い支持を獲得していました。

1997年には足回りの部品を多数変更するモデルチェンジを行い、ゼファーシリーズでは初めてのグラフィックデザインを導入しました。2008年に排ガス規制の影響でインジェクション化の改良を行わず生産終了しています。

通常のゼファー400についてはコチラのページをご覧ください。
カワサキ ゼファー400の特徴と買う・売る時のポイント


出典:https://www.youtube.com/

カワサキ ゼファーXの特徴

車種名 ZEPHYR X (ゼファーX)
メーカー KAWASAKI (カワサキ)
排気量 399cc
販売時期 1996年-2008年
エンジン形式 空冷4ストローク並列4気筒 / DOHC4バルブ
燃費
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 キャブレター
フレーム形式 ダブルクレードル
車両重量 208kg
乗車定員 2名
最高出力 39kW(53PS)/11,500rpm
最大トルク 35Nm(3.6kgm)/9,000rpm
新車価格 595,000円
中古車相場 40-90万円

ゼファーX相場情報・中古販売価格の推移

当サイトでは、ゼファーXの相場情報を独自に調査、集計しています。
細かい情報をご覧になりたい方はこちらのデータをご参考ください。

ゼファーXの相場情報の詳細

ブルさん
2020年時点では、ゼファーXを中古で買おうとすると、20〜150万円ほど必要です。直近1年で中古相場が急騰しています。タマ数も減っているため、希望条件の中古があれば割高に感じても早めに検討してください。年式の違いなどは下記表をご参考ください。


ブルさん
2020年時点では、ゼファーXを売ろうとすると、10〜90万円ほどになりそうです。買取相場が高騰し、全般的にノーマル車の評価が高まっています。2008年のファイナルエディションのみ評価が高く、その他の年式は同等の水準です。状態やカスタム内容さえよければ2000年前の低年式でも高価売却が可能です。年式の違いなどは下記表をご参考ください。

カワサキ ゼファーXの評価

近所の街乗り  ★★★☆☆
通勤・通学   ★★★☆☆
ツーリング   ★★★★☆
峠・サーキット ★★★☆☆
足着き性    ★★★☆☆
扱いやすさ   ★★★☆☆
タンデム    ★★★★☆
カスタム性   ★★★★★

空冷エンジンによる旧車らしさもあるエンジンフィーリングと53馬力されたエンジンで、適度に旧車と2000年代の高年式バイクの良さを融合させたモデルです。

サーキットを速く走ることについては、水冷エンジンを搭載したライバル車種には劣ります。規制上限の53PSを発揮しますが、高回転型のエンジンでチューニングによって出力向上する余地は少ないです。

純正の状態でも気持ちよく高回転まで吹け上がるエンジンと、バイクらしさを感じられるフィーリングで根強いファンが多いです。人気の高いスタイリングによって生産終了後は中古車価格が上昇、同年代のライバル車種より高い評価を得ています。

シリンダーに組み込まれた美しい空冷フィンなどエンジンの造形も魅力で、国産のネイキッドバイクでは、もっとも最近まで生産されていた空冷4気筒エンジン搭載車種です。エンジンの違いが分かるベテランライダーに支持されていて、今なお人気は上昇を続けています。

ゼファーに比べると故障リスクは少なくなりましたが、水冷エンジンよりも冷却性能は劣るので熱ダレしやすいです。サーキットで全開走行したり、渋滞の多い一般道路を長距離走るツーリングで使うにはオススメできない車種です。

中古バイク・買取情報

人気・査定額 ★★★★★
タマ数    ★★★★★
カスタム比率 ★★★★★

12年ほどの発売期間を持っていて、カワサキの売れ筋車種だったので中古のタマ数は豊富です。最終モデルの低走行車は、新車価格を大きく上回るプレミアム価格で流通しています。タマ数の多い中で中古価格が高騰しているのは珍しく、人気の高さを象徴する現象です。

現行で空冷4気筒のネイキッドバイクがなくなったことで、手放さずに大切に乗る人が増えています。中古価格は今後さらに高騰しく可能性を持っています。買う時は高くても将来価値の下がらないことを考えると中古購入する価値は高いです。

中古バイク買取店の多くは買取強化車種に指定していて、バックオーダーを持っている業者も多数あります。手堅く高額査定を期待でき、欲しがっている業者が多いので、複数社競合させると初期査定よりも大幅な買取価格アップを期待できます。

400ccのネイキッドバイクのなかでも人気の高いモデルで、マフラーやハンドルなどの定番カスタムのほか、Z2テールやBEET製フェンダーなど外装カスタムの人気も高いです。フルノーマル、カスタム車ともに中古市場では高く評価されています。

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