Husqvarna 701 SUPERMOTOの特徴や買う・売る時のポイント
出典:http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/
701SUPERMOTOは本格大型モタードです。701ENDUROと共通の水冷単気筒エンジンと最先端シャーシによって、74馬力と乾燥重量145kgを両立させたモンスターマシンです。
250ccクラスの人気モタードバイクのDトラッカーは、装備重量138kgに対して最高出力は24馬力です。装備重量になれば10kg以上重くなりますが、わずかな重量差で3倍以上のハイパワーを発揮するのでパワースライドも容易にできます。
国産250ccクラスは排ガス規制で生産終了するモタードバイクの多いなか、701SUPERMOTOは2017年モデルでユーロ4の排ガス規制に適合させて従来モデルより6馬力アップさせました。シャーシとエンジン性能を極限まで高めたバイクらしさのある最新モデルです。
純粋に走りを楽しみたい人や、モタード向けコースからロードバイク向けのショートコースでサーキット走行したい方にオススメです。
出典:http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/
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Husqvarna 701SUPERMOTOのスペック
車種名 | 701SUPERMOTO(スーパーモト) |
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メーカー | Husqvarna(ハスクバーナ) |
排気量 | 692.7cc |
発売時期 | 2017年 |
エンジン形式 | 水冷4ストローク単気筒 / OHC4バルブ |
燃費 | – |
トランスミッション形式 | 6速リターン |
クラッチ形式 | APTC(TM) スリッパークラッチ、油圧操作式 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | クロームモリブデン鋼製トレリスフレーム。パウダーコート塗装 |
車両重量 | 145kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | NA(本国仕様は74HP) |
最大トルク | NA |
新車価格 | 1,300,000円 |
中古車相場 | 95〜105万円(2016年式) |
Husqvarna 701SUPERMOTOの評価
近所の街乗り ★★★★☆
通勤・通学 ★★☆☆☆
ツーリング ★★★☆☆
峠・サーキット ★★★★★
足着き性 ★☆☆☆☆
扱いやすさ ★★☆☆☆
タンデム ★★☆☆☆
カスタム性 ★★★☆☆
現行モデルの中では、ここまで軽量化を追求した大型モタードバイクは他にありません。ライバル車種が少なく、国内では普及率の低いメーカーのバイクなので、レースに出るにはほとんどが無制限(オープン)クラスになります。
701SUPERMOTOのオーナーの多くはサーキットや峠のワインディングを目的にしています。レースよりも趣味でスポーツ走行や軽く峠を流して遊びたい人に選ばれています。コースによってはスーパースポーツに勝てるポテンシャルを持っていて、ベテランライダーも満足させる乗り味です。
モタードバイクはスポーツバイクよりも乗りこなすのが難しいので、モタードバイクに乗った経験を持つベテランライダー向けの車種です。車高も高くて扱いやすいバイクではないですが、うまく乗りこなせるようになれば他のバイクにはない魅力を感じられます。
パワーはありますが、シートが硬いので長距離ツーリングには向いていません。少し我慢すれば街乗り、ツーリング、サーキットなどオールマイティな使い方をできますが、実用性より遊び要素の強いバイクです。
Husqvarna 701SUPERMOTOの新車値引き・カスタムに関して
701を含めてハスクバーナは全車種、値引きなしの販売を行っています。国内の在庫は残っていませんが、2017年にモデルチェンジした時も値引き販売をした事例はありませんでした。一部でSUPERMOTOをベースに、社外ホイールとタイヤを変えて定価以上の価格で売っている店頭在庫もあります。
カスタムは走行に影響の与えるカスタムが人気です。純正ミラーの重量があるので、社外品に変えるカスタムが口コミから広まって流行しています。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★★☆
タマ数 ★☆☆☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
2015年12月に発売されたモデルで中古のタマは全国に数台程度です。ベテランライダー向けのバイクで、他のメーカーにはない本格大型軽量モタードバイクです。
オーナーの代替サイクルは長くなることを考えられるので、将来的にも中古のタマが大幅に増える見込みはありません。中古相場は高く、2017年モデルより6馬力パワーアップするモデルチェンジをしているので新車購入のオススメ度が高い車種です。
モタードバイク自体のブームが衰退していますが、これまでにないビッグシングルモタードなので将来的にも買取価格は高くなるでしょう。転倒せずに大切に乗れば将来のリセールバリューは高いです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。