ホンダ TODAY(トゥデイ)の特徴と買う・売る時のポイント
初代トゥデイはリコール、サービスキャンペーンが多発した過去があります。メーカー非公表ではありますが、販売店への無償修理の補助を行っている不具合が出ています。
塗装剥げの問題や、キャブとCDIの問題による始動不良の不具合が該当するメーカー非公表の不具合です。塗装剥げについては、販売時期より7年までは、販売店で無償のパーツ交換が行われています。
キャブレターとCDIについても対策品が出ています。こうした改良が既に行われた状態で販売されている初代の後期モデルとそれ以前の前期モデルで信頼性が違ってきます。
見極めるポイントは、カウルについている「TODAY」のロゴが筆記体表記になっているものが、不具合対策済みで販売された後期モデルになります。
ホンダ トゥデイの特徴
車種名 | TODAY(トゥデイ) |
---|---|
メーカー | ホンダ (HONDA) |
排気量 | 49cc |
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒 / OHC2バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値73.0km |
トランスミッション形式 | 無段変速式(Vマチック) |
クラッチ形式 | – |
燃料供給方式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 |
フレーム形式 | – |
車両重量 | 79kg |
乗車定員 | 1名 |
最高出力 | 2.8kW(3.8PS)/8,250rpm |
最大トルク | 3.7Nm(0.38kgm)/7,000rpm |
新車価格 | 138,240円(TODAY F:143,640円) |
中古車相場 | 2万円〜11万円 |
想定売却価格 | 0円〜5万円 |
TODAY(トゥデイ)相場情報・中古販売価格の推移
当サイトでは、TODAYの相場情報を独自に調査、集計しています。
細かい情報をご覧になりたい方はこちらのデータをご参考ください。


ホンダ トゥデイの評価
近所の街乗り ★★★★★
通勤・通学 ★★★★★
ツーリング ★☆☆☆☆
峠・サーキット ★☆☆☆☆
足着き性 ★★★★★
扱いやすさ ★★★★★
タンデム ☆☆☆☆☆
カスタム性 ★☆☆☆☆
ホンダ トゥデイは2002年に登場した、エントリーモデルの原付スクーターです。発売当時、他のモデルの新車価格が13万円以上する中で、税抜き価格10万円を切る低価格で話題を集めました。2007年にモデルチェンジを行いインジェクション化を行い、パワーアップ(0.2kw)と燃費向上を図られました。
不評だった外観の質感の向上なども行われて、価格は現行モデルで税込13万8千円ほどにまで値上げをされました。現在は安さだけを売りにしているのではなく、オシャレなスタイリングが特徴で、ツートンカラーのトゥデイFも用意しています。
現在はディオなどのスタンダートモデルの原付スクーターが16万円前後する中でエントリーモデルという位置づけは変わりませんが、スズキのレッツ4やレッツに価格競走で負けるなど、話題性には欠ける面があります。
ただし、不具合が多発した先代とは違い、完成度が非常に高く信頼性の高い無難な原付スクーターとして、乗れれば何でも良いという方から安定した人気を確保している定番モデルの位置づけには変わりありません。
ホンダ トゥデイの新車値引き・カスタム
新車価格も安く、新車値引きは原則ありません。街のバイク屋さんなど、幅広いお店で在庫販売をしている事も多い、ベーシックな原付スクーターです。お店によっては、在庫車を条件に値引きしてくれたり、在庫一掃セールをする機会もあるようです。
ただし、値引きしてもらえたとして、1〜3万円程度です。バイク屋も展示や値引き販売を目的ではなく、すぐにスクーターが欲しい方への対応力と客引き効果を目的に新車在庫をストックしています。一声で値引きに応じてもらえなければ、その後は交渉の余地はありません。
ベーシックなモデルで、スポーティーカスタムや駆動系カスタムの需要は少ないです。フロントバスケットやリアボックスなどの実用性を重視したオプションが人気です。
ホンダ トゥデイの中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★☆☆☆☆
タマ数 ★★★★☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
初代モデルでは、既に査定価格は1〜2万円程度にまで相場落ちしています。2代目モデルの高年式、低走行であれば査定価格は上乗せされるので、売却を検討している方は早めの行動がオススメです。古いモデルや程度が悪くなってしまっている状態であれば、査定は期待できないので乗り潰すか、友人、知人に個人売買で声をかける事がオススメです。
中古バイクの相場では5万円〜8万円程度の価格帯で流通しているので、安い原付スクーターでは何でも良いという方に最適なバイクです。ただし、初代モデルは新車価格がおおよそ10万円だった事もあり、割安感はあまりありません。
中古バイクを狙うのであれば、最低限ロゴが筆記体になっている初代後期以降のモデルを狙う事が無難です。できればインジェクション化された2代目モデルを選んだ方が故障リスクは少なく、僅かにパワーアップもしているのでオススメです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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