ホンダ Dio110の特徴と買う・売る時のポイント
ホンダ Dio110は、大型ホイールの採用により、シート下のメットインスペースは小さいです。それでもフルフェイスのヘルメットを収納できるなど最低限のスペースはしっかり確保できています。
エンジンはシンプルで信頼性の高い空冷OHCエンジンで、中低速のトルクが高いのが特徴です。空冷にした事で車両重量が軽く、扱いやすさが非常に高いです。
大通りをフルスロットルで駆け抜ける事よりも街中を軽快に走る事を得意にしています。
出典:本田技研工業株式会社
ホンダ Dio110の特徴
車種名 | Dio110(ディオ110) |
---|---|
メーカー | ホンダ(HONDA) |
排気量 | 108cc |
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒/OHC2バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値57.9km |
トランスミッション形式 | 無段変速式(Vマチック) |
クラッチ形式 | – |
燃料供給方式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 |
フレーム形式 | アンダーボーン |
車両重量 | 100kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 6.6kW(9PS)/7,500rpm |
最大トルク | 9.3Nm(0.95kgm)/5,500rpm |
新車価格 | 231,120円 |
中古車相場 | 9万円〜14万円 |
想定売却価格 | 2万円〜7万円 |
Dio110(ディオ110)相場情報・中古販売価格の推移
年式、走行距離だけではなく消耗品の状況も確認しましょう。カスタム車両は割安感があります。
買取相場は安定していますが、原付2種スクーターの110エンジンは時代遅れになりつつあります。今後、買取相場の下落リスクがあるので早めの売却をおすすめします。
年式 | 中古車販売価格(万円) | 想定買取相場(万円) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
最安 | 最高 | 平均 | 最安 | 最高 | 平均 | |
2011 | 7.0 | 17.1 | 12.1 | 1.0 | 6.0 | 3.5 |
2012 | 9.9 | 15.8 | 12.9 | 2.0 | 6.0 | 4.0 |
2013 | 9.0 | 15.8 | 12.4 | 2.0 | 6.0 | 4.0 |
2014 | 10.8 | 15.1 | 13.0 | 3.0 | 6.0 | 4.5 |
2015 | 13.8 | 18.0 | 15.9 | 4.0 | 7.0 | 5.5 |
2016 | 14.9 | 17.8 | 16.4 | 4.0 | 7.0 | 5.5 |
2017 | 14.8 | 19.8 | 17.3 | 4.0 | 8.0 | 6.0 |
2018 | 15.1 | 19.8 | 17.5 | 4.0 | 8.0 | 6.0 |
2019 | 16.0 | 22.1 | 19.1 | 5.0 | 8.0 | 6.5 |
*当社独自調査(2019年7月実施)による数値です。
ホンダ Dio110の評価
近所の街乗り ★★★★★
通勤・通学 ★★★★★
ツーリング ★☆☆☆☆
峠・サーキット ★★☆☆☆
足着き性 ★★★★★
扱いやすさ ★★★★★
タンデム ★★★★☆
カスタム性 ★☆☆☆☆
ディオ(Dio)は50ccの原付スクーターの定番車種です。Dio110は2011年にホンダからグローバル向けモデルの新型スクーターとしてNSC110が発表されました。この日本仕様がDio110として国内で販売されています。
Dioと聞くとスタンダートな車種に感じる人もいますが、国内向けでは珍しい前後14インチの大型ホイールを装着しています。
2015年にはフルモデルチェンジを実施してこのモデルからホンダベトナムで製造販売されている Vision をDio110として日本向けに販売する事になりました。この結果、初代モデルと2代目モデルは同じ車名ですが、全く違う車種になります。
リードEXとは違い空冷の新型eSPエンジンを搭載。アイドリングストップも付いていて、燃費はクラストップレベルです。操縦の安定性を重視した大型ホイールで使い勝手は良く、空冷エンジンの採用で価格が安いシンプルなハイホイールスクーターです。
新車値引き・カスタムに関して
価格設定自体が安いので新車値引きの目安は1~3万円ほどです。売れ筋車種で在庫を持っている販売店も多数あります。在庫車両であれば4万円前後の値引きを期待できます。
モデルチェンジ前のDio110は中身は全くの別物で、車両価格(定価)は20万円を切っていました。一部ではモデルチェンジ前の在庫を安く売りに出しているケースもあります。20万円以下で売られている在庫を見つけたら、現行モデルか確認しておきましょう。
カスタムは基本必要ありませんが、一部ではバイク角が大きい事からフルカスタムしてスクーターレース用に使用している人もいます。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数 ★★☆☆☆
カスタム比率 ★☆☆☆☆
現在中古で流通しているのは、ほとんどが初代モデルです。初代は中国生産で新車価格も20万円を切っていました。安い原付2種を探している方は、初代モデルの10万円代前半の中古を狙う事もオススメです。
中古で15万円以上払うのであれば、パワーアップした新型を新車で検討する事をオススメします。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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