ホンダ CBR400Rの特徴と買う・売る時のポイント
CBR400Rの海外モデルでは、国内の3兄弟と同様にCB-F、Xシリーズの3兄弟がそれぞれ500ccで販売されています。(国内モデルはCB400Fが2016年で生産終了になりました)。製造はタイホンダが担当し、基本設計やフレームは国内モデルの400ccと共通です。タイホンダ製と同じ構造ながら、国内モデルの生産については部品はタイホンダ製が中心になっていますが、組立は日本の熊本製作所が担当しています。
大型バイクと共通のフレームを採用しているので、剛性にゆとりがあるのが特徴です。ホンダが400ccをもっと盛り上げようと力を入れて開発したシリーズですが、やはり250ccクラスと比較して車検がネックになって売れ行きが悪いの現状です。CBR250Rはレースで使われる事も多く、アフターパーツも充実していますが、CBR400Rはサーキットやレースでの需要がないのもマイナス要因です。
ホンダ CBR400Rの特徴
車種名 | CBR400R |
---|---|
メーカー | ホンダ(HONDA) |
排気量 | 399cc |
エンジン形式 | 水冷4ストローク直列2気筒/DOHC4バルブ |
燃費 | 国土交通省届出値39.7km |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
車両重量 | 192kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 34kW(46PS)/9,500rpm |
最大トルク | 37Nm(3.8kgm)/7,500rpm |
新車価格 | 699,840円〜 |
中古車相場 | 33万円〜58万円 |
想定売却価格 | 10万円〜40万円 |
ホンダ CBR400Rの評価
近所の街乗り ★★☆☆☆
通勤・通学 ★★★☆☆
ツーリング ★★★★☆
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性 ★★★☆☆
扱いやすさ ★★★☆☆
タンデム ★★☆☆☆
カスタム性 ★★★★☆
80年代に4発のエンジンで販売されていたNC21型もありますが、現行モデルは2013年に、CB400F、400Xとともに三兄弟で発売した直列2気筒エンジンを搭載したNC47型になります。
CBR250Rは単気筒エンジンですが、CBR400Rはシリーズ初の2気筒エンジンの採用で注目を集めました。CBR600RRでヒットしたデュアルヘッドライトを装着やセパハンの採用で三兄弟の中でもスポーティーな外観と伝統を感じる造りが特徴です。
ホンダからの400ccの2気筒エンジンはホークシリーズ以来で、近年のホンダにはなかった、独特のエンジンサウンドが特徴になっています。パワーこそ、先代のNC21型には劣りますが、新開発のダイヤモンドフレームは軽量でスポーティーでコーナリング性能が非常に高いのが特徴です。
セパハンにフルカウルで峠のワインデュングで本気になれるスタイリングでありながら、ライディングポジションには若干の余裕があり、高速ツーリングにも対応できます。
新車値引き・カスタムに関して
3兄弟の中でも、蓋を開けてみれば売れ行きの悪い車種になってしまいました。新車値引きは販売店が力を入れていない事なども響き、CB400Fや400Xよりも値引き枠が若干少ない傾向もあります。値引き額の目安は5万円〜10万円程です。
カスタムについては、フルカウルのレプリカバイクという事もあり、3兄弟のシリーズの中では需要が大きいです。バックステップを付けるなど、ポジションをタイトにしてハイグリップタイヤを履かせる人なども多いです。その他、マフラーをはじめとした定番カスタムがしっくりくる車種です。
中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数 ★★☆☆
カスタム比率 ★★☆☆☆
発売から4年が経過して少しずつタマ数が増えてきました。新車の売れ行きは悪いですが、中古バイクでは、人気が高く高値水準を維持しています。新車価格も含めてスポーツバイクの中では比較的お手軽に買える事から、中古を狙っているユーザーの需要はあるようです。
売却を検討している人は、少しずつですが中古相場が下落傾向にあるので、早めの検討がオススメです。ただ、CBRのブランド力が評価されて、3兄弟の中では中古でも安定した人気を維持しています。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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