ハーレーダビッドソン スポーツグライドの特徴と買う・売る時のポイント

スポーツグライドは、2017年秋のミラノショーで公開し、12月21日から国内発売もしたハーレーの最新作です。見た目はミニフェアリングを搭載した王道アメリカンですが、倒立フォークとモノサスを装備し、コーナリング性能を高めたスポーツツアラーです。ミルウォーキーエイト107の1,745ccエンジンで、クルーズ性能とフィーリングをそのままに、峠に行けばワインディングも楽しめます

倒立フォークを強調したデザインながら、ハードサドルケースを標準装備してモノサスを見えにくくしたスタイリングに好感しました。まるで爪を隠した鷹のような、ポテンシャルを表に出さない王道アメリカンらしさに魅力を感じます。

最近のハーレーではファットボブでも倒立フォークとモノサスの組み合わせを採用していて、コーナリング性能の高い車種に力を入れています。スポーツグライドはメガツアラーの快適性を兼ね備えていて、スポーツ性も適度に取り入れたスタイリングで、長距離ツーリングも快適にこなせます

ファットボブのようなスパルタンな外見でないのに、マフラーもバンク角を確保した形状になっていて、カーボンスチールフレームを採用し軽量化も行っています。ハーレーでツーリングに行くと、コーナーの多い山道をこなすのがストレスになる場合もあります。

スポーツグライドではライダーの負荷を軽減し、ハーレーらしい重厚感ある乗り味と、フィーリングも犠牲にしていません。足回りは固すぎず、衝撃吸収の快適性も確保し、ハーレーの苦手分野でもあるブレーキとクラッチも強化されたことで、ゴー&ストップの多い日本の市街地における適性も高い車種です

スポーツグライドの特徴

車種名 SPORT GLIDE(FLSB)
メーカー HARLEY-DAVIDDSON (ハーレー・ダビッドソン)
排気量 1,745cc
発売時期 2017年12月21日
エンジン形式 空冷4ストロークV型2気筒/OHC4バルブ(Milwaukee-Eight 107)
燃費
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 インジェクション(Electric Sequential Port Fuel Injection)
フレーム形式
車両重量 317kg
乗車定員 2名
最高出力
最大トルク 145Nm/3,250rpm
新車価格 2,275,400円(ビビッドブラック)/2,317,400円(モノトーン)
中古車相場

SPORT GLIDE(FLSB)の評価

新ソフテイルシリーズのスポーツツアラーの位置づけですが、ハーレー全体のこれからの形になるような進化を感じます。既存のツアラー系車種の良いところを一切損ねずに、スポーツ性能をプラスして軽量化と剛性強化もされています。ミニフェアリングは工具不要で脱着可能で、カウル無しにすればLEDの丸型ヘッドライトの個性が光ります。

サドルケースは新開発のクイックリリース機構を取り入れ、スムーズな開閉をするダンパーや脱着防止ネットも備えていて実用性が高いです。走りに影響を与えないようなスリムな形状にしながら左右合計25.5Lの容量を備え、スポーツ性能と実用性を高い次元で両立しています。工具不要でミニフェアリングとサドルケースを取り外しでき、市街地中心の街乗り用と長距離ツアラーの2台の役割を兼ね備えた万能性もあります

ソフテイルファミリーでは唯一の採用になる、フロント18インチ、リア16インチのホイールもインパクトが大きく、王道カスタムしたようなスタイリングはかっこいいです。ハーレーの現行ラインナップの中でも、当サイトではトップクラスの評価を与えたい車種です。車種名もかっこいいのがポイントで、カスタムベースとしての需要も高そうです。

SPORT GLIDE(FLSB)の新車値引き・カスタム

もともとハーレーのバイクは値引き販売をしません。新型車種のプレミアムもあるので、当面は端数カット程度の強気な販売をするでしょう。ここ最近の新型車種の中でも高い商品力を感じるので、値引き解禁するまでの期間も長めになる可能性がありそうです。買うなら定価を覚悟しておくべき車種です
在庫を持つ店舗も増えそうなので、イヤーモデルの変わる時期まで待てばお得に買えるかもしれません。

車名からして、カスタムしたくなるような車種です。すでにホイールやスモークスクリーンを採用したミニフェアリングなど、カスタムしたような風貌でノーマルのままでも満足度は高いです。マフラーやカスタムなど見た目を重視したカスタムが増えそうです。

SPORT GLIDE(FLSB)の中古バイク・買取情報

新発売して間もない車種のため中古バイク情報はありません。購入を検討している人は新車で検討した方がいいでしょう。ヒットを予感させる車種なので、3年経過すれば中古のタマが増えるかもしれません。

スポーツ性の高い王道ツアラーで実用性も兼ね備えた車種です。高い需要を持つバイクなので中古バイク相場は高値水準を維持するでしょう。ミルウォーキーエイト107エンジンの評判も良く、軽量化されたカーボンスチールフレームやスタイリングと、実用性を兼ね備えたミニフェアリングとサドルケースなど、中古市場でも人気車種になる条件しか見当たりません。

買取査定額は当サイト独自の予想です。大きな値崩れを起こすことは考えにくいですが、データのない新型車種ということも認識しておいてください。長く大切に乗るバイクとして購入検討してみてください。

どのバイク買取業者に売るかお悩みの方へ

厳選の1社に買取依頼するなら「バイク王」がおすすめ
バイクをなるべく高く、でもできるだけ手間をかけずに売却するには、面倒な手続きを代行してくれる「バイク買取業者」を利用するのがポイントです。バイク王は当サイト人気No.1。
『バイク王』の公式ホームページはこちら
一括査定でじっくり売り先を探す
手間と時間をかけても一円でも高く売りたい方は、複数社の査定を受けるのもいいですよ。
『バイク比較.com』で一括無料査定はこちら

こちらの記事もあわせてどうぞ

HARLEY-DAVIDSONのバイクの特徴や買取相場
HARLEY-DAVIDSONのバイクの特徴や買取相場を、車種別に多数紹介しています。
HARLEY-DAVIDSONのバイクの特徴や買取相場
バイクの最新ニュース
バイクの試乗会参加レポート、新型モデル情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの新型情報ニュース
バイクを売るコツ
バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら
どの買取業者に売るかお悩みの方へ
どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。 みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介

コメントを残す

;
サブコンテンツ

ページの先頭へ