ハーレーダビッドソン HERITAGE SOFTAIL CLASSICは、皮のバックやタンデムシートの背もたれなど、1950年代流行のカスタムスタイルを純正で装備しています。現代でも快適装備として人気が高い装備が付いているので、コストパフォーマンスが高いパッケージングです。

それぞれ純正品ではなく、当時の社外品らしさを再現している所が、近年のハーレーが復刻版に力を入れている様子が伺えます。シートとサドルバックにコンチョとスタッズでセンス良くデコレーションされています。

フロントフェンダーのロゴとフェンダートリムはハイドラググライドをモチーフにしたデザインで、ユーザーから評判が良い物を積極的に採用しています。

ハーレーダビッドソン HERITAGE SOFTAIL CLASSICの特徴

ハーレーダビッドソン HERITAGE SOFTAIL CLASSICの評価

ハーレーダビッドソンが大きな転機を迎えたのは1940年代〜1950年代のアメリカ経済黄金期です。この頃にハーレーはアルミフレームの採用や油圧式テレスコピックなどを初採用したヘリテイジを登場しました。

バイクはノーマルで乗るというスタイルから、社外品のオプションを装着するドレスアップスタイルが確立されたのもこの頃です。そんな現在ではヴィンテージ世代と呼ばれるハーレーのスタイリングを最新テクノロジーで復活させたのがヘリテイジソフテイルクラシックです。
2009年モデルより、50年代に流行したダイヤモンド型のエンブレムを復刻させメーターダッシュには40年代流行のキャッチアイタイプを採用しています。

エンジンや足回り・ブレーキには最新の装備を組み入れ、随所にヴィンテージスタイルを導入したバランスのよいブレンドがされた1台です。車両重量はソフテイルシリーズ一番の重量ですが、2015年より103Bの大排気量エンジンを組み合わせ動き出すと重量を感じさせない軽快な走りを実現しています。

ハーレーダビッドソン HERITAGE SOFTAIL CLASSICの新車値引き・カスタム

新車価格250万円弱の高額な車種ですが、売れ筋の人気モデルで値引き交渉可能です。5〜10万円の値引きを目標に交渉しましょう。
イヤーモデルの変わり際や、店頭在庫であれば、さらに大きな値引きをしてもらえる場合もあります。

販売台数が多い売れ筋の車種で、ハンドルやマフラーを社外品に変えて個性を出すカスタムが人気です。ノーマルで乗る人と、手の込んだカスタムをする方で2極化している車種です。

ハーレーダビッドソン HERITAGE SOFTAIL CLASSICの中古バイク・買取情報

ロングセラーの人気モデルだけあって、タマ数が豊富で中古バイク相場は高値を維持しています。中古購入では、2009年のモデルチェンジ以降のモデルがオススメです。カスタムの需要も高いバイクですが、中古ではノーマルの比率が高いです。

流行に左右されない王道スタイルのバイクなので、中古の価格相場は安定しています。売却時期は特に市場動向を気にする必要はないでしょう。

カスタム済みのバイクを売る場合は業者によっては減点査定されるので、カスタムを評価してくれる業者を探すようにしましょう。ディーラーへの下取りや売却だけではなく、買取専門店の査定も取って比較するとよいでしょう。

ライター：ブルさん

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。