ハーレーダビッドソン FLTRXS ROAD GLIDE SPECIALの特徴と買う・売る時のポイント
ロードグライドスペシャルは最新のカーナビとスピーカーシステムが標準装備。ナビの読み上げ機能なども付いていて、複数言語に対応しています。しかし残念なのが現時点では日本語に対応していない点です。ポジションの改善など日本人に合うスペックに改善されたので、今後はナビ言語の改善に期待をします。
ラッシュモアコンセプトはハーレーが2014年に打ち出した新しいコンセプトで「より幅広いライダーにフィットさせる」というものです。新型ロードライドグライドはまさにラッシュモアを顕著に反映された車種だと評価できます。
2017年にはデビュー3年目にして、早くもフルモデルチェンジを行いました。外観の変更はありませんが、新型のミルウォーキーエイト107(1,745ccエンジン)を採用し、パワーが上昇し重たい車体を今まで以上に軽快に扱えるようになりました。
このページの目次です
ハーレーダビッドソン FLTRXS ROAD GLIDE SPECIALの特徴
車種名 | FLTRXS ロードグライドスペシャル (ROAD GLIDE SPECIAL) |
---|---|
メーカー | ハーレーダビッドソン (harley davidson) |
排気量 | 1,745cc |
エンジン形式 | Milwaukee-Eight® 107 ,空冷45度Vツイン |
燃費 | ー |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | インジェクション(Electric Sequential Port Fuel Injection) |
フレーム形式 | – |
車両重量 | 388kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | – |
最大トルク | 150Nm/3,250rpm |
新車価格 | 3,132,600円〜 |
中古車相場 | 220万円~290万円 |
想定売却価格 | 170万円〜230万円 |
ハーレーダビッドソン FLTRXS ROAD GLIDE SPECIALの評価
近所の街乗り ★☆☆☆☆
通勤・通学 ★★☆☆☆
ツーリング ★★★★★
峠・サーキット ★★☆☆☆
足着き性 ★★★☆☆
扱いやすさ ★★★☆☆
タンデム ★★★☆☆
カスタム性 ★★☆☆☆
ツーリングモデルの代表車種でもあるロードグライドがラッシュモアプロジェクトによってリニューアルされました。エンジンは1,698ccのハイアウトプット空冷ツインカム。旧型と比較して給排気バルブの開閉タイミングを大幅に見直し高回転域でのパフォーマンスを向上させています。
2017年モデルからは1,745ccミルウォーキーエイト107を搭載し、トルクが約25Nm上昇して、さらに扱いやすくなりました。
大排気量だけあって、中低速のトルクもしっかりあり、実際に乗ってみると全体的なパワーアップを体感する事ができます。今回のモデルチェンジ最大の特徴は12cm以上も近くなったハンドルレバーです。ゆとりのあるライディングポジションになり、低速域での取り回しも大幅に改善されました。
先代の日本人には大きすぎる車体とポジションの弱点を克服し、小柄な人でも余裕を持って乗りこなす事ができます。ハンドルが近くなりアップライトポジションになり、大型フロントカウルがつくと、気になるのが高速走行時の空気抵抗です。
他の大型カウルが付いているアップライトポジションのバイクでは、カウルによって集められた風がヘルメット部分を直撃して、余計に疲れてしまうケースもあります。ロードグライドスペシャルではこの問題を開閉式のエアダクトを搭載する事で解決しています。
高速走行をしてみるとハーレーのモデルの中でもトップレベルの快適性を味わう事ができる、これからのロングツアラーの定番になる事が期待できる新型バイクです。
ハーレーダビッドソン FLTRXS ROAD GLIDE SPECIALの新車値引き・カスタム
新型車ですが、車両価格約300万円の高額車体なので、値引き交渉や付属品プレゼントなど若干の交渉余地はあるようです。一声だけ「安くならないか?」と交渉してみる価値はあります。
ただしあくまでもハーレーの新型車ですので、値引き拒否されるケースもありますし、交渉に応じてもらえてもごく僅かです。
カスタムに関しては、純正でナビやスピーカーも付いていて、イジる要素が少ない車種です。高速ツーリングに最適なバイクなので、ETCがもっとも定番のオプションです。
ハーレーダビッドソン FLTRXS ROAD GLIDE SPECIALの中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★☆☆
タマ数 ★★☆☆☆
カスタム比率 ★☆☆☆☆
新型がデビューしてから2年が経過して中古のタマも増えてきました。新車を買うより割安に購入できます。今後、1~2年は初回車検の売却分の中古が出てきて、タマは増えてもう少し安くなるかもしれません。2017年にフルモデルチェンジをしてエンジンが変わったので、予算に余裕がある方は現行モデルの新車か新古車がオススメです。
買取情報は今後の推測として、3年で購入価格の50%の160万円~170万円ほどが相場になるでしょう。フルモデルチェンジをしたので売却時期は早めにした方がいいでしょう。5年目(2回目の車検)での買取価格は、一般相場で推移すれば100万円~120万円ほどだと予想しています。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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