ハーレーダビッドソン FLHTKTC ULTRA LIMITEDの特徴と買う・売る時のポイント
大柄な車体を見ると、高速や国道などをゆったりクルージングするだけのバイクに見られがちです。しかしウルトラリミテッドは走行性能も非常に高く、多少の悪路であれば問題なくこなす事ができます。
メーカー発表では砂漠走行も可能と紹介していて、大陸横断ツアラーと呼べる万能性を備えた高スペックマシンになります。なお、ローモデルは標準モデルよりも7〜8万円割高な価格設定でグリップヒーターなど一部構造上装備がカットされている部分もございます。
このページの目次です
ハーレーダビッドソン FLHTKTC ULTRA LIMITEDの特徴
車種名 | FLHTKTC ウルトラリミテッド (ULTRA LIMITED) |
---|---|
メーカー | ハーレーダビッドソン (harley davidson) |
排気量 | 1,745cc |
エンジン形式 | Twin-Cooled™ Milwaukee-Eight® 107 ,空冷45度Vツイン |
燃費 | ー |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | インジェクション(Electric Sequential Port Fuel Injection) |
フレーム形式 | – |
車両重量 | 413kg |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | – |
最大トルク | 152Nm/3,250rpm |
新車価格 | 3,797,600円〜 |
中古車相場 | 190万円〜340万円 |
想定売却価格 | 150万円~290万円 |
ハーレーダビッドソン FLHTKTC ULTRA LIMITEDの評価
近所の街乗り ★☆☆☆☆
通勤・通学 ★☆☆☆☆
ツーリング ★★★★★
峠・サーキット ★★☆☆☆
足着き性 ★★☆☆☆
扱いやすさ ★★★☆☆
タンデム ★★★★★
カスタム性 ★★☆☆☆
ハーレーダビッドソンのツーリングシリーズのフラッグシップモデルです。従来は長年にわたりエレクトラグライドウルトラクラシックが最上級車種でしたが、2010年に更に豪華装備を大量導入して登場したのがウルトラリミテッドです。
量販車の最上級モデルだけあって、見た目の豪華さ抜群でタッチパネル式のオーディオシステムなどの先進装備もふんだんに採用しています。車両重量400kg超えの超ヘビー級の車体ですが、実際に走り出してしまえば、軽快に走り非力な方でも簡単に扱い切れます。
2017年にフルモデルチェンジをして、ミルウォーキーエイト 107を搭載しました。2016年モデルに比べて25Nmトルクが上昇し、ピークパワーの回転数も低くなりました。排気量は増加しましたが車両重量はプラス1kgにとどめ、よりゆとりあるパワーで軽快な走りを手に入れました。
ブレーキは前後電子制御の連動ブレーキを採用しているので、300kg前後のバイクを扱っているような感覚で運転できます。
注意点としては、足着き性が悪く、日本人だと標準モデルで平均的な体型ではかかとまで足つかない点です。新登場したウルトラリミテッド・ローでは大幅に解決しましたが、それでも小柄な方では足着き性はあまりよくないので注意が必要です。
リアボックスには12vのソケット電源を用意。さらにハンドル周りではスマホ充電用のUSBケーブルを装備していて、スマホ社会の現代にマッチした長距離ツーリングの為に作られたモデルです。
ハーレーダビッドソン FLHTKTC ULTRA LIMITEDの新車値引き・カスタム
ハーレーのフラッグシップモデルだけあって、値引きには応じず定価販売が基本です。複数店舗競合させると、若干の交渉余地もあるようですが、ほとんどの方が細かい値引き交渉はせずに購入している富裕者層向けのバイクです。
新車で既に装備は成熟していて、カスタム余地はほとんどありません。ノーマルのままでも快適ツーリングを楽しめるバイクです。
ハーレーダビッドソン FLHTKTC ULTRA LIMITEDの中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★★☆
タマ数 ★☆☆☆☆
カスタム比率 ★☆☆☆☆
ハーレーの中でも新車価格が高く、フラッグシップモデルの為手放す方が少ないバイクです。それでも近年は全国で数台程度ですが、中古も流通するようになってきました。しかし型落ちの2016年モデルでも340万円前後の値段が付いているので、高年式モデルを狙うならフルモデルチェンジ後の新車購入がオススメです。安い中古では200万円台で購入可能です。
中古バイク市場での人気は高いですが、新車価格が高い為、高年式でも査定相場は新車購入価格を100万円以上下回ってしまう事もあります。人気モデルですが、2017年のフルモデルチェンジの影響や、現在も5年落ち以上の中古の値崩れが起こりはじめているので、売り時は初回車検(3年目)が目安になるでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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