DUCATI Multistrada1200の特徴と買う・売る時のポイント

DUCATI Multistrada1200は、2014年モデルまでは日本仕様は102馬力に抑えられた仕様になっていて、本国の150馬力から大きくパワーダウンするスペックでした。エンジンや給排気系はフルパワー仕様と共通でコンピューター制御のみでパワーを抑えていたので、ECUの書き換えか交換のみで手軽にフルパワー化を行えました。

発売当初はフルパワー化をすると不具合も多かったですが、後にプログラミングが改善されてフルパワー化は定番のカスタムになっていました。2015年モデルからはこうした背景などもあり、正規ディーラーでもバイクとセットで本国仕様のECUが付属されるようになり、実質のフルパワー標準化が行われています。

メーカーの公式ホームページでもフルパワー済みのスペックが日本仕様車として紹介されるようになりました。


Youtubeより

DUCATI Multistrada1200の特徴

車種名 Multistrada1200 (ムルティストラーダ)
メーカー DUCATI
排気量 1,198.4cc
エンジン形式 ドゥカティ・テスタストレッタDVTデスモドロミック可変バルブ、L型2気筒4バルブデュアルスパーク水冷
燃費
トランスミッション形式 常噛6段リターン
クラッチ形式 湿式多版油圧式 セルフサーボ/スリッパークラッチ機構付
燃料供給方式 ボッシュ製電子制御燃料噴射、56mm径スロットルボディ、フルライド・バイ・ワイヤ
フレーム形式 スチールパイプトレリスフレーム
車両重量 232㎏
乗車定員 2名
最高出力 112KW(150HP)/9,500rpm
最大トルク 120NM(13.1kgf) / 7,500rpm
新車価格 2,255,000円~
中古車相場 130万円~200万円
想定売却価格 80万円〜160万円

Multistrada1200 相場情報・中古販売価格の推移

グレードによって価格差が大きいです。新車価格と比較して検討しましょう。ディーラーの認定中古車は保証が手厚くて高いです。

逆輸入車のフルパワーよりも国内モデルの方が高価買取を期待できます。購入ルートや整備状況も査定価格に大きな影響を与えます。

DUCATI Multistrada1200の評価

DUCATI Multistrada1200は、2003年から発売しているモデルですが、2003年~2009年モデルと2010年以降のモデルでコンセプトが大きく異なります。

2009年以前のモデルは、オンロードに特化したロードバイクですが、2010年にフルモデルチェンジをして登場した1200モデルは、未舗装道路も快適に走れるクロスオーバータイプに変身しました。外観が大幅に変更されて、スイッチで走行特性を4種類から選択できるなど、エンジン、足回り、デザイン性の全てが新しくなっています。

通常グレードのムルティストラーダ1200の他、オーリンズ製サスペンション仕様の 1200Sが日本に導入されています。
最大の特徴は電子制御サスペンションとライドバイワイヤを組み合わせたモードセレクトです。

これまでそれぞれ独立したモード切替が可能なバイクはありましたが、この2つを組み合わせて連動させたモード切替は他のバイクにはない装備です。

高速ツーリングから、塗装が悪い田舎の道路やちょっとした林道まで幅広く乗りこなせてしまう、どこにでも行ける万能なツアラーバイクです。もちろん、コーナリング性能も高く、峠に行けば高い戦闘力を発揮します

ムルティストラーダ1200のヒットを受けて、2017年4月より一回りコンパクトなムルティストラーダ950が発売されました。

DUCATI Multistrada1200の新車値引き・カスタム

ドゥカティの中でも値引きに積極的なバイクです。車両値引きは渋られるケースもありますが用品プレゼントなどによる値引きが積極的です。キャンペーンなども組み合わせると、車両価格と用品値引きを合わせて20万円相当以上の用品値引きを付けてもらえるケースもあります。正規ディーラーも含めて値引き交渉をしっかり行うようにしましょう。

2014年モデルまではECU書き換えが定番でしたが、2015年モデルよりフルパワー化が実質の標準化されたのでカスタムの需要は減少しました。完成度が高いバイクで、スポーツ性能を求める人は1200Sを選ぶなどグレードを選ぶようにしましょう。

DUCATI Multistrada1200の中古バイク・買取情報

現行のムルティストラーダを求めるなら2010年以降の1200モデルが必須です。タマ数は非常に少ないですが、新車価格を考えれば割安な価格帯で売りに出ているので、一度中古バイク情報を検索してみる事がオススメです。

中古バイクはフルパワー化がされているケースが多く、現在ではフルパワー化されていないバイクでも簡単にECU書き換えができるので、中古選びではあまり気にしないで問題ありません。

買取情報については、新車価格が高い事もあり、高年式での値崩れが目立ちます。現行モデルは発売から5年程度ですが、人気のクロスオーバータイプの最高級バイクなので、高い水準で相場は下げ止まりする事が予想されています。

現行モデルは発売から7年が経過しましたが、人気のクロスオーバータイプの最高級バイクなので、ここ2~3年はモデルチェンジ直後の中古バイク価格はほとんど変わらず、安定しています。

売却を検討している人は時期は気にせずゆっくりと売却時期を考えていく事ができます

どのバイク買取業者に売るかお悩みの方へ

厳選の1社に買取依頼するなら「バイク王」がおすすめ
バイクをなるべく高く、でもできるだけ手間をかけずに売却するには、面倒な手続きを代行してくれる「バイク買取業者」を利用するのがポイントです。バイク王は当サイト人気No.1。
『バイク王』の公式ホームページはこちら
一括査定でじっくり売り先を探す
手間と時間をかけても一円でも高く売りたい方は、複数社の査定を受けるのもいいですよ。
『バイク比較.com』で一括無料査定はこちら

こちらの記事もあわせてどうぞ

DUCATIのバイクの特徴や買取相場
DUCATIのバイクの特徴や買取相場を、車種別に多数紹介しています。
DUCATIのバイクの特徴や買取相場
バイクの最新ニュース
バイクの試乗会参加レポート、新型モデル情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの新型情報ニュース
バイクを売るコツ
バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら
どの買取業者に売るかお悩みの方へ
どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。 みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介

コメントを残す

;
サブコンテンツ

ページの先頭へ