DUCATI Superbike 1299 Panigaleの特徴と買う・売る時のポイント

パニガーレの車名はドゥカティの本社がある所在地の地名から名付けられたと言われています。ドゥカティがレースで実績を残す事を最優先に考えられたマシンで、実際に日本で正規モデルを購入する人のほとんどがサーキット用として購入しています。

もちろん公道仕様ですが、公道を走る事はあまりオススメできず、弟分の899パニガーレを強くオススメします。日本仕様は馬力が制御されていますが、それでも扱うのが難しいハイパワーなのに加えて、足回りが公道ではストレスを感じるくらいタイトなセッティングになっています。

DUCATI Superbike 1299 Panigaleの特徴

車種名 Superbike 1299 Panigale (1299パニガーレ)
メーカー DUCATI
排気量 1,285cc
エンジン形式 スーパークアドロL型2気筒 4バルブ デスモドロミック水冷
燃費
トランスミッション形式 6速DQS(ドゥカティ・クイック・シフト)
クラッチ形式 湿式多板 油圧式 スリッパークラッチ機構、セルフサーボ機構付
燃料供給方式 三菱電機製電子制御燃料噴射、ツインインジェクター、楕円形スロットルボディ、フルライドバイワイヤシステム
フレーム形式 アルミニウム製モノコックフレーム
車両重量 199.5㎏
乗車定員 2名
最高出力 130.5KW(175HP)/8,750rpm
最大トルク 140.5NM(14.3kgf) / 8,750rpm
新車価格 2,449,000円~
中古車相場 200万円~230万円
想定売却価格 150万円~200万円

DUCATI Superbike 1299 Panigaleの評価

1299パニガーレはドゥカティのフラッグシップモデルのピュアスポーツバイクです。パニガーレの冠が付いたのは2012年の1199パニガーレからですが、スーパーバイクシリーズとして遡ると1988年型の851にまで遡る、レースの為に開発され続けてきたドゥカティの、その時代の最新装備が全て詰まったスポーツモデルです。

現行モデルは2015年に1299パニガーレとして排気量を拡大し、パワーアップを果たしました。日本仕様は175馬力に抑えられていますが、フルパワー化を行って本国仕様と同じ設定にすれば205馬力を誇るモンスターマシンです。

さらに車両重量は燃料、油脂類全て含む総重量で200kgを切る軽量化でまさに、レーシングバイクにそのままナンバープレートが付いたようなバイクです。単純にエンジン性能を磨いただけではなく、フラッグシップスペックらしく、シャシーや足回りも全て最新装備で固められ、至るところに電子制御が導入されています。

グレードは標準の1299パニガーレの他にカーボンパーツを多用してさらに軽量化を図ったパニガーレSと従来の1198モデルのエンジンを使用し、細部にさらに磨きをかけたパニガーレRが用意されています。標準モデルのパニガーレでも、ほぼ一般的なレースベース車と同等の設定になっていて、初心者では扱うのが難しいモンスターマシンです。

日本メーカーのバイクで例えると、YZF-R1やGSX-R1000などのフルパワーのスーパースポーツに乗ってきたユーザーでさえも、扱いに苦労する程、繊細でレース用にフルチューンされた車両と同等の繊細さを求められる本気のバイクです

DUCATI Superbike 1299 Panigalの新車値引き・カスタム

ドゥカティのフラッグシップモデルではありますが最低限の値引き枠はあります。1299モデルの場合は目安は15万円です。紹介ルートなどがない、完全な新規客だと値引きを渋ってくるケースもあるので、複数の販売店で競合させるか、販売店に話ができる知人を探す事がポイントです。

カスタムに関しては、購入後即、レースやサーキット走行をする需要が高くフルパワー化が定番です。ディーラーでフルパワーキットの販売も行っているので、購入時にフルパワー化して慣らし運転をはじめる事が定番になっています。

DUCATI Superbike 1299 Panigaleの中古バイク・買取情報

発売して間もないですが、少しずつ中古のタマも出てきました。
マフラー交換などのカスタム済みやフルパワー化になっているバイクは新車価格同等の価格帯で流通しています。

一部では登録済み未使用車や、走行距離3千km以内の極上車が200万円台前半で売られていることもあります。
新車値引きもある車種ですが、パーツ代などを含めると割安で新車保証を継承できる中古もあります。
安く買いたい場合は一度中古バイク情報をチェックしてみるとよいでしょう。

高スペックのピュアスポーツバイクなので、中古バイク相場は安定も予想されるのですが、購入から1~2年で売却するとリセールバリューが悪くなります。3年の初回車検以降を売却時期として考えるとよいでしょう。型落ちのパニガーレ1199は値崩れが目立っているので、早めの売却を検討するとよいでしょう

ドゥカティのフラッグシップモデルではありますが、新車価格から見ると中古価格は値崩れを起こしています。これは、レースやサーキット仕様の中古が多くエンジンを酷使した使い方が多い事も要因の一つになっています。
タマ数も少ないですが、もし割安な中古を見つけた場合は前オーナーの使用用途を確認して状態の見極めをしっかり行う事が重要になります。
売却を検討している人は高年式の値崩れは目立ちますが、人気のピュアスポーツマシンですので、不具合がなければ相場は高い水準で底打ちをする事が予想されます。
長い目線で見ればリセールバリューを期待して購入する事もできますが、状態によって査定価格が大きく変わるバイクですので、ある程度はメンテナンスをしっかりできる人でないと、新車も中古もオススメできません。

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