BMW F800GTの特徴と買う・売る時のポイント
F800GTはBMWのツアラーモデルの中でもスタイリングの評価が高いです。
昔ながらの伝統を引き継ぎつつ、シャープなラインにワイドデザインで迫力感があります。
現車を見ると、ワンランク上のリッタークラスのツアラーバイクを思わせるようなインパクトがあります。
車体は大きく見えますが、軽くて扱いやすいボディーで足付き性も良いので、外車や大型バイクのエントリーモデルとしてもオススメです。
耐久性が高く燃費が良いなど維持費が安いバイクなので、バイクに乗る機会が多い方に選ばれています。
BMW F800GTの特徴
車種名 | F800GT |
---|---|
メーカー | BMW |
排気量 | 798cc |
エンジン形式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ、ドライサンプ式潤滑 |
燃費 | 90km/h走行時ISOモード100km定速走行:29.4km、120km/h走行時ISOモード100km定速走行:23.2km |
トランスミッション形式 | 6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
燃料供給方式 | 電子制御式燃料噴射(インジェクション) |
フレーム形式 | アルミ合金製ブリッジフレーム |
車両重量 | 208kg(空車・燃料満タン時) |
乗車定員 | 2名 |
最高出力 | 66kW(90PS)/8,000rpm |
最大トルク | 86Nm/5,800rpm |
新車価格 | 1,415,000円 |
中古車相場 | 70万円〜130万円 |
想定売却価格 | 45万円〜90万円 |
BMW F800GTの評価
近所の街乗り ★★★☆☆
通勤・通学 ★★★☆☆
ツーリング ★★★★★
峠・サーキット ★★★★☆
足着き性 ★★★★☆
扱いやすさ ★★★★☆
タンデム ★★★★☆
カスタム性 ★★☆☆☆
F800GTは2013年にF800STの後継車種として発売されました。プロアーム(片持ち式スイングアーム)にベルトドライブの構成を引き継ぎ、スタイリングを一新させたニューモデルです。Fシリーズの中でもツアラーに特化したモデルで、軽快な加速、高い安定性と燃費性能が特徴です。
先代のF800STからの大きな変更点はボディーを変えずにスイングアームの延長でホイールベースを長くした事です。より高速走行時の安定性が高くなり、カウルも大幅な変更をした事で一回り大きく見える迫力あるデザインになっています。カウルを大型化させた事で走行時の防風性も高まり、ベルトドライブによりスムーズで快適なクルージングを楽しめます。
エンジンもFシリーズ最高の90馬力と先代より5馬力パワーアップしていて、ミドルレンジツアラーでありながら、リッターバイクに匹敵する安定感を感じられます。ホイールベースが長くなりましたが、名称をSTからより上位グレードの位置づけでもあるGTに変更しただけあって、コーナリング性能も非常に高いです。
サーキットを速く走れるスポーツ性だけではなく、乗り手を選ばず思い通りのコーナリングを実現する扱いやすさも魅力です。中低速のトルクもしっかりしていて、山道ツーリングと高速ツーリングが多い日本の道路にマッチングしたスペックになっています。
足付き性も高く、日本人の体格に合ったモデルと評価できますが、身長175cm以上の方は足元が窮屈に感じてしまう面もあります。
BMW F800GTの新車値引き・カスタムに関して
新車値引きは0円が基本ですが、BMWの中でも人気が高いモデルで、店頭在庫を持っている販売店も多いです。在庫処分やイヤーモデルの切り替えのタイミングでは値引き販売を期待することもできます。ただし、車両値引きは期待できても5〜10万円程度でしょう。
パッケージングが充実した事により、オプション追加の余地が少なくなりました。新車購入の交渉はオプションや下取り査定を含めて交渉するとよいでしょう。BMWの正規販売店は下取り価格が相場より極端に低く提示される事もあるので、買取専門店の査定と比較するとよいでしょう。
カスタムに関しては、純正マフラーの音が上品すぎる面があり、スリップオンの社外マフラーが人気です。その他、キャリアボックスなどツアラーらしい純正オプションが定番のカスタムです。
BMW F800GTの中古バイク・買取情報
人気・査定額 ★★★★★
タマ数 ★☆☆☆☆
カスタム比率 ★☆☆☆☆
モデルチェンジしてから間もない事や、人気のツアラーバイクの主力車種という事もあり、中古市場でも人気が高いです。発売から4年が経過して、少しずつではありますが、中古のタマ数も増えてきました。人気が高いので、割安感は低いです。新車の保証を考慮すると、無理に中古にこだわらず、新車購入と比較検討するとよいでしょう。
買取情報は、安定した人気がある車種なので、今後大きな値崩れは考えづらいですが、タマ数が少ない今が売り時です。経年数や走行距離に応じて基準価格が下がっていくので、初回車検をひとつのポイントとして買取査定を受けてみるとよいでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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