2016年にRFが登場して、2017年3月現在では2016年モデルと2017年モデルが併売されています。2016年モデルは263.8万円で2017年モデルより11万円ほど安いです。

エンジンスペックは最高出力201HPで同等になっていますが、2017年モデルからは電子制御のAPRC(アプリリア･パフォーマンス･ライド･コントロール)が一新されています。アプリリア第4世代の電子制御システムを搭載した2017年モデルは、レースや公道の危険回避でワンランク上の信頼性を誇ります。

スマートフォンアプリと連動させたアプリリアマルチメディアプラットフォーム(V4-MP)もバージョンアップさせて、音声コマンドにも対応するなど、最新鋭のシステムの搭載も魅力的です。

近年は高年式のスーパースポーツは、メーターや電子制御でどれだけの付加機能が付いているかの自慢がツーリング仲間との会話にあがる事が多いです。RSV4RFを保有すれば、ツーリングやサーキット仲間から注目を浴びること間違いなしでしょう。

APRILIA RSV4RFの特徴

APRILIA RSV4RFの評価

近所の街乗り　　★☆☆☆☆
通勤・通学　　　★☆☆☆☆
ツーリング　　　★★★☆☆
峠・サーキット　★★★★★
足着き性　　　　★★☆☆☆
扱いやすさ　　　★☆☆☆☆
タンデム　　　　★☆☆☆☆
カスタム性　　　★☆☆☆☆

RSV4RFは、RVF4Factoryをさらにパワーアップして2016年より発売されたアプリリアのフラッグシップモデルです。エンジンやフレームはRSV4Rと共通ですが、シリンダーヘッドの変更でクラストップレベルの201HPをほこります。サスペンション、ステアリングダンパーはオーリンズ製を採用し、コーナリング性能も高めたレースで勝てる仕様になっています。

クルーズコントロールの追加をはじめ、細かい設定を見直した電子制御、設定したピットレーンの最高速度に合わせたリミッター切り替え機能などオリジナル装備も満載です。RSV4より約75万円高額になりますが、フルオプションが付いて、フルパワー仕様でコーナリングABSなど専用装備も充実しているので、お得なパッケージングだと評価できます。

ライバルメーカーのフラッグシップモデルと同等の価格帯ですが、V4エンジンの搭載や最新の電子制御システムなど、購入する価値が高い世界最高峰の公道走行可能のピュアスポーツです。

APRILIA RSV4RFの新車値引き・カスタムに関して

RSV4RFになると、国内でも年間で数えられる程度の台数しか受注されていません。値引きは0円になります。

RFではフルパワー化がされているため、カスタムの要素もほとんどありません。純正でもスポーティーなタイヤを履いているので、ツーリング使用の場合はタイヤ交換をする事がオススメです。スタイリングにも定評があるので、余計な外観のカスタムはしないほうがいい車種です。

APRILIA RSV4RFの中古バイク・買取情報

人気・査定額　★★★★☆
タマ数　　　　★☆☆☆☆
カスタム比率　★☆☆☆☆

RSV4RFは2016年からのモデルで、中古はほとんど流通していません。新車価格が高額で2017年モデルがパワーアップした事で、今すぐに売却すると新車価格に対して査定価格に割安感を感じる事もあるでしょう。
全国で探していけば、中古の在庫が見つかる可能性もありますが、現在は基本的に新車購入を前提に検討するべき車種です。価格がネックになる場合や、ツーリング用として購入するので貼れば、標準グレードのRSV4Rも比較検討するとよいでしょう。

買取情報については、全国で見ても売却事例が少なく、業者によって査定額の提示に差が出やすいです。複数の業者から査定を取って比較検討するとよいでしょう。現行モデルの中でも最高水準のスペックなので、今後も中古相場が崩れる事はないでしょう。

ライター：ブルさん

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。