高く売れる原付バイクの条件と車種名を紹介
原付は新車価格が安い事から、条件によっては値段が付きにくい事もあります。
しかし、好条件が揃っていれば、原付でも業者査定で高値が付く可能性があります。
ここでは、原付が高く売れる条件を紹介します。
このページの目次です
高く売れる原付バイクの条件は?
走行距離よりも年式
高く売れる原付の条件は高年式であることです。業者の買取価格では、走行距離よりも年式を高く評価されます。
走行距離よりも年式が重要な理由は、原付バイクの次の特性からです。
- 50ccクラスの原付はメーターの上限が9999kmで1万kmを超えると走行距離がリセットされる車種がある
- 車検が不要なので、公的に走行距離を証明する物がない(メーター交換すれば走行距離をごまかせる)
- 型落ちモデルは中古市場で人気が低い
新車価格が高い原付は、中古市場で人気がある
原付は車種によってメーカー小売価格が異なりますが、新車でも安く買える車種は、中古ではなく新車で購入しようというユーザーが多いです。
新車価格が高いと、新車では高くて手が出せないので中古で探そうという需要が高くなります。
そのため、新車価格が高いほど、売る時は有利になります。
流行の原付2種は高価買取が期待できる
現在、バイク業界全体で51cc〜125ccの原付2種バイクが注目されてます。
原付2種は、50ccクラスの30kmの速度制限の適用がなく、取り回しがよく駐輪場に停められるなど使い勝手が良いです。
通勤・通学から、買い物、レジャーなど幅広しシーンで活躍して、軽自動車税や任意保険などの維持費も安いメリットがあります。
特に高年式の原付2種は、性能が高くパワーも燃費も優れていて、スポーティーなエクステリアなど魅力が多く高値で流通しています。
ミッション車は価値が下がりにくい
原付の中でも、スクーターではなくミッション車は高く売れる見込みがあります。カブなどのノークラッチのミッション車よりも、クラッチレバーが付いている車種の方が人気が高いです。
一部の人気車種では、状態さえよければ年式が古くても、驚くような高値で買取してもらえる場合があります。
高く売れる可能性がある原付バイクの車種
中古市場で人気があり、高く売れる可能性がある原付バイクの車種をまとめました。
50ccクラスのスクーター
50ccクラスのスクーターでは、スポーツタイプやオシャレな外観が売りの、ランクが高い車種が人気の条件です。
新車のメーカー小売価格で20万円を超えているバイクは高値が付きやすいです。
原付2種の中でも、特にシグナスXは高い
原付2種は全般的に人気が高いです。特に排ガス規制で4ストインジェクション化がされてから、改良が進んだ2010年以降のモデルは高く売れる可能性があります。
その中でもヤマハのシグナスXだけは、ライバルメーカーに勝るパワーが人気で、中古バイク市場でもダントツに人気が高いです。スタイリングやスポーツ性能も魅力で、マフラーやLED化など、ボアアップなどのカスタムも売却時には高く評価されます。
ほかにも、原付2種では、新型車種のリード125も中古市場で高値で流通しています。
往年の名車、2ストレプリカは新車価格以上の値段が付く事も
廃盤から20年以上経過しているにも関わらず、人気が衰えないのが2ストレプリカのバイクです。
80年代後半〜90年代中盤にかけて販売されていた、2ストレプリカは次の車種があります。
- NSR50/80
- NS-1
- NS50F
- TZM
- TZR50
- YSR80
この中でもNSR50/80やTZM、YSRといった旋回性能が高い12インチタイヤ装着モデルが人気です。
状態が良い物だと、当時の新車価格以上の値段が付く事もあります。
また、近年ではCBR125やYZF-R125など4ストエンジンのレーサーレプリカも人気が高いです。
カスタムベースで人気のミッションバイク
- モンキー
- ゴリラ
- ダックス
- シェリィ
これらのホンダのミッションバイクはカスタムベースで人気があり、高く売れる可能性があります。
特に、外装が綺麗な状態のバイクや、カスタム済みのバイクは業者査定でも高く評価されます。
注目度上昇中のミッションバイク
原付のミッションバイクは昔から人気がありますが、近年高性能の新型バイクが投入された事もあり、一層注目を集めています。
高く売れるミッションバイクは次の通りです。
- グロム
- KSRシリーズ
- エイプ50/100
- リトルカブ
- Dトラッカー125
人気が無い原付バイクを売るには
ここまでで紹介した高年式や人気車種以外のバイクは、売却価格も低くなります。原付バイクはナンバーを取得した瞬間に、購入価格の7割程度の価値に落ちると言われています。
さらにそこから一部の人気車種を除いて、1年経過するごとに約1万円価値が落ちていきます。つまり、原付バイクは新車から10年近く経過すると、ほとんど価値が残らなくなってしまいます。
それでも、どんなに古くて程度が悪い原付バイクでも、優良業者は査定価格で0円を付ける事はありません。不動車でもエンジンやキャブ、インジェクション、足回りなどは修理すれば再生できる部品が多く、フレームは鉄の資源としての価値があります。
人気が無く、状態が悪い原付でも1〜2万円の値段をつけてくれる優良業者を探すとよいでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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