バイク査定員はどんな教育を受けているの?

バイクを売却する際に、査定をしてくれる査定員。最近では女性のバイク査定員も見かけるようになりました。
では、バイク査定員はどのような教育を経て一人前の査定員として認められるのでしょうか。バイクの査定員になるために必要な資格はあるの?など疑問を含めて解説していきたいと思います。

1、バイク査定員はどんな教育をしているの?

(1)バイクの基礎知識の習得
まずは基本となるバイクの基礎知識を学びます。
具体的には、各々のパーツの名称や役割・構造などを実際のバイクに見て触れて学んでいきます。これらの基本が理解できなければ、実際に現場でお客様を目に前にして説明することは困難ですし、何よりも説得力に欠けてしまいます。
何事も土台固めが大事であると言えますね。

(2)査定基準の習得
次に、実際に査定で必要になる査定基準の習得をします。
車種、年式の把握、車体(外装、フレーム、保安部品、足回りなど)を「キズ・ゆがみ・ねじれ・割れ・へこみ」などの大きさや深さを判断して評価していくのが査定のメインの手順となります。
ダメージの大きさを点数で評価していくので、たとえば、「これくらいのキズであれば1点」など実際に確認しながら学んでいきます。何百通りのパターンがあるので「感覚」という部分も大切になってきますが、こればっかりは長年の経験で培われていくものですのでこの時点では基本的な内容を学んでいきます。
実際、現場に出てからのほうが学べることが多いですし、様々な状態の車体を見ていくことで経験が積まれていくので現場に出てからのほうが、本当の本番といえるのかもしれませんね。

(3)先輩査定員との同行研修
一通りの座学を終えたら、実際に現場に出ての研修が始まります。
ここでは、実際の査定の流れやバイクの扱い方、などを学んでいきます。
実践を交えることで現場を見て感じることができるので、一番学べる事が多い研修であると言えます。
どんなことでもそうですが、座学で学んだ通りに進まないのが現場での研修。
イレギュラーが発生した時にどう対応するかなど、想定外の対応力の求められます。

(4)独り立ちへの最終ステップは…
先輩査定員との同行研修を1~2か月ほど行ない問題がないと判断された場合、最終段階として上司とのチェック同行があります。これは、実際に一人でお客様のもとへ伺い一連の査定を一人で行なう姿を上司が同行してチェックするというもの。どんな車種のどんな状態のバイクを査定するかは、その日の査定依頼次第なのでとてもドキドキではありますが、落ち着いて忠実に一つ一つ取り組んでいけば問題なく合格はもらえるでしょう。
ここで合格をもらえれば、一人前として出張査定に伺うことができます。
買取業者にもよりますが、一人前になると「バイクプランナー」などという名称をもらえることもあります。このような名称があると、査定を依頼する側もちょっと安心してお任せできるような気がしませんか?

2、バイク査定員に関する疑問

(1)バイクの査定員には資格はあるの?
自動車のディーラーや買取店、レンタカー関連の店舗には必ず「中古査定士」がいると言われています。「中古査定士」は一般社団法人日本自動車査定協会が主催しているもので、大型・小型などでも資格が分けられており、実務経験6か月以上など様々な受験資格が設定されています。
それに対して、バイクは公的な資格は現在のところ存在していません。ではどのようにしてバイク査定員としてバイクの査定ができるようになるのでしょうか。
買取業者ごとにきちんと教育・研修制度があり、一通りの知識はここで学ぶことになります。公的な資格がない分、社内認定資格として取得項目が組まれて内容を勉強していくことになります。もちろん、バイクの査定員の中にも「中古査定士」の資格を持っていたり、「整備士」の資格を持っていたりするのでそれらの資格もバイクの査定にはとても役に立ちますので持っていて損なことはないと思います。特に、整備士に関してはバイクの状態を瞬時に把握出来たり修理せねばならない部分をすぐに見つけることができたりするのでとても有利な資格になります。

総括:

バイクの査定員はこのような教育を経て、一人前の査定員として皆さんのバイクを査定しています。直接的な資格がないので難易度などを数字で表すことはできませんが、基本的にしっかりと研修を受けていけばバイクの査定士になることが可能です。
今度、バイクを査定する予定がある方はバイクだけでなく、ぜひ査定員にも注目してみてくださいね。

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