大盛況だったYOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2017の魅力

2017年12月3日に、パシフィコ横浜にて26回目のホットロッドカスタムショーが開催され、大盛況で幕を閉じました。
国内最大級のカスタムショーの魅力を紹介します。

<参加された方の参考動画1>

<参加された方の参考動画2>

ホットロッドカスタムショー とは?

HOT ROD CUSTOM SHOW(略称「HRC」)は、国内での認知度は低いですが、世界的に有名なバイク中心のカスタムショーです。毎年横浜で開催されていて、当初はホットロッド系カスタムカー中心でしたが、次第にカスタムバイクの出品が増加していきました。

2017年の開催では自動車300台、バイク650台、ショップや、メーカー330の出店ブース・イベント会場が集まり、1万7千人の来場客が訪れました。ハーレー・ダビッドソン、BMW、トライアンフといった海外メーカーも多数出品しています。

バイク関連であれば、国内では以下の展示イベントが有名です。

・東京モーターショー
・大阪モーターショー
・東京オートサロン
・モーターサイクルショー

規模がもっとも大きいのは、メーカーから新作モデルやコンセプトカーの出品を行われる「モーターショー」です。東京、大阪が有名ですが、名古屋、福岡など、全国の主要都市でも定期的に開催されています。

二輪に限定したイベントではモーターサイクルショーが毎年3月頃に開催されています。カスタムカーイベントであれば、多彩なジャンルのカスタムカーが出品されるオートサロンが有名ですが、車中心でバイクメーカーやバイク用パーツメーカーの出店は少ないです。

ホットロッドカスタムショーは、会場もパシフィコ横浜を使用した1日のみの開催になるので、規模で見ると上記の展示会に劣ります。しかし、国内最大級の東京モーターショーで見ても、かつては世界で注目されるイベントだったものの、近年は国内の一般客向けのイベントになって海外からの注目度は低くなっています。

ホットロッドカスタムショーは規模こそ小さいものの、世界で見ても最大級のバイクカスタムイベントで、海外のジャーナリストも多く訪れることで有名です。その証拠に、東京モーターショーでも2輪車の出品を長年していないハーレーをはじめ、国内の展示会イベントに消極的な海外のバイクメーカーが、ホットロッドカスタムショーでは積極的に出品しています。

バイクメーカーが用品メーカーのカスタムイベントのスポンサーになって、自社のバイクのプロモーションを行うことは海外ではよく見られることで、日本との違いでもあります。世界トップクラスのカスタムバイクを見られるイベントなので、バイクを見て楽しむことが好きな方は、2018年以降の開催に足を運んでみてはいかがでしょうか?

YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2017の概要

イベント名 26TH ANNUAL YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2017
開催日 2017年12月3日(日)
会場 パシフィコ横浜
チケット料金 前売り3,400円、当日3,900円(12歳以下無料)
URL http://yokohamahotrodcustomshow.com/

そもそもホットロッドとは?

分かりやすくいうと、アメ車のクラシックなカスタムスタイルです。パフォーマンスよりも見た目にこだわった車両が多いです。もともとはアメリカで1960年代以前にレース出場を目的にしたカスタムをホットロッドと呼び、ストリート系カスタムは日本でもファンの多いローライダースタイルと呼びます。

近年はホットロッドとローライダーの定義の違いが曖昧になり、ローライダーはホットロッドの1種と捉えるケースもあります。語源は不明ですが、hot roadster「熱いロードスター」やhot pushrod「熱いプッシュロッド」が短縮されたものと言われています。
1920年代〜1930年代にフォードをベースに軽量化や出力アップするカスタムを行われたのがホットロッドの起源です。

ホットロッドカスタムショーでは、カスタムバイクの出品台数が多くなったとはいえ、あくまでもメインはホットロッドカーの展示になっています。カスタムバイクはアメリカンをベースにした車両が多いですが、近年はスポーツバイクやストリートバイクなど日本メーカーのバイクをベースにしたカスタム出品も増加しています。
オートサロンのような最新バイクをベースにしたものよりも、国産メーカーであれば旧車と呼ばれる70年代〜90年代のバイクをベースにされることが多いです。

出店者や来場者、イベントスタッフも外人が多く、イベントではノーヘルによるデモランや、スケボーに乗ってバイクに引っ張られるパフォーマンスなど、アメリカンスタイルならではのパフォーマンスが多数用意されています
会場の雰囲気も、モーターショーやオートサロンとは違った魅力があり、海外に行ったような雰囲気も楽しめます。

おわりに

日本国内でもコテコテカスタムをしている人はいますが、世界の方がトコトンやっているケースが多いです。東京オートサロンにもコンプリートカスタムバイクの出品はありますが、ホットロッドカスタムショーの出品バイクは、オートサロンに出されるカスタムバイクとは違った魅力があります。

基本的にはアメリカンカスタム好きの方がもっとも楽しめますが、ワンオフで作ったパーツを組み入れるケースが多く、メカ好きの方にも堪らないイベントです。毎年12月上旬に横浜で開催されています。バイクのオフシーズンに突入する時期ですが、冬のバイクの楽しみ方としてホットロッドカスタムショーに足を運んでみてはいかがでしょうか?

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