2020年にフルモデルチェンジ・新発売した国産バイク一覧

2020年は例年以上に魅力的な新型バイクの発売・主要車種のフルモデルチェンジが多いです。
スポーツバイク、アドベンチャー、ツアラー、街乗りバイクなど幅広い新型バイクが登場しました。

早速、2020年に入ってから登場した新型バイクの一覧をご覧ください。
なお、こちらの一覧情報は2020年9月24日現在に正式発表している情報を元に作成しています。

ホンダ CBR1000RR-Rファイアーブレード

cbr1000rr-r_fireblade

発売日:2020年3月20日
価格:2,420,000円/2,783,000円(SP)
主な特徴:エンジン・シャーシ・電子制御を一刷、最高出力218PS

ホンダのフラッグシップスポーツバイクCBR1000RRが、11年ぶりにエンジン・シャーシを全面改良するフルモデルチェンジを行いました。
大幅な進化を遂げたことから車名をCBR1000RR-R FIREBLADEへ変更。国産モデル屈指のスペックを誇ります。
エンジンスペックの向上に加え、新型シャーシとサスペンションの改良でコーナリング性能も大幅に向上しました。
当面は国産リッタークラスSSの主役になるでしょう。

ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADEの特徴と買う・売る時のポイント

カワサキ Ninja ZX-25R

発売日:2020年9月10日
価格:825,000円(STD)/913,000円(SE)
主な特徴:約13年ぶりの250cc4気筒バイク、ラムエア吸気時の最高出力は46PS

2020年最注目の新型バイクがNinja ZX-25Rです。バリオス2やホーネットが2007年に生産終了して以来、13年ぶりの4気筒エンジン搭載の250ccスポーツバイク。
ZXR250など過去に発売されていた4気筒エンジン搭載バイクの走行性能を見ても、昨今主流になっている並列2気筒エンジンよりも加速性能が優れています。
車両価格は高めですが、現行の400ccバイクよりもサーキットで速いタイムを出せるポテンシャルを持っています。

カワサキ NinjaZX-25Rの特徴と買う・売る時のポイント

スズキ ジグサー250/ジクサーSF250

発売日:2020年4月24日
価格:448,800円(ジクサー250)/ 481,800円(ジクサーSF250)
主な特徴:油冷エンジン、GSX250Rよりもハイパワー・軽量・低価格

先進技術で徹底的に効率化と低フリクション化をした新型油冷エンジンを搭載した注目モデル。
ネイキッド仕様のジクサー250とフルカウル&セパハンのジクサーSF250のラインナップを用意しています。
約45万円~の価格設定にも関わらず、LEDヘッドライト、前後ディスクブレーキ、デジタルメーター、7段階のアジャスター付きリアサスペンションなど充実した装備を搭載。
レビュー情報ではエンジンの重心が低いため軽快なコーナリングができると評判です。

スズキ ジクサー(GIXXER)250/SFの特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ トリシティ300

tricity300の東京モーターショー画像
発売日:2020年9月30日
価格:957,000円
主な特徴:NIKENと同じアッカーマン機構を採用した3輪ビッグスクーター

前二輪で前輪左右独立サスペンションが特徴のLMW第3弾として登場したトリシティ300。
既に人気を集めているトリシティ125/155のビッグスクーター仕様ですが、構造はスポーツバイクのNIKENシリーズに近いです。
LMWシリーズ初の直立ロックを搭載して100万円以下の価格設定にまとめた点を高く評価できます。

トリシティ300はLMWの最終形態!?~実用性・安全性以上に魅力的なスポーツ性能に注目~

ホンダ CBR600RR


発売日:2020年9月25日
価格:1,606,000円
主な特徴:121PSのフルパワー、ウイング付きの新型カウル、電子制御を大幅アップデート

2016年に生産終了になったCBR600RRが4年ぶりに復活しました。
フルパワー仕様で排ガス規制をクリアしたことに加え、電子制御をはじめとした先進技術を詰め込み、ウイング付きのカウルを装着しました。
昨今はリッタークラスSS(スポーツバイク)が高価格化&ハイパワー化されていますが、アマチュアレベルではサーキットでもパワーを出し切るのが困難なオーバースペックです。
600ccクラスのレース需要は減少しましたが、峠のワインディングやサーキットのスポーツ走行を手軽に楽しめるモデルとして需要を高めていくでしょう。

ホンダ CBR600RRの特徴や売る・買う時のポイント

ホンダ CT125ハンターカブ


発売日:2020年6月26日
価格:440,000円
主な特徴:スーパーカブC125ベースのクロスオーバーモデル

スーパーカブC125をベースにハンドル・外装・マフラー・エンジンの吸排気・燃料タンクを大幅に変更した派生モデルです。
実用性、スタイリング、悪路走破性能を大幅に高めているにも関わらず、スーパーカブC125より3.3万円アップにまとめた価格設定を高く評価できます。
クロスカブ110よりも装備と価格を比較したコスパの高さが優れていますよ!

HONDA CT125 ハンターカブの特徴や買う・売る時のポイント

ホンダ CRF1100Lアフリカツイン


発売日:2019年12月13日(MT車)/2020年2月14日(DCT車)
価格:1,617,000円~
主な特徴:先代よりも排気量を拡大、細部を多数改良

ホンダの大型アドベンチャーバイク「Africa Twin」が排気量拡大をしてフルモデルチェンジしました。
車名も従来のCRF100LからCRF1100Lへ変更しています。新型の目玉は排気量拡大ですが、ほかにも燃料タンクの大型化・スタイリング変更など幅広い改良を行っています。

ホンダ CRF1000L Africa Twinの特徴と買う・売る時の特徴

ヤマハ テネレ700

発売日:2020年7月31日
価格:1,265,000円
主な特徴:MT-07ベースのアドベンチャーバイク

EICMA2018(ミラノショー)で発表されたテネレ700(Tenere700)が2020年7月31日に発売しました。
発売予定からの延期があり当サイトの予想価格より高かったのは残念ですが、高い悪路走破性能を誇る本格的なアドベンチャーバイクに仕上がっています。
エンジンはMT-07用を流用して設定変更を行った仕様ですが、新開発のダブルクレードルフレームと専用サスペンション、フロント21インチホイールを搭載する本格派。
大型アドベンチャーバイクでは最軽量クラスの車両重量205kgが魅力の初心者でも扱いやすいバイクです。

MT-07ベースのアドベンチャー「Tenere700」の魅力は安さと軽さ?

ホンダ ADV150

adv150
発売日:2020年2月14日
価格:451,000円
主な特徴:X-ADV風のスタイリング、PCX150より悪路走破性能が高い

PCX150をベースにスタイリングと足回りを変更した「ADV150」。専用のサスペンションとタイヤを装着してオフロード走行性能を大幅に高めています。
さらに前後ウェーブディスクやラリー仕様の専用メーターなど充実の装備が魅力。PCX150に比べて約4.5万円高に抑えた価格設定を高く評価できます。
スマートキーや28Lの大容量シート下収納など実用性はPCX150と共通です。ワンランク上の150ccスクーターを検討している方や、舗装の悪い道路を走るシーンが多い方におすすめです。

ホンダ ADV150の特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ YZF-R1


発売日:2020年8月20日
価格:2,365,000円(STD)/ 3,190,000円(R1M)
主な特徴:国内モデルの復活、細部を多数改良

長年海外モデルのみを発売してきたYZF-R1が2020年8月20日に国内モデルを発売しました。
スタイリングとスペックは2015年のフルモデルチェンジ当初と同等の内容ですが、新型YZF-R1はエンジン・ブレーキ・サスペンション・電子制御デバイスを幅広く見直ししています。
2019年モデル(海外仕様)よりも値上げされていますが、新型の国内モデルは細部の改良と販売店による手厚いサポート・保証を受けられるメリットがあります。

ヤマハ YZF-R1の特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ T-MAX560


発売日:2020年5月8日
価格:1,276,000円(STD)/ 1,419,000円(TECH MAX)
主な特徴:排気量アップの新型エンジン搭載、上位グレードのTECH MAXを追加

大型ビッグスクーターの絶対王者であるT-MAXは、先代より約30ccの排気量アップさせた新型エンジンを搭載してフルモデルチェンジを行いました。
新たにクルーズコントロール・電動調整式スクリーン・グリップウォーマー・シートヒーター・調整機能付きリアサスペンションを搭載した上位グレード「TECH MAX」を追加設定。
エンジンの他にも、サスペンションやスタイリングなどを全面改良しています。

ヤマハ TMAX530の特徴と買う・売る時のポイント

ヤマハ MT-25/03


発売日:2020年3月28日
価格:621,500円(MT-25)/ 654,500円(MT-03)
主な特徴:倒立フォークを新採用、LEDヘッドライトの新しいフロントマスク

2019年モデルで改良を行ったYZF-R25/03に追従する形でMT25/03も新型を投入しました。
主要な走行機関の変更点はフロントフォークを倒立フォークへ換装するのみですが、大幅にコーナリング性能が向上しています。
LEDモノアイのフロントマスクは先進性を感じられるデザインになっていますよ。

ヤマハ MT-25の特徴や買う・売る時のポイント

カワサキ W800


発売日:2019年12月1日
価格:1,012,000円
主な特徴:排ガス規制をクリアして復活

2016年に一度生産終了したW800は、2019年にCAFEとSTREETの2つのモデルを発売して復活しました。
STDモデルのW800は約9ヶ月遅れの2019年12月に発売しています。
排ガス規制をクリアしたのが最大の特徴ですが、2016年モデルに比べて約20万円の値上げと約10kg重くなった車体がネックになります。
ラインナップを充実させたのは嬉しいことですが、正直2016年以前のモデルより魅力が少なくなりました。

カワサキ W800の特徴や買う・売る時のポイント

カワサキ KLX230

発売日:2019年12月1日
価格:1,012,000円
主な特徴:排ガス規制をクリアして復活

本格的なオフロード走行よりも街乗りやツーリングの快適性と扱いやすさを重視したモデル。
ヤマハのセローがKLX230に近い存在で、フルサイズのボディサイズと扱いやすいエンジンが魅力です。
エンジンは専用に新設計された新型のため、レスポンスと耐久性が高いと評判です。生産終了になったKLX250よりスポーツ性は劣りますが、KLXシリーズならではの魅力が詰まっています。

こちらの記事もあわせてどうぞ

バイクの最新ニュース
バイクの新型モデル情報、バイクグッズや法律動向などバイクに関わるバイク業界関連情報、バイクレース情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの最新ニュース
バイクの基礎知識
バイクを持つ前・持っているときに知っておきたい初歩的な知識、バイクを購入するときに知っておきたいこと、バイクを手放すときに知っておきたいことを紹介しています。
バイクの基礎知識
バイクを売るコツ
バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら
どの買取業者に売るかお悩みの方へ
どこの買取業者に売るかで迷ったら、当サイトのおすすめ買取業者をご参考下さい。 みんながどこでバイクを売っているか、買取業者利用アンケートも紹介しています。
「おすすめのバイク買取業者」はこちらで紹介

コメントを残す

;
サブコンテンツ

ページの先頭へ