東京モーターフェス2018で展示されたバイクを一挙紹介
東京モーターフェス2018では、各メーカーごとにブースを構えるのではなく、幅広いバイクの展示車両を同じコーナーに幅広く展示していました。
設けられたコーナーは「セーフティ&エコ展示」という名称ですが、エコや安全性ではなく、各メーカーがアピールしたい迫力ある車種を用意している印象でした。
全展示車両を写真付きで紹介します。
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スズキ GSX-R1000 ABS
GSX-R1000ABSの2018年モデルです。2018年モデルより採用されたECSTARカラーを展示していました。スズキの代名詞とも言える綺麗なメタリックブルーにグラフィックカラーがよく映えます。
東京モーターフェス2018では唯一展示されたリッタークラススーパースポーツということで大きな注目を集めていました。
スズキ GSX250R
GSX250は2018年10月1日にカラーリング変更を行い追加した、「トリトンブルーメタリックNo.2」を展示しました。GSXーRシリーズは全て青基調のグラフィックカラーをラインナップしたことになります。
250ccクラスでも、太いマフラーの装着によって、大型バイクと勘違いしてしまいそうな迫力を感じます。
ホンダ CBR250RR
CBR250RRは、未だに人気の衰えないクラストップの走行性能を誇る250ccスポーツバイクです。片側2本出しマフラーのほか、LEDヘッドライトを採用したフロントマスクなど、ほかの車種に比べても先進性を感じるデザインです。
展示車両を見ると、改めて質感の高さを実感します。2018年モデルより、展示車両のホワイトが追加されました。
ホンダ ゴールドウィング
ゴールドウィング(GOLD WING)は2018年に17年ぶりのモデルチェンジを行いました。まだ街中でも見かけることの少ない最新モデルで、居住性の良いシートと重量級クルーザーならではの迫力で、多くの方が足を止めて跨っていました。
乗り降りをするだけでワクワクする気持ちになるバイクです。特に子供や女性から人気が高かったように感じました。
ヤマハ NIKEN
NIKENは、2018年9月13日より受注を開始した大型3輪バイクです。東京モーターフェス2018の展示車両の中では、唯一の発売直後の新型モデルとして大きな注目を集めていました。
昨年の東京モーターショー2018、春の東京モーターサイクルショー2018でも展示されていましたが、正式発売したこともあって、東京モーターフェスでは実際に跨ることができました。
乗った印象はシート高が高く、身長175cmの私でも、つま先しか足が付かなかったことと、ハンドルがワイドだったことです。
NIKENの特徴、概要はコチラのページで詳しく紹介しています。
ヤマハ YZF-R25
東京モーターフェス2018では、カワサキのNinja250以外の250cc2気筒エンジンスポーツバイクが揃っていました。YZF-R25はライバル車種と比べてもスタイリッシュなデザインが特徴です。
展示車両は2017年11月に追加して大人気になっているホワイトメタリック6です。白ベースにホイールとボディにラインで入ったイエローがマッチしています。フロントマスクはハロゲンライトのため、YZFシリーズの中ではボテっとした印象を受けます。
カワサキ Ninja H2 SX SE
NinjaH2 SX SEは2018年に国内導入された、スーパーチャージャー付きのメガスポーツツアラーです。SE仕様はフルパニアになっていて、東京モーターフェス2018の展示車両の中でもトップクラスの存在感を放っていました。
燃料タンクの下部にスーパーチャージャーの過給器が搭載されています。2019年モデルの海外モデルH2は大幅に出力向上をしていて、まだまだH2シリーズは成長過程です。
キムコ G-Dink250i
G-Dink250iは、台湾のスクーターメーカーキムコの中でも国内で売れ行き好調なビッグスクーターです。安さだけではなく性能でも国産に匹敵する評価を得ています。展示車両を見ても質感に安ぽっさはなく、スポーティーなデザインに魅力を感じます。
ライバルのヤマハX-MAXに比べて20万円ほど安い価格設定で、コストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴です。東京モーターフェス2018でも足を止めてじっくり細部まで見ている方がたくさんいました。
キムコのフラッグシップモデルです。ライバルはヤマハ・T-MAXでスポーツ性能も兼ね備えています。見た目は250ccクラスとそれほど変わらないサイズですが、造形されたスイングアームや横に寝たリアサスペンションで個性を出しています。 展示バイクを見て、特にリアの灯火類のデザインがかっこいいと感じました。リア周りがスタイリッシュなので、「これで550ccなの?」と驚く方もいました。 スパイダーの愛称でお馴染みの大型3輪トライクです。3輪自動車に分類されるので普通自動車免許で運転できますが、バイクのようなスロットルでアクセル操作をします。 1,330ccの3気筒エンジンで、バイクとも車とも異なる独特なエンジンフィーリングを出しています。税金、任意保険は400cc超えバイクと同じ条件なので、維持費が安いメリットがあります。 トライアンフだけは、エコ&セーフティーコナーとは違う、車に囲まれたセンタープロムナード中央付近に展示していました。周辺にバイクがないことで目立ち、足を止めて触ろうとする方が多かったです。 タイガー1200はトライアンフのデュアルバーパスバイクのフラッグシップシリーズです。迫力ある車体なので、跨ろうとする方が多かったです。 カスタムバイクのようなスタイリングをしたトライアンフのアメリカンバイクです。特にシート回りの存在感が大きいです。 国産にはないスタイリングで、トライアンフの中でもボンネビルシリーズは国内での流通量が少ないことから、東京モーターフェス2018ではバイク好きから興味本位の方まで幅広い方が足を止めていました。 展示車両だけで見ると、展示会系イベントに比べて物足りなく感じました。しかし、東京モーターフェス2018は屋外の恩恵で、展示車両との距離が高くて、ゆったりとバイクをじっくり触ることができました。 展示車両を見る来場客の大半は、通りがかりに足を止める程度なので、1台に長時間時間を使って見る人もいなく、ストレスなく展示車両を見てまわれる環境でした。強風の影響で一部の展示を中止になった課題もありますが、過去にモーターショー、モーターサイクルショーを見てきた経験のある私としては、屋外展示も悪くないと思いました。 バイクは車に比べて足を止めたり、指を差して話をする人が多いように感じました。個性的でこれまでにはなかったような車種が増えてきたので、モーターフェスを通じてバイクに興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。 私の本音は、もっと幅広い車種や新型車を見たかったですが、バイク展示コーナーは終日賑わっていて、イベントとしては大成功でした。 この記事を書いたのはライターのブルさん。BRP Can-Am Spyder F3-S
トライアンフタイガー1200XR
トライアンフ ボンエビル ボバー
おわりに
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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