東京モーターサイクルショー2018レポート!!【動画あり】
東京モーターショー2018(http://www.motorcycleshow.org/)の取材に行ってきました。当サイトでは東京モーターショー2017に続いての展示会レポートです。今回は、モーターサイクルショーに行ったことのない人にも、イベントの様子を伝えられるように、動画も撮ってきました。
イベントの特徴や見所、各メーカーのブースレポートをはじめ、幅広い関連記事も掲載していますので併せてご覧ください。
ホンダブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
スズキブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
カワサキブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
ヤマハブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
ドゥカティブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
トライアンフブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
KTMブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
BMWブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
ハーレー・ダビッドソン レポート|東京モーターサイクルショー2018
プジョーブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
ピアッジオ系ブースレポート|東京モーターサイクルショー2018
MVアグスタ・ADIVA・キムコレポート|東京モーターサイクルショー2018
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モーターサイクルショーはバイクに特化した国内最大の展示イベントです。年に1回、3月ころに東京と大阪で開催されています。各バイクメーカーのほか、アフターパーツ、ウェア、消耗品などのメーカー、サーキット、専門学校などバイクに関連する多彩な業種や団体が出展しています。
東京モーターサイクルショー2018は、3月23日、24日、25日の3日間開催され、初日の23日(金)のみ特別公開になっています。今回は当サイトへの掲載を目的に取材申請を行い、プレス枠で特別公開から参加してきました。特別公開は、一般の人でもチケットさえあれば入場できます。ディーラーに声をかけると無料でくれることもあるそうです。
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東京モーターショーよりも混んでいる?!
今回は特別公開日から参加してきました。10時開始で1時間ほど早く着きました。メディアや特別公開日のチケットを持った人もたくさんいましたが、東京モーターショーの特別公開日のように大行列にはなっていませんでした。
プレスパスを受領して15分前に入場口に向かいましたが、すでに会場内へは入場していて、ブースの入り口で10時まで制限を行っていました。ブースの入り口は複数箇所あるので、開場直後も大混雑はしませんでした。
入場口やチケット売り場も屋内にあるので、東京モーターショーのように屋外で長時間並んで待つことはありませんでした。事前に並ばなくてもスムーズに入場できますが、早く着いてしまった場合は会場で待つとよいでしょう。コンビニ、カフェ、喫煙所もあるので、ゆっくり待てる環境です。
2018年の東京モーターサイクルショーは、金曜(午前は特別公開、午後から一般公開)、土曜、日曜の3日間で開催されました。特別公開を開始した直後も人は多いと感じましたが、午後になってからは一層混雑します。土日はさらに混むので相応の覚悟が必要です。
東京モーターショーより規模は小さいですが、展示スペースが小さいことや、観客全員がバイク目的にしているので、東京モーターショーの特別公開日よりも人口密度は高かったです。特にホンダとヤマハのブースは人気が高かったです。
特別公開日開場直後(10時過ぎ)のホンダブースの様子と、一般公開してからのヤマハブースの様子をご覧ください。
動画:ホンダブース
動画:ヤマハブース
東京MCSの魅力1:海外メーカーも多数出展
東京モーターショーでは、国内の主要なバイクメーカーのほか、BMWなど、車で大きな展示スペースを持っているメーカーのみバイクを展示していました。東京モーターサイクルショーは海外メーカーも多数出品しています。国産・外車の幅広いバイクをまとめて見れるのも東京モーターサイクルショーの魅力です。
HP4RACE
F3
790DUKE
ストリートトリプル
パニガーレV4
スポーツグライド
主要な海外メーカーはほぼ全て出展しています。さらに知名度の低い、これから日本市場での普及を目指す海外メーカーも複数出展していました。普段はなかなか見ることのできないようなバイクも見られます。
オーストリアのバイク
プジョースクータースポーツ
ベスパ赤
東京MCSの魅力2:レース関連のコーナーが多い
東京モーターショーでも、MOTO-GPマシンの展示を行っているメーカーはありますが、モーターサイクルショーでは、レースのオフィシャルコーナーも用意されています。MOTO-GPにプラグを提供しているNGKや8耐のコーナーでは、主要チームのレーシングマシーンを並べて展示しています。メーカーの垣根を越えてレースの魅力を伝えるブースも豊富で、見ごたえがあります。
8耐車両
MOTO-GP車両
ほかにも、ツインリンクもてぎ、つくばサーキット、恵比寿サーキットが出展をしていて、レース用部品を作っているメーカーやレーシングチームの出展もあります。タイミングが良ければ、現役ライダーや監督のトークショーも見ることができます。
ツインリンクもてぎのブースでは、本コースを走るビデオゲームを用意して、トライアルブースでは実際のトライアル車両に跨って、走らずにバランスを取って自立することにチャレンジできるコーナーがありました。レースに興味のない人でも楽しめる工夫をしています。
神電
こちらはマン島TTレースに参戦している電動バイクの神電7(無限Racing)。
東京MCSの魅力3:カスタムバイクが多数
マーク2カスタム
バイク用のアフターパーツを販売しているメーカーも多く、コンプリートカスタムのデモカーの展示も多数ありました。かなり攻めたカスタムも多くて見ているだけで楽しめます。
写真のマーク2カスタムのベースはZ900RSで、なんとスーパーチャージャーも後付しているプロトタイプのようです。カスタムの参考にできるような王道カスタムから、ただ魅せることを目的に制作された奇抜なバイクも多くて見ていて飽きません。
東京MCSの魅力4:体験コーナーが豊富
モーターサイクルショーに行って感じたのは、体験コーナーが豊富なことです。東京モーターショーでも一部で体験コーナーはありますが、全体的に数は少ないです。
こちらはヤマハのレーサー風写真が撮れるコーナー。
展示イベント全体に共通していることですが、最近はVR体験できる出展ブースも多いです。写真はレーサーのサーキット走行を体験できるスズキのVR体験コーナー。
全体的に東京モーターショーに比べて、出展者と来場客の距離が近くて、ゆっくり話をしてくれる方も多かったです。一般公開時間になった後も、常連と思われる一般客が、キャンギャルとゆっくり話しをしている姿もありました。大規模な展示会ですがアットホームな雰囲気を感じられました。
番外編・キャンギャル画像集
東京モーターサイクルショーも、綺麗なキャンペーンガールがたくさんいます。ブースにもよりますが、東京モーターショーと比べても、大胆なコスチュームを着たキャンギャルも多かったように感じます。
モーターサイクルショーの魅力4 イベントが多い
画像は女性白バイ隊員クイーンスターズによる模範走行の様子。
【動画あり】女性白バイ隊員「クイーンスターズ」の模範走行レポート
東京モーターサイクルショー2018で行われたイベント例
・MFJトライアルデモンストレーション
・MFJ親子バイク祭り
・白バイ隊のワンポイントレッスン
・クイーンスターズによる模範走行
・著名人のトークショー(各ブースごと。レーサーやタレントなど)
・デジタル遊園地(うごく塗り絵など子供向けコーナー)
・仮面ライダービルドショー
・トークショー(ダンディ坂野、壇蜜、小池百合子都知事など)
このほかにもブースによっては、アイドルと2ショット写真撮影会や、レーサーによるトークショー、商品説明会など多彩なイベントを用意しています。毎日開催していない限定イベントもあるので、見に行くときは事前いイベント情報をチェックしておくとよいでしょう。
おわりに
東京モーターサイクルショーに参加してみて感じたのは、とにかく楽しいイベントだったことです。バイクに興味のない方でも楽しめる工夫をしていて、平日にも関わらず子供連れのファミリーも多数いました。身近なバイク、憧れの高級バイク、普段はなかなか見れないレアなバイク、カスタムバイクなど幅広いバイクを一気に見ることができます。
シールやバインダーなど配布物も多くて、人気ブースでは早い時間に終了してしまう配布物もあります。早い時間の方が混雑する傾向もありますが、配布物狙いなら早い時間に行くことをオススメします。今後発売予定のコンセプトモデルを見たり、普及を目指すエコパーツのブースから話を聞いて、バイクはこれからもどんどん進化していくことを改めて実感できました。
混雑だけは相応の覚悟が必要ですが、入場料も前売り大人1,300円と安いので、バイク好きの方には是非足を運んでもらいたいオススメのイベントです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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