BMW G310GSの東京モーターショー2017レポート

東京モーターショー2017のBMWバイクコーナーの目玉はG310GSでした。2017年9月1日に、BMWは初の313ccエンジンを搭載した新型バイクG310Rを発売しました。G310GSは、BMW2車種目の普通自動二輪免許でも乗れる中型バイクです。

エンジン、シャーシはG310Rと共通ですが、BMWの中でも人気の高いGSシリーズの小型仕様だけあって、注目度はG310R以上でした。なお、東京モーターショー開催中の2017年11月1日より発売されています。

ここでは、G310GSの特徴、スペック、価格情報と、東京モーターショー2017でのレポートを紹介します。

G310GSの登場でGSシリーズは誰にでも手の届くお手軽アドベンチャーに!!

東京モーターショー2017でG310GSの現車を見た印象は、「思った以上に小さい」です。見た目の迫力やボディーサイズだけ見れば、250ccクラスにも見えてしまいます。
しかし、じっくり見ればフロント倒立フォークの採用や立体的な燃料タンクなど、質感が高くGSシリーズならではのスタイリングを感じられます

こちらは、近くに展示されていたRナインティ アーバンG/S。169ccエンジンを搭載した大型バイクです。大きさはG310GSと同等で、私は当初G310Rだと勘違いして見ていました。

BMWに限らず、小型なボディーを採用する大型バイクが増えています。シャーシやスイングアーム、フロントフォークなどの剛性が進化したこともあり、大排気量・ハイパワーマシンと小型化した車体の組み合わせは当たり前のことに時代は変化しています。

つまり、スモールエンジンを採用したG310シリーズには、ボディーの迫力を追及することは、それほど重要ではなくなっているのでしょう。G310GSは小型化したボディーに単気筒エンジンを搭載し軽量化を実現しています。

車体が軽いので、悪路走行ではまるでオフロード専用バイクのような走破性能を期待でき、アドベンチャーバイクとしての適性は高そうです。G310Rと共通の水冷DOHC単気筒エンジンは1万rpm以下の回転数で34馬力を確保。シャーシや足回りがしっかりしているのでオンロード走行時の安定性も期待できます。

さすが、近年世界中でシェアを高めているBMWの新型車種だけあって、単純にGSシリーズの人気に便乗した小型車種ではなく、性能や実用性も考えて造られたことを感じ取れました

G310GSの特徴・スペック・価格情報まとめ

車種名 G310GS
メーカー BMW (ビーエムダブリュー)
排気量 313cc
発売時期 2017年11月1日
エンジン形式 水冷4ストローク単気筒/DOHC4バルブ
燃費 30.3km/(WMTCモード値 2・クラス3・1名乗車時)
トランスミッション形式 6速
クラッチ形式 湿式多板
燃料供給方式 電子制御エンジンマネージメントシステム(BMS-E2)(フューエルインジェクション)
フレーム形式 チューブラーフレーム
車両重量 170kg
乗車定員 2名
最高出力 25kW(34PS)/9,500rpm
最大トルク 28Nm/7,500rpm
新車価格 669,900円
中古車相場
リーズナブルな価格設定は魅力的

G310GSは、9月14日に長野県で開催された「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2017」で初めて公開されて、大きな注目を集めていました。モーターショー前から情報は多数出ていて、発売濃厚だと報道されていました。あとは値段次第だという声が多数見られましたが、気になる価格は、ETC2.0を標準装備して約67万円です

G310GSの価格設定は、市場の予想を下回るお手軽価格だと評価できます。ちなみに、エンジン・シャーシを共通しているロードスターモデルのG310Rは約60万円で、G310GSとの価格差は7万円です。

ロードスターモデルの兄貴分、F800Rは約113万円、アドベンチャーモデルのF800GSは152万7千円です。私はG310GSの価格を70万円〜75万円に予想していましたが、想像以上に安い価格設定でした。
単純にF800シリーズの価格差と比較することはできませんが、BMWは販売価格を安くするように企業努力をしてきたことが伝わってきました。

ライバルのカワサキ・ヴェルシスーX250の価格は約63万円〜なので、国産250ccアドベンチャーバイクと比べても割高感はなく、排気量を考慮すると割安にも感じられる低価格が魅力です

BMW G310GSの評価

フロント倒立フォーク、キャストアルミダブルスイングアーム、アルミキャストホイールなど、足回りが非常にしっかりしていて、装備に対してのコストパフォーマンスは国産車以上だと評価できます

2017年はヴェルシスーX250、Vストローム250、CRF250RALLYなど250ccアドベンチャーバイクの登場で話題を集めましたが、250アドベンチャーの驚異になる車種です。

エンジンの排気量が大きいのでパワーにゆとりがありますし、単気筒エンジンの採用で軽量化も両立しています。シート高は835mmと若干高めですが、170kgの軽量ボディーのため扱いやすいです。

スペックを含めて走行性能的には街乗りにも適していますが、国産に比べると部品代が高くて故障リスクも高めです。BMWは海外メーカーに比べると維持費が安いとされていますが、それでも国産バイクより2〜4割ほど高い維持費を見ておく必要があります

車検が必要になるのも、ライバルの250ccクラスと比べたデメリットになります。通勤や街乗りにもマルチに使えるバイクですが、部品代を考慮すると通勤・通学ではなくツーリングや休日のお出かけ中心の使い方をオススメします。

走行性能自体は250ccクラスと同等以上ですし、何よりもBMWのGSシリーズはアドベンチャーバイクとしての実績が高くブランド力も絶大です。所有することのステータスの高さも魅力で、実際に購入する方の大半は、少なからずブランド力に惹かれている部分もあるでしょう。

おわりに

G310GSは写真で見ると大きく見えましたが、現物を見ると思っていた以上に小さく見えました。購入を検討している方はカタログだけ見て注文するのではなく、店頭在庫を持っている販売店に行って一度現車を確認することをオススメします。

今後は、各メディアから市場インプレッションや、国産250アドベンチャーとの比較対決企画が多数始まると思いますが、走行性能では軒並み高評価を得ると予想しています。見た目やブランド力だけではなく、オンとオフの両方で高い次元で両立して、幅広い場面で快適なツーリングをサポートしてくれるバイクです。

普通自動二輪免許で乗れるアドベンチャーバイクや、軽量ボディー、豪華装備の組み合わせで、なおかつリーズナブルに買える車種を探している方にオススメです。

注意点としては、国産モデルに比べて維持費は割高です。先に発売されたG310Rも2ヶ月だけの違いなので、購入したオーナーからの維持費に関する口コミ情報もほとんどありません。維持費を気にする方は、情報が増えるまでもう少し待ってみるとよいでしょう。

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