Honda Dream Festa試乗会レポート⑤ Rebel500編(2017/4/23)
2017年4月に新発売された、ホンダのRebel500(レブル500)に試乗してきました。
レブルはシンプルなスタイリングで軽量、取り回しの良いアメリカンクルーザータイプのバイクです。
250と500の2つのタイプがあり、500でもストリートバイクのような軽さがあり、足付き性もよいので初心者にオススメできる車種です。
しかし、500の場合はエンジンカバーが右足に干渉するのが気になりました。
*写真は取れませんでした。すみません…。
↓↓見た目は、他の方の動画を参考ください↓↓
Rebel500試乗レポート
レブル500を目の前で見た印象は250と同じ車体を使っているだけあって、大型アメリカンバイクとして考えると小さくコンパクトです。
しかし、カスタムバイクのような個性的なシルエットで存在感は大きく、軽量化した大型アメリカンバイクのカスタムスタイルも流行しているので違和感は感じませんでした。
軽量・コンパクトで排気量は大きい流行のスタイルだと評価できます。
実際に乗ってみるとシート高690mmで車両重量190kmなので大型バイクを感じさせないほど、扱いやすいです。
女性やはじめて大型バイクに乗る人でも安心できるでしょう。
エンジンが大きいので、重厚感あるエンジンフィーリングを期待していましたが、直列2気筒の471ccエンジンなので、アイドリングのドコドコ感はありません。
大排気量のVツインアメリカンに比べて軽くて燃費が良いメリットもありますが、正直物足りないと感じました。
レブルシリーズは、ストリートバイクをそのままアメリカンクルーザーの車体に移植したような設定で、500はパワーの余裕があります。
車体を大きくさせたくないという思いから、471ccのエンジンを採用しています。
もともとレブルは北米の若者をターゲットにして開発された車種なので、免許の問題がある日本では、中途半端な存在かもしれません。
エンジンカバーが大きく右足に干渉する
試乗してみて、強く感じたのが、ライディングポジションで右足にエンジンカバーが干渉することです。
短時間の試乗でもストレスに感じて、ニーグリップしようとすると右足のふくらはぎの内側が痛かったです。
アメリカンバイクらしく、ガニ股に開いて乗るのが正解だと思うのですが、直列2気筒エンジンの採用で取り回しや扱いやすさを重視したバイクなので、残念に感じます。
購入を検討している方は、展示車にまたがるだけではなく、両足をステップに乗せてライディングポジションを確認してみてください。
実用域では十分なパワーがある
試乗してみて、アメリカンバイクらしく中低速のトルクがしっかりあり、直列エンジンだけあって高回転までスムーズに回ります。
471ccの排気量はゆとりがあり、車体も軽いので街乗りから高速走行、峠のワインディングまで問題なくこなせるでしょう。
私は過去に試乗会でハーレーを複数車種乗った経験はありますが、アメリカンバイクを保有した経験はありません。
シートが低く、車体が軽いので長時間の運転もそれほど苦にはなりませんでしたが、ニーグリップするとエンジンカバーが当たる違和感をハーレーに乗った時以上に強く感じました。
まとめ
HONDA Reberu500に試乗してみて、見た目を重視したアメリカンクルーザーだと感じました。
低燃費・軽量・低いシート高など実用性が高いスペックなのですが、エンジンカバーが右足に干渉する違和感を最後まで払拭できませんでした。
街乗りから、通勤・長距離ツーリングまで万能性が高いバイクなので、実際に両足ステップに乗せてみて、ライディングポジションが気にならないのであればオススメできます。
今回は500しか試乗できませんでしたが、250のパワーやエンジンカバーとの干渉具合などが非常に気になりました。
250はエンジンが小さく車体が軽いので、非力感さえ気にならなければ、500よりもオススメ度が高いでしょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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