Honda Dream Festa試乗会(2017/4/23)レポート①
こんにちは、サイト執筆者の「ブル」です。
2017年4月23日(日)に、Honda Dream Festa試乗会に参加してきました。
私は教習所の小規模試乗会の参加経験はありますが、大規模な試乗会に参加するのは初めてです。
楽しい1日を過ごせましたが、実際に行ってみないと分からない注意点やルールもありました。
ここでは日本最大級のバイクの試乗会イベントに参加した過程を、予約から当日の様子までをまとめました。
このページの目次です
ホンダドリーム試乗会とは?
試乗会について、ドリームの公式WEBページから事前に確認できた情報と、店頭予約時に教えてもらったこと、お台場会場に参加してみて当日に分かった情報は次のようなものです。
- 試乗会に行く前に公式WEBページで分かった情報
- ・お台場会場は定員600名
・事前に店頭申込する必要がある
・参加費無料
・受付時間9時30分〜15時30分、試乗時間10時〜16時。途中で1時間の昼休みと整備による中断時間がある
・ヘルメット、ブーツ、グローブ、ブーツ、長袖ジャケット持参
・17車種ほどの用意がある
・試乗会当日時点で発売前のCBR250RRの用意がある
・小雨決行、雨天中止 - 近所のDREAM店の予約時に教えてもらったこと
- ・朝がすごい混む、午後からは人が減るができれば朝早く並んだ方がいい
・場所は船の科学館という駅前で、とても分かりやすいので現地で迷う心配はない
・バイクの駐輪場は無料。駐車場は有料(料金詳細は販売店では不明)
・服装は長袖、長ズボン、スニーカーでOK
・当日は申込書と免許証を持参しないと乗せてもらえない可能性がある
・多分新型のCBR250RRが一番混む - 実際に試乗会に参加して分かったこと
- ・CBR1000RRが一番人気ですぐに受付終了になる
・9時から開場になる
・開場前から大行列で予定より10分早く受付スタート、5分早く試乗スタートした
・乗れるのは4車種のみ
・総合受付→車種選択窓口→車種別待機所の3ヶ所を順番に並んでから試乗の流れ
・半キャップはNG
・所持免許に応じた車種しか乗れない
・転倒(立ちゴケ)した人は裏へ連れて行かれていた
・不人気車種はすぐに乗れる
・試乗会に参加したからといって営業を受けることはない
Honda Dream Festa試乗会の概要
ホンダドリーム試乗会は毎年全国で300名〜600名規模の大規模試乗会を開催しています。
参加費は全会場無料です。
2017年のHonda Dream Festa試乗会のスケジュールは次のとおりです。
場所 | 日時 | 定員 | 申込方法 |
---|---|---|---|
舞洲スポーツアイランド | 2017年4月16日 | 500名 | 店頭orWEB |
お台場(青梅NOP区画) | 2017年4月23日 | 600名 | 店頭のみ |
名古屋サンビーチ日光川 | 2017年5月17日 | 300名 | 店頭のみ |
HSR九州サーキットコース | 2017年5月25日 | 300名 | 店頭のみ |
世羅グリーンパーク弘楽園(広島) | 2017年6月4日 | 200名 | 店頭orWEB |
各会場で試乗車種のラインナップは若干違いますが、全会場ほぼ同等のラインナップを揃えています。
お台場会場は試乗会の5日前に公式WEBページを確認したところ、満員御礼で申込停止をしていました。
Honda Dream Festaの公式ホームページはこちらから
ブルの試乗会参加レポート
私は4月23日のお台場会場の試乗会に参加してきました。
試乗会は規模や主催(メーカーや販売店、複数企業の合同主催など)など、大小さまざまなものがあります。
ここで紹介するのはDream試乗会お台場についてですが、ほかの試乗会でも共通している部分も多いでしょう。
これから試乗会参加を検討している人のために参考になればと思い、レポートをまとめました。
1. 予約までの流れ
私は試乗会の1週間前の土曜日に近所のDream店に行って予約をしてきました。
免許証の提示と申込書の記入のみで簡単に予約ができました。
Dream店のスタッフの対応もよく、「気に入ったバイクがあったら商談しに来てくださいね」と軽く言われただけで、強引に売り込まれそうな雰囲気はありませんでした。
1週間前で問題なく予約できましたが、開催日5日前にWEBページで再度詳細を確認すると、定員に達したため申込終了とアナウンスされていました。
かなりギリギリの予約になってしまいました。次回から人気がありそうな試乗会はもっと早めに予約しようと思います。
申込受付を担当したスタッフとの会話は次のような感じでした。
店員:ちなみに、どのバイクに乗りたいのですか?
ブル:やっぱり新型のCBR250RRですかね。スポーツバイクが好きなのでCBR1000RRなども興味があります。あとはそこに置いてある(店頭展示中)のアフリカツインも面白そうですね
店員:やっぱりCBR250RRですか。今年の目玉車種なんで一番早く混むと思いますよ。当日は朝早く並んだ方がいいです。だいたい毎年午前はすごくて午後から人が少なくなります。
ブル:そうなんですか?では午後から行った方が効率いいんですかね?
店員:いや、たしかに午後は空きますけど、時間が限られてるので色々乗りたいなら朝から並んだ方がいいです
店員さんは、過去に試乗会に参加したことがあるようで、いろいろアドバイスをしてくれました。
こうした大規模試乗会初参加の私としては心強い情報でした。
販売店主催の試乗会は、事前に販売店スタッフに当日の様子を聞き込みしてみるとよさそうです。
2. 当日の朝
試乗会当日、天気は晴れで最高気温20度。まさに最高のバイク日和でした。
前日の夜は雨が降っていたので朝起きた時は路面が濡れてましたが、晴れだったので試乗スタート時点では完全なドライになりました。
雨天中止ならまだ割り切れるけど、小雨や路面はウェットで決行するパターンだと、嫌だなと思っていたのでとりあえず一安心。
いろいろ迷いましたが、私は電車で行くことにしました。
ちなみに自宅からお台場までは電車で1時間ほど。車やバイクは下道で1時間30分〜2時間、高速使って1時間といったところです。
日曜の朝は道が空いているにしても、帰宅時の午後は渋滞が予想されるのと首都高は高いので電車の方が安いし、何より会場の様子や場所に不安があるので駅前なら電車の方が無難かと思いました。
9時30分受付開始、10時試乗スタートなので、受付開始1時間前の8時30分を目標にしていましたが、当日はテンション上がって早起きをしてしまい、結局8時前に会場に到着してしまいました。
早く着いたので、少し散歩も兼ねて会場周辺を1周。販売店の説明にあったとおり、駅前で広い敷地なのですぐに会場がどこか分かりました。
8時の時点ではカラーコーンやテントの設営が終わってバイクも並んでいました。
目に入ってきた会場はなかなか広い
写真では分かりにくかもしれないですが、直線が150mほどで適度なコーナーを入れたコースになっています。
すでにバイクも色々並んでいます。同じ車種も複数台の用意があり、ざっと30台以上はありそうです。
さすが600人の全国最大級の試乗会だと感心していると、反対側にもう一つコースが用意されていました。
つまり、合計2面のコースで試乗会が行われています。良い意味で期待を裏切ってくれてテンションがアップしました。
もうひとつのコースにも、バイクが30台以上並んでいて、合計で70台前後の試乗車の用意がありました。
これは参加者600人でもたくさん乗れるのではないかと期待が膨らみます。
早速、テントが並んでいる会場に入ってみると、なんか人はそれなりにいるけど、ほとんどがスタッフ。
受付窓口を見ると・・・・
誰も並んでない・・・・
後から気付いたのですが、まだ入ってはいけない時間だったようです。
私服のスタッフもたくさんいるので、注意されずに紛れ込んでしまったようです。
10時試乗スタートで、会場に入ったのが8時頃だったので、2時間前に来たのはさすがに早すぎたのではないかと後悔・・・
とりあえず、近くのコンビニで飲み物と軽食を買いに一度会場を後にすると、バイク乗りやヘルメットを持って歩いている人がたくさんいて、少し安心しました。
気合が入りすぎていたのは自分だけではないようでした。
その後、バイクで来た人の駐輪場から入ると、そこでみんな待機していました。
どうやら、入口を間違えていたようで、この時は8時20分で30人前後いました。
9時から会場とアナウンスをされて、みんなバラバラに暇を潰していたのですが、8時40分頃から並び始めました。
列に並ぶのが少し出遅れて、私は50番目くらい。9時の会場時点では、ざっと200人以上並んでいました。
どうやら、それほど早く来すぎたという訳ではなかったようです。
今回の教訓では、ドリームの試乗会では受付の1時間前くらいから並ぶのが正解のようです。
3. 開場・受付
9時になると、開場して放送で受付開始まで、各ブースを見ていてくださいとアナウンスがありました。
しかし、開場前の行列はそのまま試乗受付窓口に並びます。
当然、全員が早く乗りたいという思いだったのでしょう。
受付は大型と普通で分かれていて、試乗車のラインナップの影響もあり、圧倒的に大型が多かったです。
ちなみに、スタッフに免許はないけど大型に乗りたいと言っている人が何名かいましたが、受付で免許証確認があり、免許を持っていないいない人は大型は乗れないと断られていました。
開場して気になる案内が、半キャップヘルメットは禁止の案内
半袖NGは案内にあったけど、半キャップヘルメット禁止は聞いていない。
私は迷った結果フルフェイスを持ってきていましたが、電車で来るにあたって、リュックに半キャップヘルメットを入れてこようかとも検討していたので、危うくここまで早く来たのにバイクに乗れない所でした。
半キャップヘルメット禁止にするのはいいですが、ちゃんと公式ページや申し込み時に案内してほしいと思いました。
ただ、実際に半キャップヘルメットで来ていた人はいなく、みんなフルフェイスかジェットヘルメットを持参していました。
そのほかにも、取材や安全案内、長時間待つ案内のPOPが用意されていました。
受付は9時30分からの予定でしたが、すでに長蛇の列だったため、10分早く9時20分からスタートしました。
放送で当日の流れの案内がありましたが、総合受付で申込書と免許証を提示すると、4枚のチケットが配られて、1人最大4台までしか乗れないようです。
また、同じ車種は1人1回のみというルールもありました。
朝から並んで、目標全車種くらい思っていたので、ちょっと残念な気持ちに・・・
そして受付がスタート。案内されたチケットと申し込みした販売店が記載された腕章を渡されました。
腕章については、ブースのスタッフが営業をかけるときの判断材料にするようです。
一部で、腕章を見てスタッフが名刺を渡しに挨拶している場面もありました。(私の所には何も営業は来ませんでした)
ちなみにチケットはこんな感じです。とにかく早く進みたかったので、次の車種選択受付も済ませてからのものになります。
この写真でネタバレしていますが、1回目の車種選択窓口では、CBR1000RRかCBR250RRか迷ったあげく、販売店のスタッフの言葉を信じてCBR250RRを選びました。
ちなみに車種選択窓口の横には、試乗車一覧の案内もありましたが、最初の受付時は人がたくさんいて確認している余裕はありませんでした。
後から確認してみると、CBR1000RRは標準とSPがあったり、 CRF1000L Africa TwinはMT車とDCT車の用意。ほかにも新型のRebelは250ccと500ccの用意があったようです。
4.試乗スタート
車種選択窓口で希望車種を伝えると、チケットに車種の記載と、右コースと左コースのどちらなのかを指示されます。
試乗コースに行くと、車種別に椅子が並んでいて、そこで待機します。
順番が近くなると、ヘルメットとグローブを付けて待機するように言われてチケットの回収があります。
私は最初はCBR250RRを選んだのですが、圧倒的にCBR1000RR-SPが長蛇の列になっていきます。
朝早く並んでいたのでミスチョイスをしたと後悔しました。
1回の試乗はコースを2〜3周できるようで、3〜5分ほどです。
ちなみに私の場合、最初のCBR250RRだけ3周。あとは2周になりました。もしかしたら人が多くて途中から2周に方針変更したのかもしれません。
スタッフの先導車が付き、複数の車種が混ざって6台前後で隊列を組んで走る流れです。
放送で、車間距離をわざと広げて、急発進・急ブレーキはしないように何度もアナウンスしていました。
CBR250RRは6台の試乗車があり、私は10番目に並んでいたので試乗スタートから15分ほどで乗れました。
一つの試乗コースで3〜4のグループに分かれていて、CBR250RRの6台は複数のグループに分散していました。
ちなみにこのページでは、車種別の試乗レポートは割愛して、ほかのページで詳しく紹介しています。
試乗会のスピードはどれくらい?
試乗会は先導車のペースで走り、直線で時速60km弱ほどです。
コーナーもある程度バイクを寝かせられる心地よいワインディングくらいのスピードで走っていました。
普段サーキットにも通っている私としても、新車の試乗会であれば満足できる水準です。
ただ、最初のCBR250RRに乗った時は、明らかに1組目よりも遅いペースで走っています。
前の方を見ると、先導の後ろに走っている人が、先導のペースについていけずに徐行して渋滞ができていました。
1車種1回しか乗れないので、残念な気持ちもありましたが、そこは無料の試乗会なのでカリカリせずに割り切って考えました。
遅いペースでも、サスやエンジンの感じ、フィーリング等は十分理解できました。
たとえペースが遅くても、展示車にまたがってみるのと、実際に走ってみるのでは全然違います。
5.CBR1000RRに乗れない!??
CBR250RRの試乗を終えて、早速次の車種の受付に行くと・・・
なんとCBR1000RRーSPが受付終了。さらに標準も60分以上待ち。
早速スタッフに聞くと、午前の受付は終了して、午後の受付なら乗れるとのこと。
CBR250RRは人気が高いものの、6台の用意があり比較的スムーズに乗れるとの事でした。
申し込みをしたDream店のスタッフの笑顔が脳裏によぎる・・・
文句を言ってもしょうがないし、今は現実を受け入るしかありません。
標準のCBR1000RRに1時間以上並ぶか、ほかの車種に乗るか、難しい選択を迫られました。
試乗会のコースであれば、SPでなくてもいいのですが、どうせならSPに乗りたい・・・。
迷った結果、午後の受付にかけて他の車種から乗る事にしました。
この時の時間は9時20分ごろ。その後10時頃に見に行くと、CBR1000RRの標準も受付終了になっていました。
もしかしたら、目的にしていた車種に乗れないのではないか?という不安で一杯になったのはいうまででもありません。
ちなみに、ほかの車種ではVFR800Fも人気が高かったようです。
最初にCBR250RRに並んだ時はそれほど混んでいませんでしたが、人気だけではなく試乗車の台数によっても待ち時間が変わってくるようです。
6. 特定の車種に集中
その後、私はCRF1000L Africa TwinのDCT車と、Revel500に試乗しました。
CRF1000L Africa TwinのDCT車は試乗車が2台あり、4人待ちなので2巡目。Rebel500は4台の試乗車があり、待機所に行くとすぐに乗ってくださいと言われて、慌てて準備をしました。
このように、試乗会ではCBR1000RR、VFR800シリーズ、CBR250RRなど特定の車種に集中していて、いつでもスムーズに乗れる車種は多数ありました。
ちなみに、9時20分の2回目の受付に行った時の行列はこんな感じ
総合受付と車種選択窓口は午前中は終始こんな感じでした。
天気も良くて大盛況だったのか、予定よりも早く11時30分には午前の受付が全車種終了になっていました。
7.勝負をかけて、午後の受付最前列
CBR250RR、CRF1000L Africa TwinのDCT車、Rebel500と既に3枚の試乗チケットを消費した時点で時刻は11時。
残り1枚の試乗チケットはCBR1000RRの事しか考えていませんでした。
一息休憩を入れて、午後の受付に今から並ぶしかないと答えを出しました。
どうせ、残り1台しか乗れないのであれば、お昼は午後一に乗った後でいいと思い、昼食は後回し。とにかく午後の受付に早く並ぶという選択が最善だと考えました。
車種選択窓口では、「CBR1000乗れないの??」といった声が頻繁に聞こえてきたので、同じ考えを持った人がたくさんいると推測したのですが、11時20分現在、誰も並ぼうとする人がいません。
11時20分から1人でずっと、受付前に陣取り若干気まずい展開・・・
早く誰か便乗してくれと思いましたが、10分くらいはずっと1人でした。
その後11時30分に午前の受付が終了すると、隣に2名並んで、その直後に後ろに並ぶ人が続々ときました。
時刻11時40分・・・後ろを見ると長蛇の列。
「勝った」
心の中で小さなガッツポーズをしました。
試乗会は人気車種だと回転が遅く、10分か20分早く並んだだけで午後の試乗できる時間が30分〜60分くらいは変わると思います。
執念で午後の受付の最前列をゲットし、12時45分まで待機。昼休みには目の前でCBR250RRの開発者と雑誌の編集長などによるトークショーが開催され、思いのほか並ぶ時間は苦ではなかったです。
また、午後の受付開始前は、まだ総合受付をしていない午後から来た人が隣に15名ほど並んでいました。
総合受付をして、車種選択窓口の長蛇の列の最後尾に並ばないといけないので、午後から参加する選択をしないでよかったと思いました。
午後の受付がスタートして、スタッフが4人で対応していました。最初に並んだのは私でしたが前の方に並んでいる人は、みんなCBR1000RR-SPを希望しています。
受付スタッフの差で2人私よりも早く、試乗待機所に向かっていきました。
3番目か。と思っていると、足をびっこ引きながら走るおじさんが、私を抜かしていきます。
おいおいと思い、走れば簡単に抜き返す事もできるのですが、なんかそこまで競ってもなぁと思い、大人の対応で結局4番目になりました。
結局、4台の試乗車があったので、走る時間は変わらず1巡目に乗る事ができました。
予定していた4車種を、無事に全て試乗することができ、13時過ぎには私の中での試乗会は終了しました。
8. まさかの転倒者
試乗中に転倒している人はいなかったのですが、試乗車にスタッフが見ていない所でまたがって、降りる時にバランスを崩して立ちゴケしている人がいました。
普段はスタッフの目が届かない所で試乗車に触れないのですが、お昼休みだけは比較的自由になっていたようです。
午後の受付開始が12時45分で最前列に並んだ私は10分ほど、片側のコースに並んでいる試乗車をゆっくり見て回ることができました。
事件はその時間帯に起きて、転倒の瞬間を私は目撃していました。
すでにヘルメットとグローブを付けて待機していたので、写真は取れませんでしたが、スタッフが飛んできて、バイクを起こし怪我の有無の確認をすると、試乗車と転倒者が一緒に裏の方へ連れて行かれてました。
転倒者の顔はだいぶ青ざめていましたね。
転倒したのはCB1300SFで今回の試乗車の中では、トップレベルの重量級の車種です。
もしかしたら、大型免許を持っていないなど、重量級の大型バイクを触ったことが無い人だったのではないかと推測しています。
試乗会はあくまでもバイクを借りるイベントなので技量に合っていないバイクは触らないことと、無茶なことはしないようにしましょう。
転倒者がその後どうなったか気になるのですが、私が見ていた範囲内ではすぐに戻ってくることはありませんでした。
申込書兼誓約書の文章を確認すると、次のように案内があり、参加者はこの内容に同意してサインしていることになります。
・私の故意または過失により試乗車やほかの者に損害を与えた場合は、その損害を弁償いたします
・参加にあたり、関連しておこった死亡・負傷・その他の事故で私が受けた損害について決してドリームならびに他の参加者に対し、避難・責任の追求・損害賠償の請求を一切しないことを誓約いたします
これは、どの試乗会でも同様のルールになっているものです。
多少はドリーム側も最低限の賠償請求にするなど、良心的な対応をしてくれるのかもしれませんが、誓約書にサインしている時点で立場的に弱く、請求された費用は支払う責任を負います。
これは、バイクに限らず車など試乗関連のサービスでは当たり前の事です。
無理せずスタッフの見える範囲で指示に従って行動していれば、初心者やペーパードライバーでも安心して試乗会は参加できます。
9. 帰宅・1日の感想
初めての大規模試乗会でいろいろありましたが、無事に楽しく1日を終える事ができました。
4台の試乗を終えたのが13時過ぎで、その後色々と出店ブースを見て回りました。
ブースはヘルメットやタイヤのメーカーやドリームの販売会社などがあり、スタッフもバイク好きなので色々とトークを楽しめました。
バイク買いませんか?と営業を受ける事もなく、希望者だけは商談コーナーで具体的な見積を取ることもできるようです。
お昼休みは並んでいたので、昼食は取っていませんでした。
会場にはビフテキ丼と焼きそばのケータリングが出ていました。
朝も早くてお腹もすいていたので、もっとガッツリ食べたくて、帰りは隣にあったダイナシティのフードコートでゆっくり昼食を取って帰宅しました。
最新モデルのバイクに乗れる貴重な機会で非常に楽しい1日となりました。
おそらく、参加者の大半はすぐに購入する気はなく、興味本位で試乗しに来ているのだと思います。
また、機会があれば、ほかのメーカーや新型車が出た時に、こうした大きな試乗会イベントに参加してみたいです。
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この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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