バイクの処分費用を無料にするための方法
バイクを処分は様々な方法があります。
やり方次第では、一切費用をかけずに廃車するバイクを処分できます。
ここでは、バイクの処分方法と無料にするためのポイントをまとめました。
このページの目次です
買取専門業者に引き取ってもらう
バイクの処分には、最低でも次の費用がかかります。
- 126cc以上のバイクの抹消手続きをする際の印紙代と用紙代(約500円)
- 処分するバイクの運搬費用
- カウルやタイヤなど、産業廃棄物(粗大ゴミ)としての処分費用
こうした費用も買取専門業者に処分を依頼すれば、全て無料で対応してもらえる場合があります。
買取業者は、引き取りしたバイクを部品のリサイクルや、スクラップ屋に鉄くずとして売却するので、引き取りや廃車手続きの印紙代などを全て業者負担で無料対応してくれます。
バイクの車種や状態によっては、査定額を付けて買取してもらえる場合もあります。
どんなバイクでも無料引き取りをしてくれる業者を選ぶ
バイク買取専門店は、どこの業者を利用しても無料引き取りしてくれる訳ではありません。廃車・不動車・事故車に強い所や、そのエリアを常時出張スタッフが巡回している近くに拠点がある業者を選ぶとよいでしょう。
大手の中では次の業者が無料引き取りや、廃車・不動車の買取に強いです。
●バイクワン:豊富な事故車、不動車の買取実績
●エース:どんな事故車、不動車も買取OK、事故現場へのレッカー引取り可能、車種ごとに最低保証価格を提示
●BIKE BOON(バイクブーン):事故車でも買取価格2万円アップキャンペーン実施中
複数社に競合させる
バイク買取専門業者は、どんなバイクでも引き取る事で利益に結びつけるノウハウやネットワークを持っています。しかし、人件費や会社の利益を大きくするために、古いバイクや状態が悪いバイクに対して処分費用を請求している場合があります。
買取専門業者は、成約台数も重要なので1社ではなく複数社で競合させる事で、他社よりも良い条件を提示しようと限界価格を提示してくれます。
バイクを無料で処分したい方は、最低でも2社以上に査定依頼するとよいでしょう。
不用品回収業者の無料処分を利用する
軽トラックなどで街中を巡回している不用品回収業者は、バイクの無料引き取りも行っています。特に原付スクーターや126cc以上のバイクの無料引き取りに強いです。
不用品回収業者にバイクの処分を依頼する場合は、必ず廃車手続きや自賠責保険の解約手続きまで無料代行してもらえるか確認しておきましょう。
既に廃車(抹消)済みのバイクであれば、無料処分を依頼するリスクはありませんが、不用品回収業者は、普段陸運局や市区町村の役場に頻繁に出入りしていないので、事務手続きの代行を行っていない場合や手数料を請求される場合があります。
できれば、回収トラックが巡回した時に声をかけるのではなく、事前に電話相談して事務手続きの無料対応の可否を確認しておきましょう。
スクラップ屋(産業廃棄物処理業者)に持ち込む
販売店や買取専門店に処分を依頼したバイクも、最終的には部品として再利用できないフレームやマフラー、燃料タンク、廃バッテリー等はスクラップ屋での処分になります。スクラップ屋は個人客を歓迎している所も多く、直接持ち込めば鉄くずとしてバイクを買取してもらえます。
買取価格は、バイクをそのまま持ち込んだ場合で1,000円〜2,000円。素材ごとに分解仕分けを行っていれば1万円前後になる場合もあります。
ただし、出張引き取りに対応していないので、トラックやトランポに積載して直接バイクを持ち込む必要があり、事前に廃車(抹消)登録を済ませておかないといけません。
確実に無料もしくは買取でバイクを処分できますが、手間がかかるので初めてバイクを処分する方にはオススメできません。
ネットオークションに出品する
不動車や事故車であっても、ネットオークションに出品すると部品取り車やジャンク扱いでも買い手が付く場合があります。
しかし、業界最大手のヤフオクにバイク車体のカテゴリーで出品すると、出品・落札システム手数料で各3,024円、合計6,048円かかります。価格設定によっては赤字になったり、買い手が付かないと出品手数料分の損失が出るリスクがあります。
最近では無料で投稿できる個人売買掲示板が増えてますが、評価システムがあるヤフオクに比べてトラブルが多いようです。
ネットオークションは、どんなバイクでも高く売れる可能性がありますが、リスクも多く、出品初心者には難しい事も多いです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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