バイクツーリングの持ち物リスト

ツーリングは日帰り・キャンプ・長距離(宿泊)を問わず、荷物はなるべくコンパクトにまとめたいものです。
しかし、最低限必要な荷物を持っていかないと、旅先で苦労します。

ツーリングは日程や行き先、観光の有無によって必要な持ち物が異なります。
リストを見ながら、必要なものと不要なものを分別して、忘れ物がないように心がけましょう。

ツーリングに行く前に準備する持ち物リストをご覧下さい。

日帰りツーリングの持ち物リスト

免許証(必要性:★★★)
バイクに運転するときは携行義務があります。
財布ごと忘れてしまう方がいるので、必ず出発前にチェックしましょう。
財布(必要性:★★★)
ツーリング中の給油、食事、観光はもちろん、万が一のトラブル時にも対応できるように、ある程度のお金を持っておくと安心です。
山奥など郊外にツーリングに行く際はクレジットカードが使えないお店も多いので、現金もしっかり財布に入れておきましょう。
自賠責保険/任意保険の保険証券(必要性:★★★)
自賠責保険は携行義務があります。
万一の事故やトラブル時のためにも任意保険の保険証券も持っていくと安心です。
ETCカード(必要性:★☆☆)
高速道路に乗るツーリングはETCカードを持っておくと便利です。
ETC車載器がなくても、カード払いすると小銭のやり取りがなくて料金所がスムーズです。
車を保有している方は車に入れっぱなしにしてツーリング時に忘れるケースが多いので注意しましょう。
ヘルメット(必要性:★★★)
ツーリングに行く時はフルフェイスやジェットヘルメットを着用しましょう。
シールド付き、もしくはゴーグル着用で、目や顔を保護できる環境を作っておきます。
出発前にシールドの曇り止めをするなど手入れしておくと尚よいです。
ジャケット、パンツ(必要性:★★★)
できればバイク用のライダースジャケット、ライダースパンツがおすすめです。
私服で代用するときは、バタ付きが少なく風でめくれないものを選びましょう。
グローブ(必要性:★★★)
グローブは冬の防寒グッズとしてだけではなく、夏場でも手汗でハンドル操作が狂うのを防止する効果と転倒時に手を保護する目的があります。
季節にあったバイク用グローブを用意しておきましょう。
インナーグローブ(必要性:★☆☆)
冬場はグローブ一枚だけでは寒さ対策が不十分な場合があります。
長い時間バイクに乗っていくと、少しずつ手が冷えていくのでバイク用のインナーグローブを用意しておくと安心です。
ブーツ(必要性:★★☆)
靴はできればライディング用ブーツが望ましいです。ただし革製のライディングブーツは新品だと固くて疲れてしまいます。丸一日かかるツーリングに行く場合は、事前に街乗りでブーツを使用するなど慣らしておくと快適なツーリングが楽しめます。

スニーカーなど通常の靴で代用するときは、安全性の観点でくるぶしまで保護するハイカットの靴だと安心です。ギアチェンジをして足の甲が痛くなったり、スニーカーが破けることもあるので、足の甲が硬い素材の靴やバイク用のシフトパットを着用しておきましょう。

レインウエア(必要性:★★★)
天気予報によっては省いても構いません。
ただし山へツーリングに行くときは念のため、必ず持っていくと安心です。
レイングローブやブーツカバーも持っておくと安心です。
防寒具(必要性:★★☆)
山など気温が下がる目的地に行くときや、早朝、夜間も運転するスケジュールのときは防寒具が必須です。
インナーなど、なるべく薄手でコンパクトに持ち運べて暖かいものを持っていきましょう。
コンパクトで防寒効果が高いおすすめの防寒具はネックウォーマーです。
バッグ(必要性:★★☆)
持っていく荷物を収納するバックがあると安心です。
走行時に支障が出ないバックを用意しましょう。
ツーリング用のバッグはタンクバック、シートバック、ボディーバックなど様々な種類があります。(参考:バイクツーリング バッグ)
ツーリングネット(必要性:★★☆)
レインウエアをはじめ、持ち物をシートに固定する場合はもちろん、ツーリング先の観光でお土産を買った時にツーリングネットがあると安心です。
ツーリングネットは軽量・コンパクトで万能性なので、バイクに常備しておくことをオススメします。
項車載工具(必要性:★★★)
ミラー調整や、ネジの増し締めなど最低限の応急処置ができる車載工具は形態しておきましょう。
持っていった工具で対応できない場合は、ガソリンスタンドで工具を貸してもらえる場合もあります。
ブレーキレバーなど予備パーツがある場合は、携行しておくとより安心です。
帽子(必要性:★☆☆)
ヘルメットを長時間かぶっていると髪の毛が潰れてしまうので、帽子を持ち歩くツアラーが多いです。
髪型や髪質によっても必要性が変わってきます。
折りたたみ傘(必要性:★☆☆)
雨が降った中で観光する際には、レインウエアとは別に折りたたみ傘を持っておくと安心です。
目薬(必要性:★☆☆)
当サイト著者のブルがツーリング時に必ず持ち歩いています。
山や高原は花粉が多いので、目がショボショボした際に使用するほか、眠気覚ましの効果もあります。
タオル(必要性:★★☆)
雨が降ったときや、入浴施設へ立ち寄る際などタオルを持っておくと安心です。
ツーリングの必須アイテムではありますが、忘れてもコンビニ等で手軽に入手できます。
日焼け止め(必要性:★☆☆)
ツーリングの基本は長袖、長ズボンですが、ツーリング先の観光でジャケットを脱ぐ場合に、日焼け止めがあると安心です。
虫除けスプレー(必要性:★☆☆)
山や湖など自然が豊かな場所は虫が多いです。休憩時や観光時に虫除けスプレーがあると重宝します。
地図(必要性:★☆☆)
一昔前は地図はツーリングの必需品でしたが、最近はスマホで代用できるようになりました。
ビニールテープ(必要性:★★☆)
マシンやライダーの装備品のトラブル時の応急処置でビニールテープがあると役に立ちます。
ガムテープの方が使い勝手がよく、ビニールテープは一度貼ると綺麗に剥がすのが大変なデメリットがあります。
しかしガムテームは大きいので、ツーリング時の保険アイテムとしては小型で粘着力が高いビニールテープを推奨します。
スマホ充電器(必要性:★★☆)
道や観光地の情報収集など、いまやスマホはツーリングの必需アイテムになりつつあります。
電波が悪い郊外にツーリングに行くと、電池の消耗が早くなるので充電器を持っていると安心です。
サイドスタンドの下に敷く板(必要性:★☆☆)
林道ツーリングなど未舗装道路にバイクを停車させるときは、サイドスタンドが地面にめりこんで転倒するケースもあります。
かまぼこ板のようなサイドスタンドの下に敷く板があると、どんな場所でも安定してバイクを停められます。
ビニール袋(必要性:★★☆)
雨が降ったときのスマホや財布の保護、入浴した時のタオルの収納など、ビニール袋は持っておくと使い勝手が良いです。
貴重品の収納はジップロップ付きの小さい袋。その他の荷物用に大きい袋など、複数の種類のビニール袋を用意しておくと使い勝手が良いです。

日帰りツーリングの持ち物を決めるコツ

紹介した持ち物リストを全て持っていくと、かなりの荷物になります。日帰りツーリングで必要な荷物を判断するときは、現地調達ができそうなものか判断しましょう。トラブルや予想外の事態になったときにコンビニやホームセンター、ドラッグストアなどで手に入る環境なのか考慮するのがポイントです。

現地調達可能で、問題が起こらなければ使用しないようなアイテムは、持っていかないで、必要に応じて購入できるお金やクレジットカードがあれば十分です。お店が閉まる時間帯に走る場合や、コンビニもない山奥へ行く場合は、念のため幅広いアイテムを揃えておくとよいでしょう。

長距離ツーリング(ホテル・旅館宿泊)に必要な持ち物

ホテルや旅館を利用する長距離ツーリングは、日帰りツーリングに必要なアイテムに加え、入浴用具、歯ブラシなどのアメニティ、着替えがあれば問題ありません。

泊りがけになることで、スマホ充電器やレインウエアなど、日帰りツーリングよりも持ち物の必要性が高くなるアイテムも多数あります。

宿泊施設によってはアメニティサービスや売店があるので、余計な荷物を省けないか見直すとよいでしょう。

キャンプツーリングに必要な持ち物

キャンプ場などでテント宿泊するキャンプツーリングは、必要な持ち物が一気に増えます。テントはもちろん、テーブルや寝袋、椅子など快適アイテムを挙げればキリがないです。

バイクは積載力が低いので、必要なものを厳選するとともに、なるべく軽量・コンパクトなキャンプグッズを揃えるようにしましょう。
キャンプツーリングに必要な持ち物や極意はコチラのページで詳しく紹介しています。
バイクツーリングでキャンプする

まとめ

私は日帰りツーリングが中心ですが、荷物は極力少なくしたい派です。バイクのシート下に最低限の収納があるので、そこを活用して、車載工具、保険証券など最低限のものを中心にすることが多いです。ある程度のものは現地調達で対処できますし、ツーリング経験もそれなりにありるので不要な荷物を減らせると考えています。

初心者の方は必要性を感じたら、最初のうちは荷物が大きくなっても多くのアイテムを持っていくと安心です。荷物が多いと、走っていてストレスに感じることもあるので、最初はなるべく距離が短いツーリングからはじめて、経験とともに持ち物を見直しながらツーリングの距離を増やしていくとよいでしょう。

マス(集団)ツーリングに行く際は、チーム員に持ち物の相談をしておくとよいでしょう。

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