レンタルバイクの活用方法

需要が拡大しているレンタルバイクは、さまざまな活用方法があります。
バイクを持っていない人はもちろん、バイクを所有している方が旅先での利用するケースも増えています。

ここでは、レンタルバイクの活用方法をまとめました。

ツーリング

バイクを持っていない方でもレンタルバイクを利用すれば手軽にツーリングを楽しめます。
年に数回程度しかツーリングを利用しない方は、バイクを所有するよりも利用する時だけレンタルした方が、お得で整備やメンテナンスをしなくてもいいメリットがあります。

バイクを所有せずにツーリング時だけレンタルバイクを利用するメリットは以下のものがあります。

・保管場所を用意する必要がない
・所有しないので、保険料や保管場所、車検費用などの維持費が少なく盗難やイタズラリスクが少ない
・毎回違う車種に乗れる
・常にプロが整備した状態のバイクを利用できる

首都圏や関西などレンタルバイク屋が多い地域では、より多くのバイクに乗るために複数のレンタルバイク屋を活用している方もいます。利用頻度が多い方は、レンタル819のマイガレ倶楽部を利用するとお得です。

参考:所有するよりもレンタル819のマイガレ倶楽部の方が安い?

旅先でレンタルバイクを利用する

電車や飛行機で移動して、旅先でレンタルバイクを利用してツーリングに出かける方法もあります。
特に需要が高い地域が北海道です。

レンタルバイクのメリットは距離制限がないことで、レンタル819新千歳空港店の場合、一度の利用で3,000km以上走ると表彰状を授与するサービスを行っています。
(参考URL;https://www.rental819.com/area/st-detail.php?id=3499&tenpoid=05603&area=1)

従来の北海道ツーリングはフェリーでバイクを積んで移動するのが定番でしたが、LCC(格安航空)の普及で、飛行機で北海道まで行って寝袋と雨具だけ持って長距離ツーリングをする方が増えています。

■250ccバイクで東京から大洗港経由でフェリーツーリングした場合

・東京から大洗までの交通費:1万円(往復、高速代・ガソリン代)
・フェリー代:5万円(往復、エコノミー、バイク積載量)
・合計:6万円

■LCCとレンタル819を併用した場合

・航空券:1万円 (ジェットスター事前予約、成田ー新千歳往復)
・電車賃:5千円 (東京-成田2往復)
・レンタル819:47,200円 (P-3クラス、5日間)
・合計:6万2,200円

フェリーでバイクを積んで行くのと、LCCとレンタルバイクを利用する場合、250ccクラスだと費用の差がほとんどありません。
飛行機で北海道に行けば、フェリーに比べて片道で約1日移動時間を短縮できるので、北海道ツーリングしたいけど、時間に制限がある場合にもオススメです。

より安く利用したい方はベストBikeの北海道1週間プランをオススメします。(250ccクラス1週間まで43,500円)。
参考URL:http://bestbike.co.jp/price.html

ちょっとしたお出かけ

景色が良い郊外へのツーリングだけではなく、大都市やショッピングモールなどへの買い物でレンタルバイクを利用する方法もあります。

バイクは渋滞しやすい都心部でも移動時間を読みやすいメリットがあります。
普段はレンタカーやカーシェアリングを利用している方で、バイクの免許を持っているなら天気が良い日はレンタルバイクを活用して、お出かけしてみてはいかがでしょうか?

観光地での原付レンタルが人気

京都や鎌倉など観光地では、原付レンタルを利用して移動するスタイルが人気です。
大手レンタルバイクサービスを活用してもいいですし、現地に観光客専門のレンタルバイク屋もあります。

駅から遠い景色が良い場所に行きたい場合や、複数の観光名所を巡りたい場合にオススメです。

タクシーやバスの代わり

レンタルバイク屋の拠点は郊外が多いですが、ベストBikeなど駅前や空港、観光名所に拠点を持つレンタルバイク屋が増えています。

レンタルバイク屋を利用できる場所で、ちょっと離れた場所に短時間で終わる用事がある場合は、タクシーやバス、電車を利用するよりもレンタルバイクを活用した方が時間も費用も安くなる場合があります。

近場であれば原付スクーターを利用するとよいでしょう。
また、一部のレンタルバイク屋は、特定の条件を満たすと乗り捨てができる場合もあります。
観光や移動と併せて活用してみてもいいでしょう。

■オススメの活用法

  1. 新宿や横浜から電車で小田原へ
  2. ベストBikeの小田原駅前店でレンタルバイクを借りる
  3. 箱根の温泉宿へ移動、宿泊
  4. 2日目は朝からバイクで箱根をプチツーリング&観光
  5. そのままバイクで新宿駅前店や横浜西口店へ移動して乗り捨てる

乗り捨て費用は3,000円。夕方から利用して24時間以内に返却できれば1泊2日で利用してもレンタルバイクの費用は安いです。
(参考URL:http://bestbike.co.jp/store-59/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%8E%9F%E9%A7%85%E5%89%8D%E5%BA%97%20-%20%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95.html)

購入するバイクの試乗

バイクは販売店の試乗車が少なく、長時間運転したり、峠のちょっとしたワインディングや高速走行の感じを、購入する前に試してみたいという声もあります。
レンタルバイクは最新モデルを用意している店舗もあるので、購入検討しているバイクと同じ車種を一度レンタルで乗ってみる方法もあります。

最寄りのレンタルバイク屋だけで対処できるケースは少ないですが、買ってから思っていたバイクと違ったと後悔するのであれば、遠くのレンタルバイク屋を使ってでも、車種の乗り味や特性を試してみる価値があります。

ただし、最新モデルは人気が高いので事前に予約をして利用しましょう。

初心者の練習

初めてバイクを買う人や、排気量アップ、シートが高いバイクへの乗り換えなど、バイクを所有する自信がない時はレンタルバイクを利用して練習してみるとよいでしょう。

1日乗ってみて、重量や足着き性、パワー感にどれだけ慣れるか確かめると、バイクを買う貴重な判断材料になります。転倒に不安がある方は、車両補償付きで免責の少ないレンタルバイク屋を選びましょう。店舗数は少ないですが、オススメはバイク王のレンタルバイクです。

レンタルバイク費用や、免責負担のある保険で転倒してしまった場合の費用を考えても、新しいバイクを買ってから転倒することに比べればリスクは少ないです。

短期的な所有

バイクは置き場所を確保しやすく、渋滞を回避できるメリットがあります。
通勤や通学で利用する方も多いですが、短期的にバイクが必要な状況になったら購入するよりもレンタルした方がお得です。

1週間や1ヶ月単位で利用できるレンタルバイク屋を利用しましょう。
安いレンタルバイク屋だと1ヶ月でレンタル1万5千円〜2万円ほどで利用できます。

一時的にバイク移動の方が便利な状況になった場合はもちろん、所有しているバイクが事故や故障で修理に出した時の代車で活用してもよいでしょう。

おわりに

レンタルバイクは店舗数や業者数が増えてきたことで活用方法の幅が広がりました。私はレンタルバイクで参加できるバイクの耐久レースに参加した経験もあります。

まだまだ数は少ないですが、駅前の好立地にセルフで拠点を持つレンタルバイク屋も登場しているので、今後さらに普及していけばレンタルバイクを活用した生活がより身近なものに変わってくるかもしれません。

バイクを持っていない方はもちろん、バイク所有中の方も代替や故障時、遠方での長距離ツーリングにはレンタルバイクの利用を検討してみてください。

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