関西はバイク人口が多いにも関わらず、単車が走れる本格的なサーキットは少ないです。大型バイクでもスロットルをしっかり開けて走れるところは、セントラルサーキットのみです。本格的なサーキット走行をしたい方は、三重県の鈴鹿サーキットや、岡山県の岡山国際サーキットまで足を運んでいる方が多いようです。

単車向けサーキットが少ない一方で、ミニバイクサーキットは豊富です。ミニバイクサーキットは名阪スポーツランド、近畿スポーツランド、堺カートランドが有名で、バイクレースも頻繁に開催されています。関西はミニバイクのレベルが高く、このほかにも手軽に練習できるサーキットが多数あります。

関西の中では、兵庫県など西部はサーキットが多い一方で東部はサーキットが少なく、和歌山県に関しては、ロードコース、オフロードコースともに1つもサーキットがありません。東部はサーキットの数こそ少ないですが、名阪国道で手軽に行ける三重県にバイクが走れるサーキットがたくさんあるため、不満を口にする方は少ないようです。

面積やバイク人口に対して、オフロードコースは少なく小規模のところも多いです。関西は、全体的にオフロードよりもロードバイクの方が人気で、ミニバイクの需要が高い地域だと言えます。

ライター：ブルさん

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。