バイク初心者が知っておくべきカスタムの極意

バイクを自分の好みにカスタムしていくのも、バイクライフの醍醐味です。
バイク初心者の方にも、是非積極的にカスタムを検討して頂きたいです。

しかし、バイクのカスタムには流儀があり、初心者がお金をかけて高価な社外パーツを付けていくだけでは、カッコよく仕上がりません。

また、バイクカスタムは内容が良いと売る時の査定で加点してもらえますが、バランスが悪い統一感のないカスタムは、高額なパーツが付いていても査定減点になる場合があります。

ここではカスタムに興味がある初心者のために、バイクカスタムの極意をお伝えします。

カスタムはコンセプトを明確に

バイクカスタムの極意は、コンセプトを明確にして、統一感のあるカスタムにする事です
バイクのカスタムは目的別に大きく次の3つに分類できます。

  • 魅せるカスタム
  • 性能を上げるカスタム
  • 快適性、利便性を高めるカスタム

カスタムするにあたって、「バイクをカッコよくしたいのか?」「速くしたいのか?」など、目的を明確にしておきましょう。必要に応じて、3つの目的別カスタムを併用することも大切です。

また、バイクのカスタムは使用場所ごとにも3つのスタイルがあります。

  • ストリートスタイル
  • スポーツスタイル(峠仕様)
  • クルージングスタイル(ロングツーリング向けカスタム)

バイクは車種ごとに、使用場所や使用方法のコンセプトが違います。
車種にも適性があるカスタムスタイルを選びましょう。

主要なカスタムスタイル一覧

定番のカスタムスタイルを、カスタム内容例とあわせて紹介します。

通勤快速仕様
適性車種
説原付2種スクーター
カスタム内容
マフラー、ミラー、HIDヘッドランプ、プーリーなど
ポイント
毎日の通勤でスクーターを使っている方は、マフラーやプーリーでバイクの加速力を高めて、ミラーを純正より小型化して、すり抜けをしやすく、夜間の視界を明るくするHDIキットを入れるカスタムが人気です。
マフラーやミラーなど、見た目と実用性を兼ね備えたカスタムが人気です。
峠・サーキットカスタム
適性車種
レプリカバイク・ネイキッドバイク
カスタム内容
マフラー、タイヤ、ブレーキメッシュホース、バックステップ、フェンダーレスキット、スクリーン、サスペンション、スプロケットなど
ポイント
タイヤやバックステップ、サスペンションなどでコーナリング性能をあげるなど実用性があるカスタムに加えて、フェンダーレスキットやマフラーなど見た目もスポーティーにまとめる事も大切です。
クラシックスタイル
適性車種
SR400、CB400SS、旧車など
カスタム内容
マフラー、セパレートハンドル、シングルシート、カウル、タイヤなど
ポイント
クラッシクスタイルには、カフェレーサーやアップハンドル、アップマフラーなどを活用するスクランブラーなど複数のカスタム方法があります。
簡単な造りのバイクの素材を活かして、シンプルでクールに決めるのがポイントです。実用性よりも見た目重視のカスタムスタイルです。
ストリートカスタム
適性車種
FTR223、TW200など
カスタム内容
マフラー、ロングスイングアーム、タイヤ、ハンドルなど
ポイント
ストリートをオシャレに駆け抜ける見た目重視のカスタムです。街乗りに向いている軽量バイクをさらにスカチューンしたり、ロングスイングアームと極太タイヤで迫力を出すカスタムが人気です。
ビッグスクーターカスタム
適性車種
ビッグスクーター全般(マジェスティ、フォルッツァなどが特に人気)
カスタム内容
マフラー、ローダウン、メッキパーツ、スクリーン、オーディオ&スピーカーなど
ポイント
ストリートカスタムの1種で2000年代初頭に大ブームを起こしました。現在はカスタム済みの中古バイクのタマ数が豊富です。
見た目を重視して、オーディオとスピーカーをつけたり、ライトでデコレーションするなど、とにかく注目度を高めるカスタムが人気です。
ツアラーカスタム
適性車種
ツアラーバイク、250cc以上のミッションバイク全般
カスタム内容
ETC、キャリアボックス(キャリアバック)、ハンドル、マフラーなど
ポイント
高速走行を快適にするために、ETCを装着し、ハンドルは楽なポジションにするなど、実用性や快適性を高めます。
ロングツーリングにも対応できるように、荷物の積載性を高めるキャリアボックスやキャリアバックなどもオススメです。
ボバーカスタム
適性車種
アメリカンバイク、クラシックバイクなど
カスタム内容
マフラー、ハンドル、シート、フェンダー、サスペンションなど
ポイント
ボバーカスタムとは、無駄なものを削ぎ落とすという意味を持ったカスタムです。主にアメリカンバイクのカスタム手法の一つです。
前後フェンダーを切ったり、ローダウン、ローハンドルなどバイクをシンプルでコンパクトにまとめるのがポイントです。
チョッパーカスタム
適性車種
アメリカンバイク
カスタム内容
ハンドル、マフラーなど
ポイント
チョッパーカスタムは広義な意味がありますが、基本的には余計な部品をぶった切る(チョップする)という語源のカスタムスタイルです。
ノーマルパーツの素材を活かして、無駄な部分をカットしたようなカスタムが定番です。
前述のボバーカスタムもチョッパーの1種と呼べます。
ハーレーダビッドソンでは、メーカーからチョッパーカスタム仕様の車種が多数出ています。
オールドスクール
適性車種
アメリカンバイク
カスタム内容
ピーナッツタンク、エイプハンガー、マフラー、フロントフォーク
ポイント
ヴィンテージパーツや復刻パーツを駆使した、一昔前のアメリカンバイクを意識したカスタム。アメリカンバイクの定番カスタムのひとつです。

カスタムの定番はマフラー

マフラー交換はカスタムスタイルを問わず王道のカスタムです。マフラー交換は費用が高額ですが、初心者の方にも最初に行うカスタムとして是非検討してい頂きたいです。

マフラーはカスタムの定番で、特に魅せるカスタムにおいては、どれだけ外装をイジってもマフラーがノーマルだと見た目が冴えません。逆にマフラーのみ社外品に交換した状態でもシンプルで無難なカスタムバイクになります。

バイクは排気音やエンジンフィーリングを楽しむ乗り物なので、社外マフラーに交換すると、劇的な変化を実感できます。社外品のマフラー選びはJMCA公認など、騒音規制に対応した公道走行可能のマフラーを選びましょう

カスタムには流行がある

バイクのカスタムはその時代ごとに流行があります。
過去のバイクのカスタムブームの一例を紹介します。

走り屋系カスタムブーム
時期
80年代後半〜80年代前半
ポイント
当時は高性能のレプリカバイクが流行して、走り屋ブームが起こりました。
カスタムも、派手で注目度が高い走り屋系カスタムが流行しました。
TW200のカスタムブーム
時期
2000年〜
ポイント
テレビドラマのビューティフルライフでキムタクがTW200のカスタムバイクを乗っていた事で、一躍TWのカスタムバイクが大流行しました。
ストリートトラップマフラーやロングスイングアームが定番カスタムです。
ストリート系カスタムの火付け役になった車種です。
ビッグスクーターカスタム
時期
2000年〜
ポイント
ヤマハのマジェスティのヒットを受けてカスタムバイクが大流行しました。シートの張替えやマフラー、オーディオなどラグジュアリーを意識した魅せるカスタムが人気です。
その後、フォルッツァやフュージョンもカスタムベース車として人気を集めました。

ここで紹介したカスタムは現在は流行が過ぎ去って、中古バイク価格も下落しています。一方で、SR400のクラシックカスタムやスーパースポーツなど流行に左右されないカスタムもあります。
カスタムをする時は流行や、カスタムバイクの中古車市場の動向をチェックするとよいでしょう。

まとめ

ノーマルバイクをカスタムするときは、マフラーやブレーキホースなど、シンプルで無難なカスタムから始めるようにしましょう。

一通り定番カスタムが揃ってきたら、外装を塗装したり、ロングフロントフォークやロングスイングアームなど注目度が高いカスタムも視野に入れるとよいでしょう。

バイク初心者は、まずはいかにバイクライフを楽しめるかを意識してください。

カスタムはバイクを楽しく乗る手法の一つで、カスタムがバイクのすべてではありません。カスタムする事で、バイクを所有して乗る事の満足度を高める事に意義があります。

カスタムの方向性が決まらない場合は、カスタムバイク雑誌を見たり、バイク乗りが集まるツーリングスポットや大型パーツ販売店にいって、他の人のカスタムを参考にするとよいでしょう。

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