バイク用品も通販をうまく活用すればお得に購入できる
バイク用品は通販を活用すると、店頭販売では売っていないような社外品や海外品を購入できます。
通販では、一流メーカーの需要よりも、価格を売りした中国産などの安物が人気です。そうした通販で安く売られているバイク用品の信頼度や、通販を活用する注意点・メリットを私の実体験や調査結果をもとに紹介します。
このページの目次です
バイク用品の通販はネットが主流
バイク用品の通販は主に次のものがあります。
- 大手ネット通販サイト(amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)
- バイク専用通販サービス(BikeBrosショッピングなど)
- ヤフオクのストア出品
同じ商品でも、通販サイトによって価格や送料が違うので、複数の通販サイトを比較検討するのがベター。私は、海外製品のパーツが安くて豊富なため、ヤフオクのストア出品をよく利用しています。
バイク用品通販の保証
通販で購入したバイク用の保証は、販売会社や商品ごとによって異なります。大手ネット通販サイトなど、運営母体が大きい通販会社を利用した場合、新品部品を条件に保証で交換してくれる可能性が高いです。特にレビュー機能がある通販サイトは評判を気にするので、クレームや初期不良への対応もしっかり行っています。
ただし、ネット通販は一切保証が無い場合もあります。また、小規模通販サイトではクレーム連絡自体を受け付けてもらえない事もあります。バイク用品の通販を利用する際は、その都度購入する商品の保証有無や、ネットショップの評判や評価をチェックしましょう。
また保証対応してくれたとしても郵送でのやり取りになるので、返品や新しい商品の発送で数日かかります。保証対応の良さは、実店舗での購入に比べて劣ることは注意して下さい。
3流ブランド品が買える
バイク用品の通販では、店頭では売っていないような3流ブランドのバイク用品が購入できます。3流ブランドの大半は中国製で、日本製の純正を真似して作った物や、OEM(製造工程や中身が同じでブランドが異なる事)です。例えばHIDキットは、一流メーカーの商品だと3〜5万円が相場ですが、海外メーカーでは3〜5千円ほどで購入できる商品もあります。
もちろん、3流ブランドは故障リスクが高いですが、価格差を考えると使い捨て感覚で安い3流ブランドを好んで購入する方もいます。また、3流ブランドのみではなく、バッテリーであれば国内大手のユアサの台湾ブランド(台湾YUASA)など、安くて信頼性もそれなりに高いブランドもあります。
もちろん、純正品や信頼の一流メーカーのバイク部品も通販で購入可能です。同じ部品でもメーカーや価格帯など、選択肢が幅広いのが通販の魅力です。
ネット通販のオススメ格安パーツ
私が思う、ネット通販で正規品や販売店よりも大幅に安く買える格安パーツは以下の通りです。
・バッテリー
・HIDキット
・レギュレーター
・ジェネレーター
・タイヤ(一流ブランド含む)
・ブレーキパット
3流メーカーなどの格安品を購入する時は、値段相応の品質だという事を覚悟しておきましょう。私は格安HIDキットを購入しましたが、何度か数ヶ月でバルブ切れが起こり交換した経験があります。ただ、レギュレーターやバッテリーなど電気関連であれば、万が一粗悪品でもバイクに与える影響は軽微なので、私は価格重視で格安品をよく購入しています。
エンジンやブレーキなど、安全性やバイクの耐久性に直接影響を与えるパーツは、なるべく一流ブランドの信頼できる部品を購入した方がよいです。タイヤに関しては、ヤフオクのストア出品で一流メーカーの新品タイヤが格安で売られているので、ブランド品・新品を条件に通販の活用はオススメです。
ネット通販のメリット・デメリット
ネット通販のメリット・デメリットは以下の通りです。
ネット通販のメリット
・価格の安さ
・取り扱い部品の多さ
・店頭に行かなくても買える手軽さ
・レビュー情報がある
ネット通販のデメリット
・商品を見て購入できない
・到着まで数日かかる
・部品の取付を自分やるか、部品持ち込みの取付工賃が安い業者を探す必要がある
・専門家によるアドバイスを受けられない
ネット通販はバイクの部品の知識が豊富な人や、取付作業を自分でできる人に向いています。
価格の安さだけを見ればネット通販の方が全体的に安いですが、安さだけを重視してネット通販を活用するのは危険です。欲しいバイク用品や、価格帯、取付作業の必要、不具合リスクなどを総合的に判断して、通販で購入するか検討しましょう。
なんでも通販で買うのではなく、部品量販店やバイク業者で購入するものと、通販で買うものを使い分けるとよいと思います。
個人売買とネット通販の違い
個人売買とネット通販は、その名前の通り購入先が個人か通販業者かです。私はよくヤフオクを活用しますが、個人出品の個人売買とストア出品で区別して見ています。取引の確実性やクレーム対応はネット通販の方が信頼できます。
ただし、個人売買でもヤフオクで評価が良い出品者を選んで購入すればトラブルリスクは少ないです。中古の外装やカスタムパーツは、ネット通販だけではなく個人売買も選択肢に入れて検討するとよいでしょう。
まとめ
スマートフォンの普及もあり、バイク用品に限らずネット通販の需要は拡大しています。最近では、送料無料や格安対応で発送してくれる大手通販サイトも増えています。バイクの維持費や部品購入費用を安くしたい場合は、ネット通販はオススメです。
私も、過去に何度もネット通販でバイク関連の部品やメンテナンス用品を購入しました。しかし一部では、購入したけど届いて現物を見たらイメージと違った事や、すぐに故障してしまうなど失敗経験もあります。3流メーカーの格安部品を通販で買う時は、まともに使えればラッキーくらいの気持ちをもっておくとよいでしょう。
部品選びや信頼性に不安があれば、多少値段が高くてもネット通販ではなく、部品量販店やバイク業者でスタッフと相談しながら購入しましょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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