バイク乗りのためのスマホカーナビ活用術〜iPhone版〜

私は長年iPhoneユーザーで、MapFun+(マップファンプラス)というスマホナビアプリを愛用していました。しかし、2017年7月31日を持って、MapFun+のサービス終了になり、さまざまな地図アプリを新規インストールして使い勝手を試しました。

MapFun+をはじめ、無料アプリで評判の良かったナビロー(NAVIRO)もサービス終了するなど、iPhoneユーザーは地図アプリ探しで苦労している方も多いのではないでしょうか?

iPhoneユーザーにオススメしたい、スマホナビアプリと、長年スマホナビを愛用してきた私の経験から、バイク運転中にスマホナビアプリを活用するためのコツを紹介します。

私のおすすめバイク用カーナビ

バイク運転中にスマホナビアプリを利用するには、イヤホンによる音声案内を活用して、無料アプリの「YAHOO!カーナビ」を活用するのがオススメです。
有料アプリの人気の「NAVITIME」など多数のナビアプリを試しましたが、バイクとの相性は「YAHOO!カーナビ」が一番でした

画面を見ずにイヤホンで音声案内を聞くのがおすすめ

バイク運転中にスマホナビアプリを利用する場合、「メーター付近にスマホを固定して画面の案内を見ながら運転する方法」と、「音声案内を活用する方法」があります。

私の経験上、メーター付近に設置したとしても、スマホ画面を見ながらバイクを運転するのは危険です。特にフルフェイスのヘルメットを使っている場合は、下部の視界が悪く、画面を確認するたびに顔を下に大きく向ける必要があります。また、ツーリングなど片道1〜2時間以上運転する場合は常時、スマホ画面が付きっぱなしだと電池の消耗が激しいです。

スマホナビアプリは音声案内の精度が高く、事前にある程度の道順を確認しておけば、画面を見なくても道を間違えることはほとんどありません。上着のポケットに入れて、有線のイヤホンを活用したり、Bluetoothの無線イヤホンを利用しましょう。外からの音声も聞き取れるように、片耳タイプのイヤホンにすると安全性も確保できます

どうしても画面を見ながら運転したい場合は、スマホではなく画面が大きいバイク用カーナビがオススメです。画面を見ながら運転する場合でも、必ず音声案内も聞こえる環境を作っておきましょう。

バイク運転中に使えるオススメのスマホナビアプリ

私の経験上、バイク運転時に使うスマホナビアプリに必要なものは次の3つです。

  • 音声案内が分かりやすい
  • バックグランドでの音声案内が可能
  • 無料もしくは値段相応の価値がある

スマホの地図・ナビアプリといえば、「GoogleMap(グーグルマップ)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
しかしGoogleMapは、地図やストリートビュー、公共交通機関でのルート案内などは優れていますが、音声案内のみでナビが分かりにくいです。

私が色々と試した結果のバイク運転中に使えるオススメのスマホナビアプリ情報を紹介します。

YAHOO!カーナビ
オススメ度 ★★★★☆
料金 無料
バックグランド音声案内 対応

私は車でもスマホカーナビを活用する機会があり、長年MapFun+を愛用していたこともあり、YAHOO!カーナビは画面操作が不慣れで使い勝手が悪く感じます。しかし、音声案内が分かりやすく、バックグランド再生にも対応しているので、バイク運転中の利用に最適です

経由地を最大3ヶ所設定できて、ツーリング時でも使いやすいですが、ナビ案内中のリルートができないなど、改善して欲しい点も多数あります。無料でナビの正確性や動作の軽さなど総合的に見て、一番しっくり来るアプリでした

YAHOO!カーナビのダウンロードページ

NAVITIME(ツーリングサポーター)
オススメ度 ★★★☆☆
料金 有料
バックグランド音声案内 非対応

NAVITIMEは車、トラック、総合など複数のカーナビアプリがリリースされています。バイク向けはツーリングサポーターのアプリが用意されています。NAVITIMEカーナビでもツーリングサポーターでも、ナビの精度は変わりありません。

バイクをメインに使用する場合はツーリングサポーターがオススメですが、私個人的にはNAVITIMEカーナビの方が、全体の経路を見渡しやすいなど使い勝手がよく感じました。
NAVITIMEは有料アプリで通常時は月額400円、年一括払い3,500円が必要です。リサーチを行った2017年8月は初回入会キャンペーンを実施していて、月額1,700円で年間登録可能です。

カーナビとしての使い勝手は私が見たアプリの中で一番良かったのですが、バックグランドで作動ができません。一部では、バックグランドの音声案内ができるネット情報がありましたが、問い合わせをしたところ、iPhone・iPadでは現在バックグランドに対応していないと回答ありました。

動作も重たく、電池と通信量の消耗が激しいのがネックです。常時画面を見ながら運転したい方で、充電しながら使用できる方にはオススメです。初回登録で1ヶ月の無料トライアル利用が可能です。

NAVITIME(ツーリングサポーター)のダウンロードページ

ポータブルスマイリングロード
オススメ度 ★★★☆☆
料金 無料
バックグランド音声案内 非対応

損保ジャパン興亜損保で任意保険に加入している方向けの無料アプリで、地図・カーナビ機能はNAVITIMEと同じです。安全運転診断、交通事故時の早期連絡機能が付いてきます。

本来は有料のNAVITIMEと同じ高精度カーナビアプリを無料できるので、損保ジャパン日本興亜に加入している方は、アプリをスマホにインストールしておくことをオススメします。

ポータブルスマイリングロードのダウンロードページ

auカーナビ
オススメ度 ★★★☆☆
料金 有料(月額600円)
バックグランド音声案内 対応

利用にはauIDが必要でスマートパス加入者を含めて、利用には月額600円必要です。年払いの用意もなく、料金設定は割高なのがネックです。私はソフトバンクユーザーのため、インストールしませんでしたが、口コミ情報を見ると情報量が豊富だけど容量が大きく、動作が重い・電池の減りが早いデメリットがあります。

auカーナビのダウンロードページ

MapFun
オススメ度 ★★☆☆☆
料金 有料(月額400円/年一括3,600円))
バックグランド音声案内 対応

私はMapFun+(マップファンプラス)のサービス終了に伴い、一番最初に利用検討したのがMapFunでした。しかしレビュー情報を調べていき、同じ運営会社ですが製作した下請け業者が違い、MapFun+とは全く別物のアプリであることが分かりました。

評価はMapFunよりも悪く、動作が重い、使い勝手が悪い、グラフィックが粗いなど散々な内容です。ブックマーク機能やオフライン地図が目玉機能ですが、無料お試し期間が無いのもネックです。

MapFunのダウンロードページ

GoogleMap
オススメ度 ★★☆☆☆
料金 無料
バックグランド音声案内 対応

地図としての機能や見やすさ、動作の軽さはiOSの地図・ナビアプリでトップクラスです。定番の無料アプリで利用者も多いですが、音声案内の精度が低い点がネックです。スマホにインストールしておくことはオススメしますが、バイク運転中に使用するナビアプリとしては使い勝手が悪いです。

GoogleMapのダウンロードページ

まとめ

スマホアプリを含めて、最新の車用インダッシュ(埋め込み)ナビでも、完璧なルート案内してくれるカーナビはありません。車の場合は、信号待ちなどで簡単にナビ操作ができますが、バイクの場合はグローブを付けているため、メーター周りにカーナビやスマホを固定しても、走行中や信号待ちで操作することは難しいです。

バイクで道が分からない道路を走るときは、事前にルート確認をして、カーナビは音声案内をメインで補助の役割で活用することをオススメします。道に間違えた場合は、一度バイクを安全なところに停めてからルート確認を行いましょう。

最新のバイクは、DCソケットが備え付けで用意されていたり、大容量のスマホ充電用モバイルバッテリーが安く売られているので、スマホ画面を付きっぱなしでもバイクツーリングは可能です。しかし、充電環境があっても電力消費と充電を長時間繰り返すとスマホが熱くなりバッテリーの劣化スピードが早まります。

もちろん、画面を見ながらバイクを運転する行為は危険なので、私はバックグラウンドの音声案内の質を重視しています

ナビの画面グラフィックや操作性は人それぞれ好みがあるので、気になるスマホ地図(ナビ)アプリがあれば、まずは一度試してみて複数のアプリを比べて自分が使いやすいと思えるスマホ地図(ナビ)アプリを選びましょう。私はiOS用アプリでは、現在サービス終了になったMapFun+が一番使いやすいと思っていました。

2017年8月現在ある地図・ナビサービスでは「YAHOO!カーナビ」が一番使い勝手が良かったです。

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