バイクのブレーキランプがつかない時の対処法

バイクのブレーキランプが付かなくなったトラブルが起こると、保安基準不適合になるとともに、後続車から追突される可能性が出て非常に危険な状態です。

ブレーキランプが付かない場合は、安全を最優先して自宅や整備業者までバイクを走らせて、電球交換や配線の不具合の修理を行いましょう。

バイクのブレーキランプが付かなくなった時の対処法をまとめました。

ブレーキランプがつかない時の対処法

バイクのブレーキランプがつかない理由は、電球切れよりも配線の接触不良が多いです。ブレーキランプは乗り手から見えないため、ブレーキランプが付いていない状態で乗り続けてしまう方が多いです。

ブレーキランプが付かないと、特に夜間など、後ろから追突される心配があります。ブレーキランプが付かない時は直ちに修理を行いましょう

出先でブレーキランプが付かなくなってしまった場合は、自宅や修理ができる業者まで細心の注意を払って走行してください。

バイクのブレーキランプが付かない状態での公道走行

ブレーキランプが付かない場合は、原因が故障に限り、手信号による公道走行が認められています。バイクで徐行、減速する時の手信号は左手を斜め下に向けてまっすぐ伸ばします。

ただし、周囲の車が手信号を理解していない可能性が高いので、ブレーキランプが付かない場合は、道路の左側を徐行しながら走るようにしましょう。

なお、ブレーキランプは手信号で対応できますが、尾灯(常時付いているブレーキランプ)が付かない状態での公道走行は、整備不良で違反切符を切られます。

日中は尾灯がついていなくても見逃してもらえる可能性が高いですが、必ず修理するまでは公道を走らせないようにしましょう。

ブレーキランプが付かない場合の修理方法

ブレーキランプが付かない場合の修理は、尾灯が生きている場合、電球切れよりもブレーキレバーやブレーキペダルから来る配線の接触不良の可能性が高いです。電圧テスターなどを活用してブレーキランプまで電圧が正しく来ているか確認しましょう。

電圧テスターは安いものでは千円〜2千円程度で購入でき、電装系全般の点検で活用できます。バイクのメンテナンスを自分で行いたい場合は購入しておいてもいいでしょう。配線が断線している部位が明確であれば、部分修理で問題はありません。

原因が分からない、もしくは確信を得られない場合は、ブレーキランプにつながる配線をまるごと新しく交換しておくと確実です。配線系のトラブルは、カウルを外すなど修理の手間がかかります。作業に不安があれば、整備業者に修理を依頼した方がよいでしょう。

ブレーキランプ周辺を整備した直後などは、配線のカプラーが外れているだけの可能性もあります。ブレーキの配線を簡単に確認できる車種は、カプラーや電球が外れていないか自分で確認してから整備業者に相談するとよいでしょう。

電球切れの場合は、整備業者や部品量販店で適合表を確認しながら電球を購入して交換を行いましょう。ブレーキランプの交換はミッションバイクは比較的簡単に作業できる車種が多いです。スクーターなどの場合は、カウルやメットイン、バッテリーを外さないとブレーキランプの交換ができない場合があります。

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