加入者の年代、バイクの排気量別の任意保険の保険料相場

バイク保険料は、契約者の条件、車種、使用方法、補償内容によって保険料や最安値の保険会社が変わります。実際に加入する保険会社を選ぶ時は、一括見積サービスやオンライン見積等を活用して、複数者の見積りを比較検討してください。

ここでは例として、様々なプランの保険料の相場や、人気が高い通販型3社(チューリッヒ、アクサダイレクト、三井ダイレクト)の保険料の比較を紹介します。

代理店型バイク保険の相場と、通販型バイク保険の見積事例

バイク保険は大きく分けて「代理店型」と「通販型」の2種類があります。代理店型自動車保険よりも通販型保険の方が、リスク細分型の幅広い項目で保険料を算出しているため、各社で条件に応じた保険料の差額が出やすいです。

ここでは、代理店型バイク保険の相場と、通販型バイク保険の見積事例をケース別に紹介していきます。

原付のバイク保険料の相場

原付バイクは、バイク保険のほかにもファミリーバイク特約を活用する方法もあります。ファミリーバイク特約は、人身傷害タイプと自損タイプの2種類のみのため、傷害に対する補償内容が比較するプランと異なる場合があります。

年齢条件や等級に応じた保険料の相場をまとめました。

純新規、全年齢(21歳未満)

等級:6等級新規
年齢条件:全年齢
免許の色:ブルー
年間走行距離:3千km以上5千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:6〜8万円
チューリッヒ:46,410円
アクサダイレクト:38,880円
三井ダイレクト:45,390円
ファミリーバイク特約(自損タイプ):6千円〜1万円
ファミリーバイク特約:人身タイプ):2万5千円〜3万円

純新規、25歳、通勤使用

等級:6等級新規
年齢条件:21歳以上
免許の色:ブルー
年間走行距離:1万km以上
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:5〜7万円
チューリッヒ:103,140円
アクサダイレクト:22,570円
三井ダイレクト:22,780円
ファミリーバイク特約(自損タイプ):6千円〜1万円
ファミリーバイク特約:人身タイプ):2万5千円〜3万円

純新規、35歳、近所の買い物使用

等級:6等級新規
年齢条件:30歳以上
免許の色:ゴールド
年間走行距離:3千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:4〜6万円
チューリッヒ:13,230円
アクサダイレクト:18,090円
三井ダイレクト:22,780円
ファミリーバイク特約(自損タイプ):6千円〜1万円
ファミリーバイク特約:人身タイプ):2万5千円〜3万円

15等級、45歳、近所の買い物使用、人身傷害付き

等級:15等級
年齢条件:30歳以上
免許の色:ゴールド
年間走行距離:3千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害500万円、人身傷害3,000万円(搭乗中のみ)

代理店型保険の相場:3〜5万円
チューリッヒ:原付の人身傷害の取り扱いなし
アクサダイレクト:20,4000円
三井ダイレクト:22,750円
ファミリーバイク特約:人身タイプ):2万5千円〜3万円

125cc越えバイクの保険料の相場

通販型を中心に、250ccクラス、400ccクラス、大型クラスなど、125cc超えのバイクの保険料率を、全て同一にしている保険会社が多いです

代理店型や一部の通販型保険では、料率が変わる事もありますが、125cc超えの条件であれば排気量による保険料の差額はごく僅かです。

125cc超えのバイクの保険相場と見積比較を紹介します。

なお、ファミリーバイク特約は125cc以下の原付バイク専用プランのため、125cc超えのバイクでは利用できません。

純新規、全年齢(21歳未満)

等級:6等級新規
年齢条件:全年齢
免許の色:ブルー
年間走行距離:3千km以上5千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:10〜12万円
チューリッヒ:115,590円
アクサダイレクト:67,320円
三井ダイレクト:81,080円

純新規、25歳、通勤使用

等級:6等級新規
年齢条件:21歳以上
免許の色:ブルー
年間走行距離:1万km以上
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:7〜10万円
チューリッヒ:89,580円
アクサダイレクト:50,430円
三井ダイレクト:38,600円

純新規、35歳、年に数回ツーリング使用

等級:6等級新規
年齢条件:30歳以上
免許の色:ゴールド
年間走行距離:3千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害200万円

代理店型保険の相場:4〜7万円
チューリッヒ:12,930円
アクサダイレクト:20,070円
三井ダイレクト:25,530円

15等級、45歳、年に数回ツーリング使用、人身傷害付き

等級:15等級
年齢条件:30歳以上
免許の色:ゴールド
年間走行距離:3千km以下
補償内容:対人対物無制限、搭乗者傷害500万円、人身傷害3,000万円(搭乗中のみ)

代理店型保険の相場:4〜6万円
チューリッヒ:30,980円
アクサダイレクト:27,980円
三井ダイレクト:35.040円

まとめ

バイク保険料の見積結果を見ると、状況によって各社の対応が異なる事がよくわかります。私はロードサービスなどの面でチューリッヒをオススメしていますが、条件が悪いと代理店型より保険料が高くなるケースもあります。

バイク保険に加入する時は必ず複数の保険会社から見積を取りましょう。

また、通販型バイク保険は各社取り扱いプランが異なります。例えば、現在、三井ダイレクトは車両保険の取り扱いがなく、チューリッヒは原付には人身傷害の設定がありません。

希望する補償内容を事前に決める事や、各保険会社の比較は保険料だけではなく、補償やロードサービスなども考慮するようにしましょう。

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