バイクの購入を決めてから納車までの流れ

バイクの購入は、販売店の店頭在庫を購入しても、そのまま乗って帰る事ができません。納車前に契約・支払いのほか、納車前点検、名義変更(登録)が必要だからです。

また、バイクは購入から納車までに時間が空く事から、その間にキャンセルしたくなる事もあります。バイク購入後のキャンセルは原則不可ですが、販売店の返品保証や好位で応じてもらえる場合もあります。

バイクの購入から納車までの流れと、キャンセルの可否について解説します。

バイクの購入から納車までの流れ

バイクの購入から納車までの流れは以下の通りです。

  1. 購入するバイクの決定、内金の支払いなど仮契約
  2. 契約、必要書類の提出
  3. 代金の支払い
  4. 納車前点検、名義変更(登録)
  5. 納車

キャンセル対応のタイミングも含めて、それぞれ解説します。

内金を支払ってバイクを押さえる

バイクは中古の場合は、同じバイクが1台しかないですし、新車の場合は在庫がなければメーカーから取り寄せしないといけません。購入を決めたら、まずはバイクを押さえる必要があります。

店頭在庫がない新車の場合も、バイクを早めに注文しないと納期が大幅に遅れてしまう場合があります。

商談時に印鑑など契約に必要な物を持っていない場合でも、購入意思を伝えて、内金を払えばバイクを押さえてもらえます。内金は一般的には1万円を支払えば認めてもらえる事が多いです

内金やバイクを押さえる方法は、販売店から案内があるので指示に従って対応しましょう。

契約前であれば、キャンセル可能

内金の支払いやバイクの在庫を押さえるための簡易書類のサインを済ませていても、本契約前であればキャンセル可能です

内金を支払った場合は、基本的に在庫を押さえた期間の損害補償として、返金されない事が多いですが、一声かけると返してもらえる事もあります。

契約前であれば、いかなる理由でもキャンセル可能ですが、販売店の営業マンが食い下がってすぐに対応してもらえない事もあります。
「まだ契約してませんよね?」などと伝えて、強気にキャンセルする意思を伝えましょう。

いよいよ契約する

バイクの購入を決めたら、販売店が用意した契約書(注文書)に署名・捺印をします。契約時には、名義変更に必要な書類も一緒に提出します。

125cc超えのオートバイは購入者の住民票、原付の場合は免許証のコピーが名義変更のための必要書類です。販売業者によっては委任状への署名・捺印で住民票取得など必要書類の発行を代行してもらえる場合もあります。

契約に関しては、販売店から詳しく説明があるので、購入した販売店の案内に応じるようにしましょう。

契約後でもキャンセル可能??

民法上、契約書に署名・捺印した時点で、立場は非常に悪くなります。バイクの購入はクーリングオフの適用もなく、いかなる理由でもキャンセルできないと記載されている事が多いです

契約書の書面上はキャンセルできないように定められていても、販売店がキャンセルに応じてもらえる場合もあります。特に、代金の支払いや名義変更、必要な納車前点検の着手前であれば、キャンセルに応じてくれる可能性が高くなります。

契約後のキャンセルに応じるかは販売店次第です。販売店は、キャンセルを避けたい気持ちもありますが、購入意思がなくなったお客に、無理やりバイクを売りつける事に抵抗を持つ事もあります。

契約をしても、納車に向けての準備が進んでいないほど、キャンセルできる可能性が高いです。契約後にキャンセルしたい場合は、少しでも早く販売店に相談する事が大切です。

代金の支払いや名義変更が済んでいる場合は、一切キャンセルに応じてもらえない事が多いです。

代金は前払いが主流

バイクの購入代金は、契約をしたら全額前払いをしてから、販売店が納車前点検や名義変更(購入者の名義での登録)をするのが一般的です。

私がはじめてバイクを購入した15年前は、代金は全額納車の時で問題ありませんでした。近年は代金の前払いを必須にする販売店が増えてきました。

販売業者によっては、名義変更(登録)前に代金の30〜50%を支払い、残金は納車時に行う事を認めている場合もあります。バイクの購入代金を支払うタイミングについて、事前に販売店に確認をしておきましょう。

車両代金が高額になると、現金ではなく銀行振込での支払いを求められる場合もあります。
ローン購入の場合は、ローン会社から販売店に代金が振り込まれてからではなく、ローンの申し込み書類を提出してローン会社が承認すれば納車が可能になります。

納車前点検・名義変更(登録)

販売店でバイクを購入すると、バイクの納車前点検整備と名義変更(登録)をして、バイクを購入者の名義にします。納車前の点検費用は、バイクの車体代金に含まれています。

名義変更費用は、印紙代や重量税、自賠責保険費用と販売店の手数料が注文書(契約書)に記載されています。新車の場合は、納車前の整備はありませんが、ETCなどオプションの取り付けを行います。

納車前点検と名義変更(登録)が完了すれば、納車可能になります。

購入から納車までの納期

購入から納車までの納期は、購入したバイクが販売店の在庫車両なのか、注文車両なのかによって異なります。

中古車や店頭展示していた新車であれば、納車までの日程は短いです。
購入を決めて、その日のうちに契約、名義変更等必要書類の提出を行い、翌日車体の点検整備と登録(名義変更)を行えば、購入した翌日の午後には納車可能です。しかし最短スケジュールで話が進む事は少なく、在庫車両でも余裕を持って購入から1週間前後を納車日にする業者が多いです。

在庫ではなく注文になる新車バイクは、バイクが販売店に届くまでの納期によって、納車日が決まります。
メーカー在庫がある新車であれば、注文から3日〜7日程度で販売店に届けられます。メーカー在庫がある新車の納期は購入を決めてから1週間や2週間ほどです。
受注生産や逆輸入車の注文購入などは納車まで数ヵ月かかる事もあります。

購入したバイクのキャンセル

前述のバイクの購入から納車までの流れでも紹介していますが、購入したバイクのキャンセル可能時期は契約前です。契約書(注文書)に署名・捺印をすると、法律上キャンセルするのが難しくなります。

しかし、販売店によっては早い段階でキャンセルを申し入れると、渋られながらも応じてもらえる場合があります。

バイクはクーリングオフできない

訪問販売や特定商品ではクーリングオフといって、購入(契約)してから8日以内であれば、クーリングオフの申し入れをする事で無条件に契約解除できる制度があります。
しかし、バイクはクーリングオフの対象ではないので、購入者の都合のみでは原則キャンセルできません。

販売店がキャンセルに応じてない場合でも、強引なセールスで無理やり契約させられるなど、販売業者側の落ち度があれば、キャンセルできる方法があるかもしれません。

キャンセルや強引なセールスを巡るトラブルは、早めに国民生活センターなどの第三者機関に相談するとよいでしょう。

・国民生活センター
URL:http://www.kokusen.go.jp/
電話番号:188(局番なし)

バイク王の返品保証サービス

バイクは通常購入後のキャンセルはできませんが、販売店が独自に返品保証サービスを付けている場合があります。返品保証の代表サービスが、バイク買取最大手のバイク王の中古バイク販売です。

バイク王は販売する中古バイク全車両を対象に、納車から7日以内であればいつでも返品可能です。ただし、返品して戻ってくるお金は車両本体価格のみで、諸費用の返金はありません。
(参考URL:https://www.8190.jp/wish/ds/support.html)

バイク王であれば、事故修復車で納車してみたらまっすぐ走らないなどといった不具合の心配もなく、安心して中古バイクを購入できます。

中古バイクの購入は返品保証や、鑑定付きなど信頼性も重視して選ぶとよいでしょう。

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