乗って楽しいバイク特集
バイク購入を検討しているけど、どういった車種にすればいいか分からない人のために、乗って楽しいバイクの車種を紹介します。
「乗って楽しいバイク」とは、人によって捉え方が異なりますが、私が乗って楽しいと思うバイクについて、特徴と楽しいと思える理由を紹介します。
このページの目次です
乗って楽しいバイク10選
私が思う「乗って楽しいバイク」とは、実働域で扱いやすく、手軽にバイクのポテンシャルを発揮できる事が条件です。
私はスーパースポーツに分類される、GSX-R750を乗っていた事があります。ハイパワーに高いコーナリング性能を持つ素晴らしいバイクで、サーキットを走ると、他の趣味では味わえないような快感がありました。
しかし、街中ではパワーを扱いきれず、窮屈で乗りにくさも感じました。
乗って楽しいバイクは、性能やスペックではなく、使用する場面でフィーリングが良いバイクだと思います。
私が厳選した、乗って楽しいバイクを紹介します。
①スズキ・GSR400ABS
GSR400は2006年に発売されたスズキのスポーツネイキッドです。
GSX-R600のエンジンをベースに、アルミ製のツインスパータイプのメインフレームを合わせ、パワー・剛性ともに400ccクラストップレベルです。
さらにリッターバイクと同等のワイドラジアルタイヤを装着し、その気になれば峠やサーキットでも活躍する戦闘力の高い1台です。
スポーツネイキッドとしてアップハンドルを組み合わせ、ロングツーリングにも適正が高いです。
同クラスの中では中低速のトルクが弱く、街乗りでは若干扱いにくさがありますが、趣味で使うバイクとしては総合力が非常に高いです。
②ヤマハ・トリシティ125/155
2014年9月に発売された、前二輪、後一輪タイプの3輪バイクです。
二輪車を上回る安定感がありながら、後ろ二輪のバイクを超える取り回しの良さがあります。前二輪なのでフロントマスクのインパクトも大きく、125ccクラスのなかでも存在感はトップクラスです。
決して話題作りではなく、実用性や乗る楽しさを意識して作られたヤマハの傑作バイクです。
→参考:ヤマハ TRICITY125の特徴と買う・売る時のポイント
③ホンダ・NSR250
2ストレプリカの定番車種です。現在は廃盤車種で中古バイク市場ではプレミア価格で流通しています。購入費用は高くても、状態を維持できれば売る時にも高値が付く事を期待できます。
NSR250の魅力は、パワーバンドに入った時の圧倒的パワーです。2スト高回転型のエンジンのため、中低速のトルクは非常に弱いですが、パワーバンドに入った途端に一気にエンジンが回るフィーリングは4ストでは味わえません。
車体も軽くコーナリング性能も高いです。
ライバル車種では、ヤマハのTZR250やスズキのRGV-250(ガンマ)などがあります。
④トライアンフ・ストリートトリプル
675cc直列3気筒エンジンを搭載した、個性的なバイクです。
他のメーカーとは大きく違うエンジンサウンドと、中低速から力強いトルクがある乗り味が魅力です。
スポーツ性能も非常に高く、ツーリングからサーキットまで楽しめます。
ほかのバイクでは物足りなくなったベテランライダーから定評があり、ユーザー満足度が高い1台です。
→参考:TRIUMPH Speed Tripleの特徴と買う・売る時のポイント
⑤ハーレーダビッドソン・883R
883Rはハーレーの中では排気量が軽く扱いやすいです。足付き性もあり、ハーレー・ダビッドソンの中では比較的車両価格が安くメンテナンスも楽なエントリーモデルです。
乗ってみれば、国産アメリカンとは一味違う重厚なエンジンフィーリングを楽しめます。
ツーリングに特化したバイクになりますが、市街地、高速走行、峠まで幅広いシーンで活躍できます。
→参考:ハーレーダビッドソン XL883Rの特徴と買う・売る時のポイント
⑥ヤマハ・セロー
セローは、オフロードバイクのロングセラーモデルです。
競技向けのガチガチな設定ではなく、扱いやすさを重視したマイルドな設定で、街乗りやツーリングとしての需要も高いです。
林道やオフロードコースでも、しっかりした悪路走破性能を誇っているため、奥が深さもセローの魅力です。
⑦カワサキ・D-トラッカー
D-トラッカーはモタードバイクのパイオニア的存在のバイクです。
250ccクラスのオフロードバイクで実績があるKLX250をベースにギア比やタイヤ、足回りを変更して作られた車種のため、フレームや足回りはしっかりしています。
街乗りの適正が高く、オンロードタイヤなので乗り心地も良いです。
練習すれば、アクセルターン・ブレーキターンやモタード走行も可能で、素人からベテランライダーまで幅広い方から人気があります。
⑧KSR110
KSR110はコンパクトな車体に、倒立フォークを組み合わせたミニバイクです。ホイールベースが短く、取り回しの良さは現行車トップレベルです。
バーハンドルでポジションも楽で、街中でもコーナーを安全に楽しく駆け抜ける事ができます。
廃盤になったKSRー2(2ストモデル)やミニスーパーモタードのコンセプトのKSR-PROもオススメです。
⑨ホンダ・グロム
グロムは小さい車体に倒立フォークや前後ディスクブレーキなど本格的な装備を施したホンダの4ミニバイクです。
すでにミニバイクレースで使用されている実績も豊富で、原付2種バイクの中ではトップレベルのコーナリング性能を誇ります。
ホイールベースを短くしつつ、車体はガッチリした作りなので中速域での安定感も高く、ある程度長い距離も快適に走れます。
通勤や街乗りの需要も高く、今後はカスタムベースとしての需要も高まりそうです。
→参考:ホンダ GROM(グロム)の特徴や買う・売る時のポイント
⑩リトルカブ
リトルカブはオシャレで小回りの良さを意識した原付ミッションバイクです。
スーパーカブ50よりもホイールが3インチ小さくなっていて、小回りもよくオシャレでコンパクトな外観で若い女性からの人気も高いです。
クラッチレバーがなく、足ペダルだけのミッションバイクで、街中を楽しく走る事ができます。
カブシリーズだけあって、燃費性能も非常に高く、実用性と楽しさを兼ね備えた定番の原付バイクです。
まとめ
ここで紹介している乗って楽しいバイクは、ほんの一例です。現行だけでなく廃盤モデルを含めると、オススメしたいバイクは数え切れないほどあります。
私が思う、乗って楽しいバイクは、乗り味だけではなく、外観を含めて自分がどれだけ惚れ込めるかが重要す。バイクは自分の愛車に惚れ込まないと、どんなバイクに乗っても楽しくありません。
多少の乗りづらさがあっても、外観が好きでれば多少の事は目を潰れるでしょう。
乗って楽しいバイク10選は、この中から選んで欲しいバイクを選んでもらう目的で紹介していません。
あなたに取って、ベストなバイクの車種を探すヒントになってもらえれば幸いです。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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