バイク購入前に知っておきたい免許とバイクの種類
バイクに乗りたい理由は「ツーリングに行きたい」「日常の足がほしい」「サーキットを走りたい」など人それぞれです。こういった目的によって適したバイクが変わりますし、そのバイクによって免許も変わります。
ここでは、バイクを購入する前に知っておきたい、バイクの免許の種類や、バイクのタイプと選び方を紹介します。
バイクの免許の種類
バイクの排気量によって免許の種類が、原付、小型限定、普通二輪、大型二輪と分かれています。
さらに原付き以外の免許にはAT限定(スクーターのみ)があります。
免許によって取得できる年齢も変わりますので、自分が乗りたいバイクはどんな免許が必要なのかを知っておきましょう。
原動機付自動車免許
いわゆる原付免許です。搭載するエンジンの総排気量が50cc以下の2輪車にのみ乗ることができます。取得は16歳から可能で、学科試験のみで取得が可能です(実技講習がある都道府県もある)。普通免許(小型特殊免許を除く)でも運転することが可能です。
二輪免許
総排気量125cc以下の原付二輪に乗れる「普通二輪小型限定」、400cc以下に乗れる「普通二輪」、排気量制限のない「大型二輪」の3種類の区分があります。
いずれの場合も免許取得には、実技試験と学科試験を通過する必要があります。取得年齢は大型二輪のみが満18才以上となります。
オートマチック限定免許
上記の二輪免許それぞれにオートマ(AT)車限定免許があります。ただし、AT限定の大型免許は、運転できる排気量に制限(650ccまで)があるので注意が必要です。
取得年齢は二輪免許と同じで、大型免許のみが満18才以上となります。
バイクの種類(タイプ)
バイクにはおおまかに次のような種類(タイプ)のバイクが有ります。
バイクを利用する目的からもバイクのタイプを選ぶことができますよ。
ネイキッド
カウル付きのバイクにたいしてネイキッド(裸)と呼ばれます。最もスタンダードなスタイルで、世界中の様々なメーカーのモデルから選べます。
フルカウルスポーツ
もともとはレーサーをそのまま市販化したような超高性能レプリカモデルが主流でしたが、現在はスタイル先行で開発されたモデルも有ります。
●詳細は→「スーパースポーツ」バイクの特徴やメリット・デメリット
クルーザー
ハーレーに代表されるロー&ロングスタイルは、ゆったりとしたライディングポジションが特徴です。400cc以上のエンジンを積んだモデルが多いです。
●詳細は→「アメリカン」バイクの特徴やメリット・デメリット
●詳細は→「ツアラー」バイクの特徴やメリット・デメリット
オフロード
内外前後サスペンションや高いシート、軽量なボディーは、未舗装の路面を走るために必然の装備です。タイヤはブロックパターンを採用しています。
スクーター
シート高が低く、さらにシート下にラゲッジスペースを持っていることから、日常の足としての人気があります。AT免許で乗ることができます。
アドベンチャー
ここ数年、人気上昇中のカテゴリーです。長いサスペンションと、走行風からライダーを守るスクリーンを持ち、世界中を旅するライダーに好まれています。
●詳細は→「デュアルパーパス(アドベンチャー)」バイクの特徴やメリット・デメリット

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
こちらの記事もあわせてどうぞ
- バイクを購入する時に気をつける5つのこと
- バイクを購入する際には、次の5点に注意するようにしましょう。
バイクを購入する時に気をつける5つのこと - バイクを持つ
- 「バイクを持つ」では、バイクの購入方法、メンテナンス、保管方法、税金・保険・車検などの維持費について紹介しています。
バイクを持つ - バイクの最新ニュース
- バイクの新型モデル情報、バイクグッズや法律動向などバイクに関わるバイク業界関連情報、バイクレース情報の最新ニュースを紹介しています。
バイクの最新ニュース - メーカーごとのバイク車種一覧とその特徴
- メーカーごとにバイクの車種の特徴や、販売金額、売却予想金額などをまとめました。
メーカーごとのバイク車種一覧とその特徴 - バイクを売るコツ
- バイクを売るコツをつかめば、早く売る、高く売る、簡単に売るなど自分の希望に応じた売り方を選ぶことができます。
「バイクを売るコツ」はこちら