バイク購入時によくあるQ&A
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Q1.通信販売でバイクを買う場合に注意するポイントは?
通信販売を行う業者は増えてきていますが、写真やメールで詳細情報をやりとりするだけになってしまいがちです。すると、車両の状態など程度がわかりづらいというデメリットが有ります。
また、購入後のアフターフォローも期待できません。さらに送料などの手数料が増えてしまうこともあります。
購入前に販売店にきちんと問い合わせて、様々な条件を確認するようにしましょう。バイクは通信販売でもクーリングオフの対象外になります。
Q2.駐車場が確保出来ていない場合にはどうすればいい?
バイクは車庫証明が必要な車と違い、駐車スペースを確保せずに購入できます。
しかしながら、駐車禁止区域外に駐車することは違法行為になります。また盗難も心配です。
自宅やアパートに駐輪場がない場合は、駐輪場検索サービスや、販売店の預かりサービスを活用してみてください。
Q3.初めての中古バイク選びで注意するポイントは?
中古バイクの状態に同じものはありません。そのため、同じ車種であってもバイクの状態によって金額が異なります。
外見だけが全てではありませんが、外観チェックがバイクの状態を見極める一つの方法になります。
自動車公正取引協議会に加入している販売店では、プライスカードに加えて品質評価書も車両についています。それを元にバイクの状態を確認できます。
Q4.中古車の試乗はできないの?
バイクには店頭というリスクがつきまといます。また、バイク自体も一時抹消している状態のものが多いので、中古車の市場はまずできないと思っておいたほうがよいでしょう。
ただし、事前にお願いしておけばエンジンの始動だけはできる販売店も多いようです。後々のトラブルを避ける意味でも、せめてエンジン始動で調子を見極めておきたいですね。
Q5.お店選びのポイントは?
中古車はたとえ見た目が良くても、乗ったらトラブルが出たということが起こりえます。そのため、多くの中古車販売店では、納車後○km無料点検サービスや、○ヶ月補償サービスといったアフターフォローの充実に力を入れています。
逆にそういった保証を行わずに、非常に安い値段で販売している店舗もあります。どちらも一長一短ありますので、自分に合った方を選んでみてください。
Q6.プライスカードとは?
プライスカードに表示される価格には、現金販売価格と現金支払総額の2つがあります。どちらを選ぶかは販売店次第で決まり、値段の横に「現金販売価格」もしくは「現金支払総額」と表記されています。
どちらが表記されているかで、いくら支払うかが異なりますので注意して下さい。
Q7.品質評価書とは?
自動車公正取引協議会の会員が販売する車両には、プライスカードに加えて、品質評価書がついています。
この品質評価書には、車両の各部(エンジン、足回り、伝記・保安、車体、外装)の状態が4段階評価(良好、要調整、要加修、要分解・交換)で明記されており、ユーザーでも簡単に状態が把握できるようになっています。
Q8.現状販売の意味は?
現状販売とは、展示してある状態で販売しますという意味です。納車前の整備や、納車後の保証は含まれていませんという意味でもあります。
そのため、比較的購入価格が安くなりますが、購入後に修理や整備が必要な場合には別途費用がかかります。購入する場合には、車両の不具合などがないかよくチェックするようにしましょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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