バイクを買う時にはバイクのここをチェック。
気に入ったバイクショップとバイクが決まったら、購入する前に、バイク本体をしっかりチェックしましょう。電装やエンジン関係はプロでないとわからないことも多いですが、目に見える箇所は、素人でもチェックできるところもあります。
ここではバイクのチェックポイントを紹介していますので、特に中古車を購入する場合には参考にして見て下さい。
①メーター・ハンドル
オドメーター(走行距離計)が示す距離と、車体の消耗具合に乖離がある場合は、メーター交換の可能性があります。また、バイクが事故などを起こした場合には、ハンドルのバーエンドに何らかの跡が残っています。
②ウインカー、ランプ、バッテリー
ウインカー類は電球が切れていないかを確認します。また内部に水が溜まっていないかもチェックしましょう。バッテリーは電圧や液漏れ、交換された時期などを確認します。
③ブレーキやクラッチのワイヤー・レバー
ブレーキやクラッチにワイヤーを使っている場合には、レバーを握った際の動きもチェックしましょう。また、レバーなどの曲がりは転倒した跡かも知れないので注意して下さい。
④エンジン
エンジンを始動させて貰える場合には、エンジンのイオン、オイル漏れ、エキマニの付け根からの排気漏れなどをチェックしましょう。
⑤シート
実際にまたがってみて、ヘタリ具合をチェックします。さらにシートの裏側やシート下に装備されている工具や整備費などもあわせてチェックしたいですね。
⑥チェーン
ドライブチェーンは、長期間使うと伸びてきてしまいます。チェーンの伸びとあわせて、スプロケット側の減り具合もチェックするようにしましょう。
⑦マフラー
アフターパーツを装着した状態で販売されていることもあります。それが希望のパーツだったらラッキーですね。
⑧サスペンション
試乗できる場合には、実際に乗ってヘタリ具体をチェックしたいですね。試乗できない場合は、各部のオイル滲みやサビ、キズをチェックしておきましょう。
⑨ブレーキパット
ブレーキパッドの厚みが2mmを切っていたら交換時期です。ブレーキパッドの交換は、提示された車両価格に含まれるか確認しておきましょう。
⑩タイヤ
タイヤは5,000km~10,000km程度の走行距離、または3年程度が交換の目安です。溝が残っている場合でも、表面が硬化していたら交換の必要がある場合があります。
⑪カウル(スクーター等の場合)
スクーターやスーパースポーツはキズをチェックしましょう。またパネルによってカウルの痛み具合が違っていたら、何らかの理由で交換されている可能性があります。
⑫ラゲッジ(スクーターの場合)
スクーターのシート下のラゲッジスペースは、荷物もたくさん入って便利ですが、その分手荒に扱われていた形跡が残っている場合もあります。チェックしておきましょう。

この記事を書いたのはライターのブルさん。
ベテランライダー。大型バイクから原二スクーターまで5台のバイクを乗り継いできた経験だけでなく、数々のツーリング経験、サーキット経験などバイクに関する豊富な経験を持つ。自動車業界に勤めていた経験もあり。
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