乗らなくなったバイクの放置はおすすめできない。

バイクというのは、突然乗る機会がなくなってしまう事が多々あります。

仕事やプライベートなどといった環境の変化や、バイクに対する情熱がなくなってしまったり、ちょっとした故障や消耗品の寿命などをきっかけに修理をする事に腰が重くなってしまうなど様々な理由があるかと思います。

特に日常生活の足で車や電車・自転車など代用手段がある場合、バイクはちょっとした事がきっかけで乗らずに放置してしまいがちです。
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一時的に乗らなくなっても、再びバイクに乗ろうと考えて保管をする人も多いですが、その多くは最初のうちこそ定期的にエンジンをかけたり洗車やオイルアップなどの手入れを行います。

しかし、だんだんこういったメンテナンスも時間と共におろそかになってしまい、最終的に放置してしまうケースが多いです。

乗らなくなったバイクを放置するデメリット

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査定価格が落ちる

経年劣化とともに例え良い状態で保管していたとしても、新車からの年数の経過とともに一般的にはバイクの価値は下がっていきます

維持費がかかる

バイクを放置していても、何も手続きをしなければ、自賠責保険や重量税などの納付済みの諸経費が無駄となってしまいます
しっかり申請をすれば月割で還付を受ける事もできますが、バイクを放置させてしまう方の多くは維持費を考えずに無駄にしてしまっています。

この他にも任意保険や自動車税などがあります。仮に車検が切れているバイクでも、ナンバーを所有している状態であれば毎年納税義務が発生します。

バイクの状態が悪化する

バイクは車に比べても放置に弱いです。
チェーンやサスペンションなどの主要な部品から細かい部品まで簡単にサビてしまいます。

更に、ガソリンは放置すると気化し使い物にはならなくなり、キャブ車の場合は長く乗らないと、誇りが溜まり吸気の調子が悪くなります。

バッテリーも放置すると上がってしまい放置期間が長いと充電しても復活しなくなります。
タイヤの山があっても、放置するとゴムが劣化して使い物にならなくなり、ブレーキも固着してオーバーホールが必要になります。

まとめ

このようにバイクを放置すると、消耗品から主要な部品まで幅広く深刻なダメージを受けてしまいます。乗らなくなったバイクを放置するというのは、非常にデメリットが大きいです

乗りたくなった時にまた乗ろうと思ってもお金がかかるケースも多く、放置するのであれば一度売却してしまって、乗りたくなったら再び購入した方が経済的になるケースも多いです。

(参考)おすすめのバイク売却方法はこれ!

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